ニコニコ大百科

>>150
道場ネタ引っ張るけど、空手自体の曖昧さより、確かな個人の実力のほうが入門者には安心感があると思う。
現に沖縄の道場は相当経営が苦しいなんてニュースになるほどだ。

もちろんグレイシー空手や石松空手なんてミスマッチならギャグだけど、道着着て正座して「侍魂を磨く」なんてお題目があれば、ミルコ空手やマッハ空手は受け入れられると予想する。

で、私の考えは空手が概念化して、空手を含め全ての格闘技が空手であって空手でない状況なのではないか。と言うもの。
決して褒めているわけではなく、空手という確たるアイデンティティを示せないがゆえに>>142を日々思うってことです。

昨日の堀口恭司の試合で思い出したんだけど、堀口が空手習った道場の師範て空手の経験者じゃあないんだよね。たしか元々は柔道だったかな？
空手の試合での勝ち方は別にして型はどうやって教えたんだろう…？

>>151
そういやニンジャスレイヤーで「カラテ」という単語が「功夫」みたいな扱いされてたっけなぁ

歴史的には>>149で言ってるのが正しいよ
空手の組織化をしたのが本土に渡った若手で、沖縄の古老は参加しなかった
空手（唐手）というブランドを組織として守るって発想は当時の人達にはなかったわけだ
伝統的に組織を持ってなかったんで、そうするのが自然だったんだろう
というか日本武道のガチガチの門閥主義が異常なだけのような気も…

むしろ空手の普及モデルって宗教の拡散に近いんだよなぁ
熱心な伝道師が普及させては現地で異端派が生まれるという

宗教と言えばいまだに根強い実戦信仰があるよな。なんでもありのルールの中でどうにか空手というスタイルを維持しようとするというか
なんか今度も金的頭突きありの大会やるみたいだし

部活で二年程習わせて貰いましたが、実際組手って型よりも早く強さや鍛え方を証明できるツールだと思うので
まぁ実践よりに考えが寄りやすいんでしょうね。私の方は、型も組手も両方学ぶ様に言われてましたが。ただ、空手も柔道もそうですが、一番困難なのが「流派の違い」私は、剛柔流と極真と糸東流などフルコンとノーコンの空手共に見てましたが、自分の習ってる流派が、実践で全て通用すると思ってる輩程厄介な物は無いです。
練習で違う流派の方が入ったりすると、雰囲気が変わる所も有りますから。

なのでね、武術を習ってる所に安易に「イジメられない様に習う」為に入るのは辞めて欲しいです。ここで言っても仕方ないですが、道場や流派に縛られて啀み合うより、文化系やテニス等陸上で活動してる方が輝いてる様に見えます。格闘技を学んでる人は本当に凄いですが、宗教と言うか伝統に縛られ周りが見えなくなると危険なので

>>155
>ただ、空手も柔道もそうですが一番困難なのが「流派の違い～

この掲示板でよく見ますが，柔道他の格闘技や武道を巻き込んで自らのダメージを少なくみせることはやめてください。
「流派の違い」なんてものが同時多発的に横行してるのは

「空手だけ」

なんですよ。確かに高専柔道なんてものも存在しますが，規模が全く違いますし言ってみれば地方倶楽部でしかありません。
合気道でいう合気道SAや，少林寺拳法でいう白蓮会館も同様，全く揚げ足取りにはならないんです。

つい先日事故死したビリー・ヘリントンの父・祖父は琉球空手の師範だったそうだ
ビリー兄貴の人気が出る前からこんな形で日本と縁があったのは実に興味深い

空手はボディビルと合わせた見かけ倒しで充分 見た目さえ筋肉モリモリマッチョマンの変態になれば犯罪など暴力に巻き込まれる可能性は低くなる

>>124
亀だが空手は中国由来の武術ではあるが沖縄というれっきとした日本で発達したものだから武士道とはまた違う価値観があるし、一概に決めつけるのは無理があるよ。
>>124が沖縄は日本じゃない！中国領だ！と思ってるとかならまた話は変わってくるが。

