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iDとは、NTTドコモが運営を行なっている電子マネーの名称である。
概要
NTTドコモないし、その提携会社の発行するクレジットカードを申し込むことでサービスを利用出来る。NTTドコモのクレジットカードは「dカード（旧・DCMX）」の名称で募集されている。
クレジットのシステムを活用しているため、電子マネーとしては事前チャージを要さない「ポストペイ型」にあたる。
またNTTドコモのおサイフケータイユーザー（Androidの対応端末も含む）であれば、クレジットカードを保有していない場合であっても、「dカードmini（旧・DCMX mini）」として月1～3万（初期設定は月1万）の範囲内でiDのサービスを利用することができる。
一方、iDのスマホでの利用は、以前はドコモの端末を保有していることに加え、ドコモとiモードかspモード契約を結んでいることが携帯端末での利用条件となっていたが、iPhoneの台頭により現在ではその制限はなくなっている。そのため、ドコモの端末にMVNOのSIMカードを入れた場合であってもiDは利用可能である。
このように、NTTドコモのユーザーであるか否かでサービスを受けるためのハードルが大きく異なることから、典型的な「ドコモダケ」のサービスといえなくもない。
ポストペイ型電子マネーとしては最も加盟店が多く、コンビニは電子マネー対応の所であればほぼ網羅しており、更にイオン・イトーヨーカドー・アピタ・平和堂のような大手スーパー、それにマクドナルドやガストなどでも利用することができる。
iDのサービス形態
- 「携帯型」・・・dカードや提携クレジットカード会社のカードを申し込み、カード会社からiDの登録番号を発行してもらった上で、それをNTTドコモのおサイフケータイ、あるいはApplePayにカードを登録することで利用できる。dカードminiの場合は、NTTドコモに申請を行えば利用が可能となる。
- 「カード型」・・・先述したVJA各社、オリコなど提携会社のクレジットカードを申し込み、カード会社から追加でiDカードの発行をしてもらうことで利用できる。
- 「一体型」・・・クレジットカードを申し込む際、iD機能をつけて貰うことをカード会社に申請することで、iD機能を搭載したクレジットカードを習得することが出来る。なお一体型カードを発行している会社は、カード型を発行している会社同様、一部に限られている。
関連項目
外部リンク
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