鶴橋大虐殺単語

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鶴橋大虐殺とは、日本の女子中学生によって行われた在日韓国・朝鮮人のジェノサイド予告である。

概要

2013年 2月24日、右派系市民団体「在日特権を許さない市民の会」（在特会）・「神鷲皇國會」および「チーム関西」傘下の各団体は共同で「日韓国交断絶国民大行進 in 鶴橋」と題したデモを開催した。

デモ終了後に参加者らが鶴橋のガード下で街宣活動を行っていたところ、参加者の一人である桂田雅（協賛団体「愛国播磨女会」代表、当時中学2年生）が拡声器を用いて以下のような発言を行った。

桂田雅
「鶴橋に住んでる在日クソチョンコの皆さん、そしてここにいる日本人の皆さん、こんにちは！」
参加者
「こんにちはーっ！」
桂田雅
「まず日本人の人に聞きます。ここにいるチョンコが、憎くて憎くてたまらない人は何人いますかーっ！手ぇ挙げてくださーいっ！」
参加者
「はーいっ！（挙手）」
桂田雅
「ここの中でもこんなに人がいるんですよ！みんなこんなに嫌われて、嫌ですねえ。私ねえ、ホンマ皆さんが憎くて憎くてたまらないです！」
参加者
「そうだそうだ！」
桂田雅
「もう殺してあげたい！皆さんも可哀想やし、私も憎いし、死んで欲しい！いつまでも調子に乗っとったら、南京大虐殺じゃなくて、鶴橋大虐殺を実行しますよ！」
参加者
「（一際大きく）そうだあ！」
桂田雅
「日本人の怒りが爆発したら、それぐらいしますよ！大虐殺を実行しますよ！実行される前に自国に戻って下さい！ここは日本です！ここは朝鮮半島じゃありません！いい加減帰れーっ！」
参加者
「帰れーっ！」

なお鶴橋は大日本帝国時代から朝鮮人が集住していた日本最大のコリアタウンであり、それゆえに強固な嫌韓・嫌朝感情を持つ右派系ネットユーザー（いわゆる「ネット右翼」）や「行動する保守」系の活動家などから、しばしば攻撃の対象とされていた。

反響

在特会や神鷲皇國會が主導するデモ・街宣では韓国人・朝鮮人を対象としたヘイトスピーチやジェノサイドの扇動がとりわけ2013年に入ってからは急速に増加していた。

例えば2013年 2月9日に在特会と神鷲皇國會の協賛で開催した「不逞鮮人追放！韓流撲滅デモ in 新大久保」では、「良い韓国人も悪い韓国人もどちらも殺せ」「朝鮮人首吊レ毒飲メ飛ビ降リロ」などと書かれたプラカードが掲げられ、話題を呼んだ。また「鶴橋大虐殺」発言の直前には神鷲皇國會の清水勇祐代表が「ゴキブリ朝鮮人は四足歩行しろ」「日本人の酸素を吸うな、息止めて死ね」などと怒号を上げ、本街宣後の3月24日に行われた「日韓国交断絶国民大行進 in 大阪」でも「朝鮮人を見かけたら石を投げ、女はレイプしろ」とのコールが上げられた。