ニコニコ大百科

>>89
You're right
手を出すなとは言われ無かった。ケンカはするな。逃げろという様な事を言われた。
こっからは俺の個人的な考え方で、例えば恋人や子供と一緒でどうしても避けきれない、逃げ切れない場面では相手を必要最低限に攻撃する事もやむを得ないだろ。

この場合はもうケンカじゃなくて事件っていうのかもな。

戦う相手はナイフじゃなくて人間なんだよなぁ
記号で考えるから分からなくなる

>>84
そうだよ（便乗）
>>73と>>81で「格闘家が素手でナイフを制圧しようとしたら刺される」って言ってたから突っ込み入れたんだよなぁ
武器も持たずにノコノコ近づくのは自殺行為ってそれ一番言われてるから

>>83
警察はプロだから当然として、身内の喧嘩なら逃げて頭が冷えるのを待った方がいいのでは
福島正則が酔った勢いで家臣を手打ちにしようとした時、家臣は全力で自宅に逃げ帰った逸話がある

>>92
状況によってはな。リスクもかなりあるだが、この手の需要は実在だ。
底辺社会でたまには酒が入るとDVする、あるいは怒ると包丁持ち出し家族を脅す奴がある、親族かつ大抵一家の収入源でもあるため彼を入獄しても困るの場合が多い。そして「まだ犯罪してない」ので、警察も手を出せない。
そのようなリアルクソおやじを倒したいなら寝技で制圧するのが一番と思う、少し痛い目を遭わせば多少大人しいになる。
さらにメンヘラ気味なお母さんとお姉さんがヒステリで暴れ出すのケースもある、それを抑えるために締め技以外の寝技は有効。より普通なのは酔った親友の対処だ。
逃げるも方法の一つで、しかし放置すれば家財の損失は無視できないの場合もある。自傷行為なおさらただちに阻止する必要がある。
当然、相手を抑えたいでも話術と併用するのが好ましい、肉体言語で解決するのはあくまで最終手段だ。

>>89 >>90
それは武術より訓練の目的と方法は違うの問題。
レース場外で必要のは護身術と逮捕術方式の訓練、技の基本が同じでもスポーツ用スパーリングとは違う。
具体的にこういう感じ犯人役あるロールプレイ訓練。
https://www.youtube.com/watch?v=VIzxDAAxRKs
基礎の反復訓練は大事だが、場慣れも必要だ。

>>93
訂正：
×締め技以外の寝技は有効
〇絞め技以外の寝技は有効

絞め技は力加減を間違えて相手は死ぬや脳に障害を負う可能性が高い、そのため逮捕術は絞め技がない。

流れと全然関係無いけど、よくボクシングやレスリング辺りの現代格闘技が古武術とかの噛ませにされる事があるけど、あれあり得ないよな。

なぜあり得ないと思うのか？

>>97
その古武術が競技人口が多くて、ガチな組手が出来る状況なら別だけど、徒手空拳に限れば大抵の古武術って上の点においてボクシングやレスリングに遅れを取ってるからかな。
古武術やってて強い人って大抵の場合、他の武術か格闘技をある程度修めてから古武術にシフトしてるし、最初から古武術ありきで強い訳無いっていう。

>>98
分かってるじゃないか。
逆に言えば、組手の練習をしっかりやっていてフェジカルだってアスリート並みに鍛えていれば競技者に勝つ事も『あり得る』って事だぜ？それに試合に勝つにはその試合のルールに如何に適応できるかが重要だから、ルールしだいで結果は大分変わると思うぞ。

情報のアドバンテージもあるんじゃない？古武術の使い手はある程度ボクシングやレスリングの技術を知っていても不思議では無いけど逆にボクサーが古武術の数多ある流派の特定の技を知ってるってことはまずないから面食らいそう

近代格闘技は古武術では絶対やらない間合で戦うように進化したからな
安全性を高めた上で、お互いの戦術上のリスクを最大化して優劣を競うのが競技の論理
常に致命的な距離で殴り合ってる以上、地力は間違いなく格闘技の方が上だよ

