1の概要
言葉として確立させたのはコラムニストの深澤真紀だとされる。
『日経ビジネス オンライン』で連載していた『U35男子マーケティング図鑑』が初出とされる。
なお、対義語としての肉食系女子も同氏の作で、いずれもビジネス用語に分類される。
マーケティングターゲットとしての2-30代男性を分類する上で、家庭的で優しいが、
恋愛にガツガツしない消費者群を、このように呼ぶ。
なお、動物としての霊長類は草食である事が多く、雑食、肉食の霊長類は珍しい方。
2の概要
どうやら2の中でも大きく定義が2つに割れているようである。
以下それについて説明。
(1)とにかく恋愛に誠実な人
- たとえ、酒豪であろうが下戸であろうが
- インドアなオタクであろうが、スポーツ好きのガチムチだろうが
- 甘党だろうが辛党だろうが
- お洒落をしようがファッションに鈍感であろうが
- 少女マンガが好きだろうが、書物が嫌いだろうが、
- 性欲はあろうがなかろうが
- 心底愛してる女性がいようがいまいが
まったく関係無い(最後の行に納得できない人はさっさと(2)でも見てください)。重要なのは恋愛に誠実であるかどうかの一点突破である。具体的に言うと、「浮気をしない」「身体目当てじゃない」「交際相手を取っかえ引っかえなんてありえない」というのは当たり前で、「恋愛をするからには結婚まで本気で考える」「セックスを断られても嫌な顔しない」「女性と2人で部屋にいても、恋愛やセックスを重く真剣に考えてるが故に添い寝どまり」などがある。ちなみに肉食系男子と付き合いたくない女は、'セックスを3回連続拒否れば勝手に離れていく'というテクニックが存在する・・らしい。
それ以前に女性にアタックしないのは「ここで強引に誘っても迷惑なんじゃないか」「お金がないのに幸せにできる自信がない」など恋愛に淡泊というよりは、'恋愛を重く見ている'、'慎重になっている'という言い方のほうが適切である。
というか一言で言ってしまえば「自分よりも相手のことを第一に考える」人たちなのである。
そして、この(1)の定義はリア充からしてみれば草食系男子ではなく単なる「非モテ」「ヘタレ」らしい。
(2)趣味・嗜好がとてもライト+女友達が多い人
- 甘いものが好き
- 海外旅行など遠出するのを嫌う。車も買わないインドア人間
- 細身でメガネ。スポーツはしない。というか観戦も好きじゃない
- ファッションに金をかける。基本的にお洒落。
- お酒は甘いカクテルを少し飲む程度
- 性欲はない。女性と一緒の部屋でも添い寝どまり
など、趣味や好み、金の使い方までおおよその傾向があるということになり、俗に「オトメン(乙女+男)」という言い方をする。↑を数行見てもなんとなくナヨナヨした頼もしさに欠ける男の姿が想像できるだろう
これらの追加要素の多くは、元々ある定義に加えてマスメディア───
特に、文化芸能部あたりが勝手な解釈で垂れ流したものだと思われる。
また、恋愛についても(1)とは似て非なる感じであり(「女性と一緒の部屋にいても添い寝止まり」という点でも理由が大きく異なる点にも注意)、女友達は多くてもそれで満足だから深く付き合うことは無いと考える人種である。
関連する書籍
「恋愛には慎重」「恋愛は軽いモノと思う」と(1)と(2)では随分違うということが分かったところで、本を紹介。
、上段が(1)の定義で述べ、下段が(2)の定義で述べられている。
3の意味
つまりこういったかんじ↓
亜種(○○系○子)
○○系男子
○○系女子
関連項目
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