逝けば分かるさダイヤとは、ダイヤが崩壊した時に見せる名鉄のエンターテイメントである。
概要
瀬戸線を除き、名鉄名古屋駅を中心にほぼX線状に多種多様な車種・両数が走っている名鉄。そのため、一ヶ所で止まってしまうとほぼ全ての路線にダイヤ乱れが波及してしまう恐れがある(名古屋本線の列車がそのまま折り返し常滑線への列車になる等の運用が多数のため)。
遅延・運休を最小限に留めるため、ダイヤ乱れが発生すると各地の車庫にある車両を緊急出動させ、そのまま一番近い時刻の運用に就かせる。
遅れてきた列車も、折り返しは一番近い時刻の運用に変更となる。
そうすると普段とは違う車両で運用に就くことになるため、中部国際空港に定期運用がないパノラマスーパーが中部国際空港に入線したり、両数の変更(4両→2両、2両→4両など)が多発し、中には快特・特急の運用に一般型車両(赤い電車や銀電)を入れる事例も発生する(この場合は特別車がないため全車一般車で運転)。
ダイヤが乱れており、次の列車の到着が見込めないときには、全車または一部特別車で運転されているミュースカイ・快特・特急の特別車(本来は360円を支払わなければならない)を無料開放し、全車一般車で運転することもある(この場合購入済みのミューチケットは着駅で返金となる)。
運転士車掌どころか駅員も指令も、その列車の折り返しがどうなるかはわからない。
逝けばわかるさダイヤの例
名鉄名古屋駅にて6両で到着予定の列車が4両で入線してきたときの駅員の放送
失礼しました急行内海ゆき本日は4両での到着です。前のほうのお客様恐れ入ります後ろへお回りください。本日4両での到着です。
そのほかにも、「名鉄名古屋駅に停車中のミュースカイ(全車特別車)が突然全車一般車に変更」になったり、「準急新可児ゆきと案内していた列車が〝普通新可児〟の行先幕で入線」等と、見ないと(逝かないと)わからない、「逝けばわかるさダイヤ」とはそういうことである。
関連動画
関連項目
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