歌川国虎とは江戸時代後期の浮世絵師である。号は一竜斎。別名前田久米蔵(または繁蔵)。
概要
生没年不詳。一説では寛政年間末(1789~1801年頃)に生まれ、安政年間(1854~1860年頃)に死去したとされている。
歌川豊国の門下に入り、師の代筆を務めるほどの才を持っていた。また生涯独身で自宅を持たず、知人の家を転々としていたという。その生涯に不明な部分が多く、作品も余り残っていないが、西洋画に影響を受けた独自の画風を確立しており、『近江八景』『羅得島湊紅毛舩入津之図』(ロードス島の巨像を描いた作品)などにその片鱗が伺える。
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関連項目
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