TCK女王盃とは、1998年から2023年まで地方競馬の大井競馬場で毎年1月に施行されていた4歳以上牝馬限定・ダート1800mの重賞競走(ダートグレード競走)である。格付けはJpnⅢ。
2024年に新設された園田競馬場の兵庫女王盃に役割を引き継ぎ、2023年限りで廃止された。
概要
1998年、大井競馬では初の牝馬限定の指定交流競走(JRA所属馬も出走可能なレース)、格付けは統一GⅢ・南関東GⅡのダート2000mの競走として創設。2004年から距離が1800mとなる。2007年から格付け表記がJpnⅢとなった。
2024年より、ダート競走の体系整備の一環としてTCK女王盃に代わり、園田競馬場にて兵庫女王盃(JpnⅢ)が開催されることとなった。開催時期は4月上旬、距離は1870mに変更となる。通算回数を引き継がないため、記録上は2023年限りでTCK女王盃を廃止して兵庫女王盃を新設するという形となった。
フルゲートは16頭。出走枠は南関東所属馬8頭、他地方所属馬3頭、JRA所属馬5頭。
地方開催では1年で最初に開催されるダートグレード競走。前年12月のJpnⅢクイーン賞2着以内の地方所属馬と、南関東SⅢ東京シンデレラマイルの優勝馬に優先出走権がある。
川崎競馬場で3月頭に開催されるJpnⅡエンプレス杯の前哨戦で、2着以内の地方所属馬にはエンプレス杯の優先出走権が与えられる。
前年のJBCレディスクラシック出走馬が翌年の始動戦に選ぶことも多い。
本レースの勝ち馬では、サンビスタ、ホワイトフーガ、テオレーマが本レースの前にJpnⅠ(いずれもJBCレディスクラシック)を勝利しており、メーデイアとマルシュロレーヌが本レースの後にGⅠ/JpnⅠを初勝利している。
歴代優勝馬
馬齢表記は現在のものに統一
第1回~第6回:大井ダート2000m、第7回~第26回:大井ダート1800m
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