基本的に実戦を想定するほど間合は遠く動きは遅くなる
「恐怖心の麻痺」が格闘競技の効能であり害でもあるんだ

古武術の徒手術は兵器術の動きの基盤過ぎないの場合が多い。例えば沖縄空手の中段突きは棒術との関係が深い、これらの技は徒手オンリーの決闘で必ず合理的とは言えない。現代ボクシングもイギリス古式総合格闘技からリング的進化し続けるの物だ。
さらに古武術は情報未発達時代の産物で技は初見殺しの物が多い、昔はともかく現代では研究し尽くしたので有効とはいえない。
逆に言えば、より古武術が想定した状況なら現代格闘技は噛ませになる可能性は実際ある、海外で格闘技選手は町中の喧嘩で武器持ちチンピラに袋叩きされた事件もそう珍しいもない。
まあ、そのような場合、強さもクソもない、武術はサバイバル術の一つにすぎない。軍隊と警察の武術はこのような性格が強い。
しかしモチベーション維持のために、軍警察も格闘技スポーツを推奨するので、平和に続けると特に軍格闘技もスポーツ化するの場合がある。実は日本の旧軍は好例で、大戦末期の剣術マニュアルはただの簡易殺人術に逆戻り、剣道のようなスポーツ感もクソもない。

>>102 誤解を避けるために補足：
スポーツとしての現代格闘技をなめる意思はない、個人的に現代格闘技はモチベーションの意味で武術入門に適する、生理と心理的体の強さを感じるためのトレーニング時間費用対効果が高いと思う。特にスポーツ科学の視点でフィジカルトレーニングは現代格闘技が優れる。
劇作的問題なら、古武術はオカルト的神秘なイメージがあるので、フィクションには適する。実際たまには人知を超えた動き出来る達人が現れ、その人が強いのか古武術が強いのか分からないので面白い。

武術界で色々の理論はあるが、個人的に本来古武術の徒手技は兵器術の補助以外、「武器が使えないの至近距離」で使う物が多いと感じる。
投げ技と極め技以外、例えばクリンチからの当身など、ボクシング、レスリング、柔道では反則だが、しかし本部朝基先生の《沖縄拳法唐手術組手編》でこのような「掴んで殴る」技がある。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/922034/14
格闘技経験ある南派中国武術の人が狭い玄関の「接手」状態でボクシング経験者と軽い組み手すると、後者は面食らったことがある。しかし離れて打ち合いなら普通にボクシングテクニックが有利。
現代格闘技は肘ありルール以外、打撃でもある程度遠い距離で打ち合いことが多い。しかし中国、琉球、日本の古武術は組んだ状態で肘打ち、後頭部へ鉄槌打ち、さらに「目だ!耳だ!鼻だ!」隼人の校しゃな感じで急所を攻撃するヤバイ技は珍しいことではない。
個人的推測で、離れた状態から主は武器で打ち合いそして様子見、組んだら速やかにあらゆる手段で一気に倒すのは、昔で流行したスタイルかもしれない。

>>99
理論としてあり得ても、実際問題そんな人居るんかね？ それらの条件を両立させるのってかなり難しいと思うんだけど、そこんとこどうよ。
現在競技が盛んに行われてる武術あるいは武道の場合、古武術を如何に安全に稽古出来るように考えた結果として発展してきたという背景がある訳で。柔道なんかその代表的な例だし。
何つーか、>>103でも言われてるけど、格闘技や武道の未経験者、特にオタク層は古武術の類に幻想を持ち過ぎだと思うんだよなー。

>>100
情報アドバンテージで言ったら古武術側もぶっちゃけ同条件だと思う。
空手を例に出すと、一回やられた初見殺しな技があるんだが、これがクソ速い。 しかも全体重が乗ってるから重い。 他の格闘技でも似たような例はあるし、技への対処って実際にその技を使う人と対戦しなきゃ身に付かないから、情報アドバンテージを得るのってかなり難しいからね。

続き
でも嚙みつきや指捕り、頭突き辺りの技は有効かもねー。 組打ちの間合いで打撃やその他の攻撃が入ることは、基本殆どの格闘技で想定されて無いし。よく引き合いに出される目潰しは正直どうなんだろう。 ミスると指が逝くと思うんだが。 指の靭帯良く痛める身としては、目潰しはやる側のリスクが高すぎやしないかと思う。

目突きは引っ掻く感じでやるそうだ
戦闘中にガチで眼球破裂させる必要はあんまり無い

>>102
マネキンに目印書いて「ここを斬れここを刺せ」ってやるのが戦場武術の基本だよなぁ
これが昔だと形稽古で「こうやれば死ぬよ」ってやってたわけで、格闘技とは目的が根本的に違う
素振りを繰り返して技の速度を上げようって方向性は、末端の兵士には必要ない

>>108
ひっ掻くのか。 ありがとう、勉強になった。
そういえば、何故だか知らないけど軍式格闘も実戦的だと考える人結構いるよな。 現実問題として、技を極限までシンプル化してるから、短期間で兵士に教育するには向いてるだけでそこまで既存の格闘技と差は無いんだが。

