空白の6年間の真実とは、赤木しげるが13歳から19歳までの間に経験した出来事である。
概要
市川との死闘の後、アカギは以後6年間の間裏社会から姿を消すことになるが、その間の彼は一体どのような人生を送っていたのかは未だに明かされていない。
一応、アカギが「(3%以下の確率を当てれる程の直感力がなければ)とても生き残れなかった」と語っているため、この間も数々の修羅場を潜り抜けてきたことだけは確かなようだが、あくまでも憶測に過ぎないため、やはり明確に断言できる記録や資料は残されていない。
……というのも、つい先日までの話。
2009年6月中旬頃、市川戦後~浦辺戦前と思われるアカギの私生活を記録した数多くの映像記録が日本の某有名動画サイトに投稿されていたことが発覚したことをきっかけに、この空白の期間に起きた出来事が徐々に明らかになってきている。
なお、上記の映像資料には、アカギがペットとして飼い始めたカッパのしつけに悪戦苦闘している姿や、高校生活をエンジョイしている姿など、一般的に定着しているアカギのイメージ像からはまず想像できないような光景も数多く記録されている。
しかもいくつかの記録を見ると、アカギが麻雀を知らなかったり、壮年になってから戦った東西戦のメンバーを知っていたり、アカギの死亡年月日以後に撮影されたことが確実な動画が確認されている。以上の点から、アカギが時空の狭間に落ち、さまざまな時代に出現していた可能性も真面目に議論されている。間接的な証拠として、アカギは常に台風や雲に覆われて登場する点が指摘されている。
いずれにしてもこれらの記録は、赤木しげるという人間のより正確な人物像を明らかにするための貴重な資料となりうることは間違いないであろう。
民明書房刊
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