ニコニコ大百科

2010年に大学生ってことは丸井さんは1990年前後の生まれか。
「考えることが好き」そうなとこに90年代初頭生まれっぽさを感じるが、はたして。

そのソースとされている「作者ブログ」ってのは削除された古い方のブログのことなのかな
今の方のブログにはそれっぽい記述はない

基本的に作者ファンになる事は滅多に無いんだが、この人の描く作品はどんな作風であっても読みたくなる

ダンジョン飯で商業長編が初なんて信じられない程、展開が上手いよこの人。
登場人物達みんなが、ちゃんと自身の設定(生い立ち、立場、元々の性格・思想)と場の状況に基づいて読者に説得力ある物語をず～っと見せてくれてて、読んでて作者の独りよがりや作者自身の押し付けを感じる事無くのめり込んでいける。

個人サイトで展開していたお話を構築しなおして作品にするってことはないのかな
キャラだけじゃなく細部の設定（国の成り立ちやらその国々や民族の文化まで）作りこんでいたから、おもしろかった
水をかけると描かれていた絵が浮かび上がってくる、その土地特有の石とか
雨が降ると絵が浮かんできれいなので人通りの多い道によく使われていたとかあった記憶

「竜の学校は山の上」は短編集・表題作ともに本当におすすめの名作
竜を専門にする学部が大学にあったら？とか、人口の何割かが下半身が馬である人だったら？とか、
リアルな現実社会の中にファンタジーを溶け込ませて描くのが本当に上手い

>>5
短編集に、
・魔物相手にだけ強い「魔物に詳しい勇者」
・魔物を生み出す魔王の正体が、生物を増やす製造機だった。（その生物＝魔物は食用）
・人間よりはるかに長寿の巨人が人間をペットとして大事に飼う話。
みたいなダンジョン飯に通じる奴は結構あった。

2010年大学生だった年のくせにボコスカウォーズネタぶっこんでくるとか知見がとんでもねーよ

絵に命を宿す絵描きの師弟の話が地味だけど好き

再入学してたら2010年に大学生でも実年齢はもっと上の可能性がある

多分それまでの作品では意図的に抑え気味に淡白に描いてた喜怒哀楽その他の感情が露になってる表情をダンジョン飯の中盤辺りから積極的に描くようになって、短編時代とはまた違う魅力が絵に宿ったよなあ

ダンジョン飯は区切りにして新作練ってるそう