足とは、人間の身体の一部分である。基本的に足首から下の部分を示す。
ゲーム実況プレイヤーについては足(実況プレイヤー)を参照。
概要
脊椎動物の、胴から下に分れ出て、主に身体を支えたり、移動のために使われる部分である。
意味は同じであるが指示する部位をより判別しやすいように『足(foot)』『脚(leg)』と書き分けたりもする。この場合、足首から先に爪先までが足(あし、そく)である。
ヒトの足は手と同様、5本の指があり、扁平で、上部を足の甲、下部を足の裏という。
その他の意味
漢字として
- 意味
- 〔説文解字・巻二〕に「人の足なり。下に在り」、〔釈名・釈形体〕に「足、續なり。脛に續くを言ふなり」とある。〔釈名・釈兵〕に矢について「其の本を足と曰ふ」とある。
- 字形
- 膝から下の部分の象形。〔説文解字〕には「止、口に從ふ」とあるが字全体で足の象形である。甲骨文、金文では疋と非常に形が似ていて、通用する。〔康煕字典〕は疋を足の古文として挙げている。
- 音訓
- 音読みは、1.の場合、ショク(漢音)、ソク(呉音)、2.の場合、シュ(漢音、呉音)、スウ(慣用音)。
- 訓読みは、あし、たす、たる。名のりに、なり・みつ・ゆき、などがある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校1年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 部首
- 足は部首、足部を作る。足や移動に関連する字が属する。
- 声符
- 足を声符とする漢字には促、浞などがある。
- 語彙
- 足下・足趾・足疾・足跡・足心・足力・足労
異体字
- 𤴕は、〔字彙補〕に「古文足字」とある異体字。
- 𠯁は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。〔漢隸字源〕に〔樊毅脩華嶽碑〕に見られるとある。
- 𠯣は、〔偏類碑別字〕に〔魏皇甫驎墓誌〕に見られるとある異体字。
互換文字
関連動画
関連項目
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