GALLOPとは、1991年にアイレム株式会社(旧アイレム、現アピエス)が発売したアーケード用横STGである。
正式には『Armed Police Unit - Gallop』と表記される。
概要
横STGの金字塔「R-TYPE」を生み出したアイレムが世に送り出した、レースゲームのタイムアタックとSTGを組み合わせた異色のSTG。
本来ならばR-TYPEシリーズとは異なる世界観の筈なのだが、R-TYPEⅢでRの戦歴に組み込まれる。
そして、後付設定でR-TYPE⊿と同時系列の出来事として知られるようになった。
本項では、その後付で設定された出来事に準拠する形で解説していく。
しかし、GALLOPのインストカードに書かれていた「R-11 "PEACE MAKER"」や、バックストーリーと思しき英文の内容から鑑みるに、最初からR-TYPEの外伝的な意味合いを含んでいたのかもしれないのだが、その真実はアイレムのみぞ知る所である。
サタニック・ラプソディの裏側で、悪魔の種子と戦った者達の物語
何らかの原因で地表に落着した「バイドの種子」の影響で、局地殲滅兵器「モリッツG」の暴走を初めとした世界各地の都市で起こった大型兵器の暴走事件。後に『サタニック・ラプソディ』と呼ばれ、地球に大きなバイドの爪痕を残したこの事件を収束に導いた三機の試作型R戦闘機達の戦いの陰で活躍していた者達が居る。
もはや軍だけでは対処しきれぬ程に広がった大型兵器の暴走事件を鎮圧するために動き出したのは、民間運営の武装警察組織と、其処に配備されたパトロールスピナーと呼ばれる民間用R戦闘機、R-11B『PEACE MAKER』だった。
『サタニック・ラプソディ』に並ぶ地球上でのバイドとの戦いとしてRの年表に刻まれることとなった事変……
ゲームシステム
- 全5ステージ×2週、ゲーム開始時にネームエントリー(三文字)
- 武器はショットとロックオンレーザー(後のロックオン波動砲、ロックオンビーム)と、三種類のサブウェポン。
- ロックオンレーザーはボタンを押している間、敵に確実に命中するレーザーを放つ。画面下部のゲージの残量に応じてレーザーの色が変化する。パワーアップアイテムにより、最大3本まで増える
- レバーの前後に応じて自機(スクロール速度)の加減速が可能。加速すればするほどロックオンレーザーの威力が上がる
- クリアタイムに応じてボーナス加算、ステージクリアごとのタイムのランキング表示がある
- 地形に激突してもミスにはならないが、サブウェポンを失う。地形に潰されればミスになる
- アイテムは5種類。ショットとロックオンレーザーのパワーアップ[P]、サブウェポンが発射可能になる赤、青、黄の[M]、ロックオンレーザーのゲージを回復させる[L]
- サブウェポンの赤は斜め下に撃ち出されるナパーム、青は直進する強力なミサイル、黄は地を這う小型ミサイル。前述の通り、地形に激突すると失われる
関連動画
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関連コミュニティ
関連項目
- アイレム
- R-TYPE
- R-TYPE FINAL
- R-TYPE⊿---本作と同時期に起きたとされるもう一つの事件舞台。
- R's MUSEUM
- Rの戦歴
- シューティングゲーム
- STG
- STGのタイトル一覧
- ゲームのタイトル一覧
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- 0pt
- ページ番号: 4413333
- リビジョン番号: 2257419
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