Jリーグカップとは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)主催によるJリーグ加盟のクラブによって争われるカップ戦である。第1回大会からヤマザキビスケット(創設当初はヤマザキナビスコ)が冠スポンサーを務めており、JリーグYBCルヴァンカップの大会名称を用いている。
現在は、J1リーグや天皇杯と並ぶ日本の国内三大タイトルの1つとされている。
概要
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Jリーグ開幕前年度の1992年にスタートした大会であり、リーグ戦の日程の関係で開催されなかった1995年を除いてJリーグと並行して開催されている。
当初は「Jリーグヤマザキナビスコカップ」という大会名だったが、スポンサーであるヤマザキナビスコ株式会社が2016年に社名をヤマザキビスケット株式会社に変更したことによって、大会名を「JリーグYBCルヴァンカップ(略称はルヴァンカップ)」に変更された。
若手選手の育成を目的した大会であり、原則として満年齢21歳以下の日本人選手を1名以上先発出場させるという規定がある(例外あり)。また、大会最優秀選手賞と並んで21歳以下の選手を対象としたニューヒーロー賞が設けられている。
優勝チームには賞金1億5000万円が贈られる。また、夏に開催されるJリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ王者決定戦への出場権が与えられている(ただし、2019年を最後に決定戦は開催されていない)。
大会公式試合球は当年のJリーグで使用されている試合球のデザインをJリーグカップ用として特別にデザインされたものを使用している。
2023年の参加資格チームは全てのJ1所属クラブと前年にJ2に降格したクラブのうち2クラブだが、2024年からは全てのJ1・J2・J3所属クラブの参加が予定されている。
2024年のレギュレーション
1stラウンド
- AFCチャンピオンズリーグ2023/24ノックアウトステージに出場する川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府の3チームの除く57チームを10グループに分け、トーナメント制で1試合制のノックアウト方式で執り行われる。
- 各トーナメントを勝ち上がった10チームがプレーオフラウンドに進出する。
プレーオフラウンド
プライムラウンド
- プレーオフラウンドを勝ち上がった5チームに川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府の3チームを加えた計8チームによるホーム&アウェイ方式のトーナメント戦を行う。
- プレーオフラウンド同様にアウェイゴールルールはなし。
- 決勝戦は1試合のみ。
大会結果
クラブ別優勝回数
順位 | チーム | 回数 | 優勝年度 |
---|---|---|---|
1位 | 鹿島アントラーズ | 6 | 1997,2000,2002,2011,2012,2015 |
2位 | ヴェルディ川崎 | 3 | 1992,1993,1994 |
FC東京 | 3 | 2004,2009,2020 | |
4位 | 浦和レッズ | 2 | 2013,2016 |
ジュビロ磐田 | 2 | 1998,2010 | |
ガンバ大阪 | 2 | 2007,2014 | |
柏レイソル | 2 | 1999,2013 | |
ジェフユナイテッド市原・千葉 | 2 | 2005,2006 | |
9位 |
清水エスパルス | 1 | 1996 |
川崎フロンターレ | 1 | 2019 | |
セレッソ大阪 | 1 | 2017 | |
サンフレッチェ広島 | 1 | 2022 | |
横浜F・マリノス | 1 | 2001 | |
大分トリニータ | 1 | 2008 | |
湘南ベルマーレ | 1 | 2018 | |
名古屋グランパス | 1 | 2021 | |
アビスパ福岡 | 1 | 2023 |
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