閉ザサレシ世界ノ冥神単語

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サロスエレスクルヌギアス

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閉ザサレシ世界ノ冥神（サロス＝エレス・クルヌギアス）とは遊戯王OCGに登場するモンスターカードである。

概要

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閉ザサレシ世界ノ冥神/Underworld God dess of the Cl osed World
リンク・効果モンスター
リンク５/光属性/悪魔族/攻3000
【リンクマーカー：上/右上/右/下/右下】
効果モンスター４体以上
このカードをリンク召喚する場合、相手フィールドのモンスターも１体までリンク素材にできる。
(1)：このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。
(2)：リンク召喚したこのカードは、
このカードを対象とする効果以外の相手の発動した効果を受けない。
(3)：１ターンに１度、墓地からモンスターを特殊召喚する効果を含む、
魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時に発動できる。
その発動を無効にする。

　2020年 10月31日発売のBL AZING VORT EXで登場。
　サロスはソロモンの悪魔の一つサレオス、エレスとクルヌギアはシュメール語で女王、冥界を意味しており、ギアスはアイルランド語で禁忌を意味する。

性能

リンク5のモンスターであり、召喚条件は「効果モンスター４体以上」と高コスト。
ただし、相手フィールドのモンスターも１体までリンク素材にすることが出来る。これは、モンスター効果ではなくリンク召喚の手順なので、効果を受けないモンスターもリンク素材にすることが可能。
【壊獣】や《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》、《ラーの翼神竜－球体形》と同様、特殊召喚が可能ならどんなモンスターでもリリースすることが可能なのだが、このカードと他のカードとでは明確なメリット・デメリットの違いがある。

【壊獣】モンスター等は手札から相手モンスターをリリースして召喚 or 特殊召喚する。
・相手の妨害要素となるモンスターをターン始め（特に後攻1ターン目）で除去したい時に有効。
・手札に無ければそもそも除去が不可能。
《閉ザサレシ世界ノ冥神》は自分の場に最低でも効果モンスターが3体揃えることでリンク召喚可能。
・必要な素材をフィールドに出せば、任意のタイミングでEX デッキからリンク召喚が可能。
・《I.Pマスカレーナ》《星遺物の目醒め》といった相手ターンにリンク召喚可能なカードを用いれば、相手ターンでもモンスターの除去が可能（公式裁定）。
・リンク5かつ効果モンスター4体以上と召喚条件が重い。素材には相手モンスターも含まれるため、最低でもリンク2モンスター1体を含めた3体も効果モンスターが必要。
・召喚に必要な素材を場に揃える間に、相手から妨害を受けるリスクが存在する。

以上を踏まえると、大半のデッキは【壊獣】モンスター等が向いているが、大量展開可能なデッキであれば採用する価値はある。

(1)の効果はリンク召喚時に相手フィールドのモンスターの効果を無効化するもの。
召喚時に相手モンスターを1体除去している場合が殆どなので、発揮しない場合もあるが、強力な効果であることに変わりはない。