福男(ふくおとこ)とは、福を持っているとされる男性である。
曖昧さ回避
- 人名。日本では「ふくお」と読むことが多い。
また、朝鮮語圏でも「福男」は人名として使われている。例えば、1597年の慶長の役では朝鮮側から李福男(り-ふくだん/イ-ボクナム)という武官が参戦し、討ち死にしている。 - テレビ番組「鉄腕DASH」では、TOKIOが新男米とチヨニシキをかけ合わせて作ったコメの品種に「ふくおとこ」と名づけている。おそらく名前の由来は「福島+男米」。
概要
最も有名なのは、戎(えびす)神社の総本山とされる兵庫県・西宮神社の「開門神事福男選び」。1月10日に表大門から参道を人々が駆け抜け、本殿に1着~3着で到着して神主に抱き着いた男性が「福男」と呼ばれる。女性が到着した場合は「福女」となるが、前例はない。大正時代~昭和初期の辺りから慣習として行われるようになっていった。
他の地域の神社での開催例もあるが、始まったのは平成に入ってからである。
神社以外でも、年初めの競争で1位になった人を「福○○」とするイベントもある。
関連動画
関連項目
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