新幹線総合車両センターとは、JR東日本の車両基地である。仙台新幹線総合車両センターとも呼ばれる。
概要
宮城県仙台市と多賀城市にまたがる車両基地で、JR西日本の博多総合車両所・JR九州の熊本総合車両所と同じ車両の留置と検査を行う施設である。落成間もないフル規格および一部ミニ規格の新幹線車両は、同所最寄りの仙台港にて水切りののち陸送にて同所に搬入される。
JR東日本の新幹線車両の全般検査は、全て同所において行う事となっており、東北新幹線での運用がないE4系やE2系も全般検査の為にセンターまで回送されている(交番検査や仕業検査は各地で行われている)。
車両基地としては東北新幹線を走行するフル規格車両・試験車および事業用車両が所属しており、所属両数は2017年6月時点において597両。それ以外の車両(ミニ新幹線など)は各地のセンター(新潟・長野・山形・秋田)に所属している。
通常は入る事ができないが、年に1度の開放日の他に、見学ツアーが組まれる事もある。
一般最寄り駅は東北本線利府駅である。 なお、略号は「仙セン」だがかつての名称が仙台総合車両所だった事もあり博多総合車両所の「博総」に倣い「仙総」と略される事もある。2019年の組織改正以後は「幹セシ」。
E5系の増備により、E2系は順次新潟新幹線車両センターへ転配または廃車されている。また、E4系はE1系同様順次退役となった。
E6系(S12編成)は秋田車両センターに転属された。
なお、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の影響で一時的にセンターに車両を回送出来ない状況になっていた。
所属車両(2024年4月時点)
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