最近は目つぶしと言えばフィンガージャブというかバラ手打ちというか、
洗面所で手を洗って、水をピッピって切る様な動きが主流だよな。昔は空手の二本貫手がメジャーな感じだったけど。
意外にプロレスでリック・フレアーとかが使う何気なく手を相手の目の前に出して、デコピンをする様な目つぶし（サミング）も有効だと思うんだよ。使った事ないし使う事も無いと思うけどw

ミャンマーのラウェイって格闘技はベアナックルで殴り合い、失明もありうる危険な競技だけど、お隣タイのムエタイとの対抗試合ではだいたい決まって負けるそうだ
命懸けの危険な場数を踏んでるという事は、実はあまりアドバンテージにならず、むしろ（比較的）安全なルールのもとで存分に練習して技術を洗練させたり、コンディションを整えたりした方が普通に有利という事なのかもしれない

本来、昔の武術はフェアな状況での戦いなんて考えてなかったのかもしれない
可能な限り相手が準備できていない状況、自分が一方的に襲える状況、武器が使える状況、仲間が多い状況が望ましくて、その中で相手を倒す手段の一つとして武術があった。
それが>>108の言うような軍隊格闘技や古武術の方のあり方で、

「相手を倒す」という目的は一致してても、一対一のフェアな戦いとは根本的に別ジャンルの技法だったはず

でも殆どの人にその区別はついてなくて、フェアな状況（競技や決闘、一対一の自由練習）でもその技法を使おうと試行錯誤した結果、
幾つかの古武術では「フェアな状況で戦うための新しい技法」が生まれ、元の「アンフェアな状況のための技法」が忘れ去られ、中身が入れ替わって、近代格闘技になった。（ムエタイ、ボクシング等）

その一方で、（ルールが確立できなかった等の理由で）一対一の試行錯誤をする環境に恵まれなかった、或いは拒絶した武術は元の「アンフェアな状況のための技法」を保っている。（日本古武術や中国武術）
でもその区別がついていないために、スパーリング等の近代格闘技の土俵で戦えると思って苦労する、と。

目潰しねぇ
某古流やってるけど演武用の綺麗な目つきと口伝の目つきは全然違うよ
先代が死ぬ寸前に教えてくれた事だけどね
詳細いえないけどスッとやって、グイッとして、ポキンよ
眼球じゃ無くて目の穴を狙って眼底骨折狙いのえげつない技だわ

>>111
現代だと、競技を発展させるならルール的な点で安全に気を配るのが普通だよな。 防具付けると逆に危ないってケースもあると聞くが

>>112
居合だって結局は槍や薙刀を振り回すことが難しい室内での立ち回りらしいしな
にわか知識だから間違ってたらごめん

BJJを除くと、組打ち系の技ってもう大分出尽くしてる感があるな。今の時代の武術ないし格闘技って、如何に訓練するかのプログラムとかシステム面に重きを置いてる気がするわ。

>>115
より詳しく言うなら居合いの大元になった技術は屋内戦闘というより、屋内で襲撃にあった際に迎撃出来る様にする為の物らしい。納刀してあるもの引っ掴んで抜刀して防ぐかけん制するなりで体勢を整えるか返り討ちにする感じ。
漫画やゲームみたいに抜刀と納刀を繰り返したりはしない単発技で、後は普通に抜刀したまま剣術で戦う。

>>116
ビデオに撮っていつでも何度でも見れる。スローにもできる。

って技術が世界中に普及して、しかもネットで共有できるようになってるから、もう昔のブラジリアン柔術みたいな隠れた優れたシステムは残ってないかもしれないね。

そうなると、どれだけ効率的なトレーニングができるかとか、相手の分析を的確にできるか、とかが重要になってくる。
それさえシステム化されると、最終的には才能がすべてになるかもしれない。

>>116
出尽くしてるかどうかはわからんが、技はルールで変わるから、ルールが変われば目新しい技が出てくるんじゃないかな？それすらも実は昔の何々は似たようなのが有ったってなるのが世の常ですがw

練習のシステムにおいても、最新トレが実は昔の空手家たちがやっていた型がそのためのものだったーーとかあるあるよな。

>>119
BJJがそのルール面による新技の良い例なんだよね。　モダン柔術のベリンボロとかが正にそれ。　内々の批判であったように、競技に特化した結果、あるいは代償として汎用性を喪失してるとも言えるが。