漢字として
- 意味
- 霧、雨雪の盛んに降るさま、降りしきる。氛と通じる。
- 〔玉篇〕に「霧氣なり」とある。
- 〔説文解字〕には氛を本字とし、「雰:氛、或(ある)ひは雨に从(したが)ふ」と、雰は氛の異体字とある。ただ氛は〔説文〕に「祥气なり」と祥気の意味とされるの対して、雰は霧などの意味で使われ使い分けがされている。
- 字源
- 形声。声符は分。分に細かく散るものという意味がある。
- 音訓
- 音読みは、フン(漢音)、訓読みは、きり、きりする。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。当用漢字にはなく1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 雰埃・ふいんき・雰霧・雰雰
異体字
- 0
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