―つづみちゃん、何の本を借りたの?―
概要
『靑い解体新書』は、2022年09月27日20時00分に投稿された、うみゃによるCeVIOオリジナル楽曲である。英題は「Human Anatomy Blueprint」。
音楽、動画映像全てを氏が手がけており、2022年にCevioプロジェクト公式によって開催された『すずきつづみコンテスト』に参加。同コンテストにおいてグランプリを獲得した。
歌詞
靑い解体新書にかいてあったの
海底満たした絵空事にただ
絶えない(新章)心傷抱いて泣いたと光を折り曲げる現象器官
描き足したせいね、先生。
設計図に沿って作り換わる世界ハイかノウ 返事して検証期間
読み込んだ今日に欠陥
まっさらに濁って生まれ落ちる怪異ふわふわ
不和消したいい子 いいよ
ページを破いて踊りましょ
ふらふら
フランケンシュタインの
横顔にそっと触れて目を閉じた靑い解体新書にかいてあったの
海水送り出した心臓
靑い解体新書にかいてあったの
最低を継ぎ足した迷路靑になりたい心情裂いた後遺症
こんな嘘も次第に真実に
変えた異神書にかいてあったの
ぜんぶが 分かったの光を散りばめる現象器官
描き足したせいで剪定
欠損部に「まって」
疑問抱く図書委員吐いたの 監視して洗脳時間
飲み込んだ文字は計算
まっすぐに奪って著者と溶けた猜疑ふわふわ
不安げなヘイト いいの
ページを跨いで戻りましょ
ふらふら
俯瞰性奇譚の領域に
すっと潜って非を浴びた靑い解体新書にかいてないけど
纏う海底信仰だってそうでしょ
そうでしょ?泡みたいな以心伝心信じて
歪んだ現実刺した切望 欠いた(描いた)
一身上の都合で去ってしまったと
どこにいるの靑い解体新書にかいてあったの
快晴が染みついた膵臓
靑い解体新書にかいてあったの
退廃にひび割れた水晶靑に災無い単写に凪いだそうでしょう
そんな嘘で救われたい(「 」)
ずれる体内禁書にかいてあったの
ぜんぶが
ぜんぶが
ぜんぶが分かったの
・・・
MVに表示される文章
<前奏>
■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■
Ebmaj7--------------------有害指定図書No.10910[禁帯]
靑い解体新書はイデアに干渉し
生命構造を書き換えます。■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■
D11--------------------不可視臓器「幻臓」は
本当に実在するのか、という問いに
応えるため、当時の医学者が■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■
Dmin7 --------------------読者は「有」と「無」の間を
飛び交う海洋生物となり、
祖の均衡を拡張することが目的のようです。■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■
Emin7 --------------------物理、空間、時間の法則は
すべての観測者にとっては同じであるため
照明は不可能とされています。しかし、<間奏>
私は嫌な一日を過ごしていた。
何もしない長い一日の後、仕方なく図書室へ行き、この本について調べることにしました。
私はそれを見つけた。そして今、それを言うつもりです。
この本はとてもひどい。
たとえあなたが歴史についての本を読むのが好きな人であっても、この本を読むと、本を置いて、
自分がやっていたことに戻りたくなるかもしれない。あなたが歴史に関する本を読むのが好きな人だとして、
この本を借りたなら、さて、どうする?「なんだこれは」
あまりにひどい本だ。念のため読み返すのです。
やめられなくなるくらい。何度も何度も、そのまま読めるようになるまで読み続けるでしょう。
何故か、とおい昔に見た映画のワンシーンを思い出させる。
暗闇の中にいて、見えないものがあって手は届かない。
彼らはそれを肩越しに見続けないといけない。
肩越しに見れば見えるのに、近づけば近づくほど遠ざかってしまう。この本がまさにそうだ。
遠くを見れば見るほど、イデアから遠くなる。
そして、悪くなる。お下品に聞こえるかもしれませんが、実はそうなんです。
遠くを見れば見るほど、恐ろしくなる。<伴奏>
■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■
Ebmaj7--------------------【検閲済】【検閲済】【検閲済】
【検閲済】【検閲済】【検閲済】
【検閲済】【検閲済】【検閲済】■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■
D11--------------------【検閲済】【検閲済】【検閲済】【検閲済】
【検閲済】【検閲済】【検閲済】【検閲済】
【検閲済】【検閲済】【検閲済】【検閲済】■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■
Dmin7--------------------【検閲済】【検閲済】【検閲済】【検閲済】
【検閲済】【検閲済】【検閲済】【検閲済】
【検閲済】【検閲済】【検閲済】【検閲済】■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■
Emin7--------------------【検閲済】【検閲済】【検閲済】【検閲済】
【検閲済】【検閲済】【検閲済】【検閲済】
【検閲済】【検閲済】【検閲済】【検閲済】そもそも、この本を読むために、私は図書室へ行かなければならなかった。
あまりに嫌気がさしたので、ポータルを開いて図書室へ行く必要があった。
自分の人生をやり直すために、この本を頭から追い出す必要があったんだ。もしあなたがこの本を使いたいのであれば、いつでもお待ちしております。
いつでも私と、図書室に存在しています。読者の中には、これをいい本だと評価する人もいるそうです。
私は自分のことを言うしかない。絶対に気持ち悪いです。
今も、週に数日、図書室に通う必要がありました。
毎日急な仮病を患わなければならないのが残念です。
関連動画
関連コモンズ
2023年1月14日に作者であるうみゃ氏により、突如としてリコーダーアレンジの「ゆるい解体新書」がニコニ・コモンズに投稿された。
イベントでの演奏
・2022年12月11日、CeVIO公式による「ささら&つづみ」Live、通称ささつづWinterにてバンドアレンジ版が演奏された。
現在、該当箇所はニコニコ動画で無料公開されている。
・2023年6月24日、合成音声キャラクターによるバーチャルフェス、VVV(ブイスリー)にて上記アレンジがすずきつづみの楽曲として演奏された。
既存楽曲復活祭&作者小ネタ
2023年11月13日、既存楽曲復活祭へエントリーされた。
エントリーの際、うみゃ氏本人による当楽曲に纏わる今までのできごと、作者の思いを綴った漫画が公開された。
関連リンク
関連項目
- 6
- 0pt