「西興一朗」(にし こういちろう)とは、東映のスーパー戦隊シリーズ第27作「爆竜戦隊アバレンジャー」の「アバレッド/伯亜凌駕」役で知られる俳優である。
概要
吉本興業に所属してモデル活動を経た2002年に、映画「幸福の鐘」「桃源郷の人々」で俳優活動を開始した。
2003年には、スーパー戦隊シリーズ「爆竜戦隊アバレンジャー」の「伯亜凌駕(はくあ りょうが)/アバレッド」役を演じ、交通事故で亡くなった兄夫婦の娘の父親代わりで、周囲とは敬語で話すおおらかな性格と笑顔の底に、高い闘争本能を秘めている主人公を好演した。なお本作では「アバレッド」以外に「アバレマックス」にも変身する。
「爆竜戦隊アバレンジャー」のオーディションをうけた際は、後年に生意気だったと語る程「映画にしかやらない」と考えていた為、オーディション中は黙り込み、受けた理由を尋ねられても「事務所に言われたから」と答える様な状況だった。
また、撮影・放映当時は、クールで二枚目を気取り、人見知りする性格もあって近寄り難い雰囲気を醸し出す本当の自分と、誰にもおおらかで笑顔を絶やさず、一心に人を元気にしようとする「伯亜凌駕」との違いに苦悩した時期もあったと言う。
※放送終了後も、戦隊レッドを演じたことを恥ずかしがって、しばらくの間は「アバレッド」と言われても「西興一朗」だと答えていたとの事。
後年には、「世界ウルルン滞在記」でタイのジャングルに暮らすセマン族のもとにホームスティした際は、「伯亜凌駕」を演じた事がプラスに働いて、他民族を受け入れないセマン族に受け入れられることが出来たと語ったり、性格が丸くなった事を、アバレンジャーに出演した為だとポジティブに受け止めているとの事。
2009年には、平成ライダーシリーズ「仮面ライダーW」にて、「伯亜凌駕」役とは真逆のキャラクターと言える「倉田健児/アームズ・ドーパント」を演じて、アバレンジャー当時を知る視聴者を驚かせた。
主な出演作品
伯亜凌駕/アバレッド役映画TVドラマ
Vシネマ
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※その他の出演作品についてはWikipediaの該当項目参照
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関連項目
爆竜戦隊アバレンジャー |
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