月刊マガジンZとは、かつて講談社から発行されていた月刊漫画誌である。(1999-2009)
概要
紙面はマニアックかつ実験的であり、少数の有名漫画家の作品を軸としてその周りを実験的な作品、新人の読切・短期連載作品が固める、という体制を取っていた。既存のアニメ・特撮・ゲームのコミカライズは多かったが、マガジンZを発祥として一般的な認知度を得たオリジナル作品は少ない。
また、休載の頻度が非常に高かったことも特徴として挙げられる。「ダーククリムゾン」「ワイルドアームズ」など、休載したまま打ち切りとなった作品も多 い。休載が多いことに加えて連載作品の平均寿命は短く、十年強の歴史の中でも本誌存命中に単行本が10冊以上に達したのは「マジカノ」「仮面ライダーSPIRITS」「薬師寺涼子の怪奇事件簿」のみである。
同じ講談社から出ていたコミックボンボンがマニアックであるなりにコアな読者を獲得していたのに対し、マガジンZについてはどの層に需要があったのか不明である。コミックボンボンの懐古スレは今尚散見されるがマガジンZの懐古スレは全く見掛けない。
主な連載作品
超星神グランセイザー (西川伸司)
ぷぎゅる (コンノトヒロ)
仮面ライダーSPIRITS (村枝賢一)
ウルトラマンSTORY 0 (真船一雄)
のちにJコミで復刊した連載作品
アベノ橋魔法☆商店街 (出口竜正)
関連動画
関連項目
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