滅音モコとは、2010年6月5日に株式会社ゲームフリークによって発売されたVOCALOIDである。
概要
ゲームソフト開発会社として有名なゲームフリークが、VOCALOID制作会社であるクリプトン・フューチャー・メディアに対抗するために、万を持して発売したVOCALOID。
サンプリングボイスの担当は、ニコニコ動画における動画投稿者であるもこう氏(無職大学生)。
キャッチコピーは、『3ターン後、あなたはもう死んでいる』
ゲーフリのVOCALOID市場進出として期待をされていたが、以下に示す問題点により発売開始6時間で生産中止に追い込まれてしまった。
問題点
・漢字が読めない
漢字で音声を入力した場合、初歩的な漢字、語句の訓読、音読の読み間違えを頻発し(昇って→しょうって、飽和→あきわ など)、その漢字識別能力は小学生レベルと評される。
この漢字識別能力はゆっくりボイスとして有名であり、無料で配布されているSoftalkにも劣る。
・指示に従わない
ユーザーが入力した内容と違うことを突然歌い出す。(いきなりレロレロと言い出したりなど)
VOCALOID自身が知能を持っているとも考えられたが、真剣に音楽を作ろうとしているユーザーにとっては不愉快なこと極まりないだろう。
・ハード自体の不具合
製品のCD-ROMに、大量の白い粉が付着しているといった苦情が多くゲームフリークに寄せられている。
CD制作の段階で付着したと思われるが、原因は不明である。
・滑舌が悪い
一部何を言っているのかわからない。
・鼻が詰まっている
聞き苦しい。
・そもそも歌声が美しくない
VOCALOIDにとっては致命的である。
ゲームフリークはこれらの欠点を克服しようと、今までのVOCALOIDと違い、音声の他に滅音モコ自身に自社の看板キャラクターであるポケモンの鳴き声を出してもらう機能というものを装備させたが、評判は芳しくなく生産中止に追い込まれた。
関連動画
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関連項目
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