柊蓮司とは、F.E.A.R製のTRPGナイトウィザードと、その関連作品に登場する下がる男である。
プレイヤーはクレバー矢野こと矢野俊策。声優は矢薙直樹が担当している。アニメ版にもレギュラーキャラクターとして登場。
概要
元はナイトウィザード・リプレイ「星を継ぐもの」に登場したPCの一人。私立輝明学園に通う高校生。世界の危機と戦う特殊能力者「ウィザード」であり、クラスは魔剣使い。
実は当時はPC3(やや脇役)担当であった。
元々は不良という設定だが、幼馴染の赤羽くれはには頭が上がらない。
下がる男と、柊力
ウィザードとして戦闘経験を持ち、後輩を導く頼れる先輩肌……といったキャラクターのはずだったが、セッション中に「うっかりGMに学年を間違えられて、学年が下がる」と言う事態が勃発しネタになる。
これが持ちネタになり、シリーズ人気キャラクターとして様々な作品に登場し、度重なる受難、及び「下がる災難」に見舞われ続けている。時にはTRPGの壁を飛び越え、他のTRPG作品にまで出張する事もある。
なお、この下がる現象は、柊の持つ「柊力(ひいらぎちから)」と呼ばれる不思議な力による現象であり、これは万物を下げる力がある…というネタのリプレイまで出た。
平行世界には様々な柊がおり、それぞれが柊力を持っているが、特筆して柊蓮司の持つ柊力は強大であるらしい。
関連して、柊のプレイヤーを勤める矢野俊策も「下がる」ネタでからかわれる事が多い。
その活躍
シリーズ屈指の不幸体質いじられキャラであるが、本人は「自分が不幸だとは思って居ない」と述懐している。(災難が好きなわけではないが)
また、主演作が多いおかげで、これまでに世界の危機級の大事件から何度も世界を救っており、魔王を何体も倒した正真正銘のヒーローだったりする。決めるところでは決めてくれる為カッコいい所ではカッコいい。しかし次の作品で突如としてレベルが下がる事も度々である為油断は出来ない。
ステータスとしてはかなりの攻撃特化で防御は捨てており、いわゆる紙。一時期防御力の高い装備を買おうと言う話も出たのだが、結局は変わりに回復アイテムが購入された。
世界の守護者アンゼロットからは重用、もとい便利に徴用されており、世界の危機が発生したら通学路で拉致られるのが定番のパターンで、こうなるとどう抵抗しようが柊に拒否権は無い。(=「アンゼロット:ハイかYESで答えてください」)
こうした様々な世界への出張を含むウィザードとしての(突発的に発生して、なおかつ拒否権の無い)仕事の影響で学校の単位が足りない事を嘆く場面が多く、卒業が危ぶまれていたが、アニメにおいて、無事高校を卒業した事が語られた。よかったね。
単位が足りない時期は、「不良」の癖に、学校に行きたがっていたため、どこが不良なのか疑問視されていた。(素行が悪い「不良」ではなく、出来が悪い方の「不良」ではないか、との説(提唱者:アンゼロット)が唱えられた事もある)
なお、その後もウィザードとして活躍を続けており、単位の心配が無くなったことから、現在では積極的に依頼をこなしている模様。
しかし、柊が学校を卒業したと言う話はウィザード社会では全く信じられておらず、都市伝説のような扱いを受けていると言う……。
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関連項目
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