空手の師範が長寿なのは本当。

組手部門でも何が最強かってもめてばかりなのに
形部門は「フィギュアスケートと同じようなもん」と部外者から小馬鹿にする声が聞こえてきて大変そう

フィギュアと比較されるならむしろ光栄なくらいだぞ
試合型の評価点は戦闘技術と全く関係ないからなぁ

空手経験者の方(出来ればフルコン経験のある人)にお伺いしたいのだが、正拳突きって打撃力や養うのに効果ある？日拳やってた時分にボクシング式のパンチ教えるか、空手の正拳突きの方が良いか議論になったもので……。

正拳突きでの巻藁うちは、拳の握り方や突きを当てた時に関節を固める（刃牙でいう剛体術）を養うのに効果があると思うぞ。
そもそも、グラブ付けて主に顔面叩くボクシングと素手で顔面への突きが禁止のフルコン試合ではパンチの使い方が違うから簡単には比較できないと思うが、あえて言うならボクシングのやり方の方が日拳の試合にもアジャストしやすいんじゃないか？

>>164
ありがとうございます。

>>105
極真空手の大山倍達総裁が空手を世界共通の武道にしたいと願い
海外では空手を「KARATE」と表記するため
日本語でも「カラテ」という表記にしたそうです

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選手は「ちゃんと受けんからだ！」と一蹴されたといい
師範サイドは「スマン！大丈夫か」とすぐさま駆け寄ったという
どっちがウソついてんの？

本人達に聞いてみたら？
植草歩はyoutubeもやっとるし、香川政夫はその内容にケチつけてたらしいけどね

組手のほうはなかなか面白かったけど型は採点の基準もなにもいわれないのでさっぱりわからなかった

なぜ最初から、軍隊で使えるような技が少なく拳を痛めないよう掌底を使う、投げ蹴り掌肘なんでもありの素手格闘技が流行するのではなく、空手と、柔道と剣道だったのか…

その歴史の歪みはそれなりに面白いと思う。

そりゃ何でもありにすると最終的には殺し合いか
そこまでいかなくてもケガ人続出で後継者が途絶えるからじゃないの
喧嘩や決闘が違法なのに興行だからって理由で許されるのもおかしいし
この辺の事情は西洋でも同じだよ
バーリトゥードの歴史とか参考になる

日本に限らず外国でもバーリトゥードが認められなかった理由が
「こんなの喧嘩と何が違うの？」だからね
転ばしてマウント取って気絶するまでボコボコに殴るという絵面が
法律上も教育上もスポーツという観念上もよろしくなかった

何より見ててそんなに面白くないから興行としてもイマイチなんだよね
マウント取って上から殴りつけるって弱い者いじめにしか見えないし
逆転の手段も関節取って絞め技だからお互いに動きがなくて地味すぎる

興行として成り立たないのはマジで致命的
相手をボコボコにすれば金がもらえるから厳しい訓練とか
痛みにも耐えて戦えるのであって
はした金で命がけの殴り合いするのはただのバカでしょ

削除しました

>>171
単純に趣味やスポーツとしてあまり需要がないんだろうな
国民皆兵の国でも徴兵には鍛錬としての武道は訓練してもガチすぎる素手の殺しの術までは教えないという
兵士が社会に戻った時危険すぎるからという事らしい

なるほど、あまりにガチな技（某ましゅとか、膝を横から蹴るとか）は危険すぎて試合不可、型武道になるしかない、というのもあるか…

空手は宗派が多すぎる。
柔道だと講道館でまとまっているけど
空手は空手道(寸止め)、極真(顔面パンチ禁止)、フルコン(頭部に防具)とざっくり三つあって
その中でも正道会館やらなんやら分裂しているしね。

西村選手がアメリカ代表との試合でガッツポーズして後頭部蹴られてたの印象悪すぎるなあ…

>>178
「武道の誕生」によると、柔道が統一できたのは講道館が技術的理論的に卓越していたのと嘉納治五郎の政治的才能の成果らしい
戦前は他流派出身の柔道師範も結構居たけど、講道館の段位制度に飲み込まれていったみたい
空手は今でもポコポコ流派増えてるから統一は無理でしょうな

>>178
勘違いしてるようだけどスポーツとしての空手で国際的に認知されているのは寸止めと揶揄される事が多い全日本空手道連盟の空手のみだぞ
他の空手、特に極真や他のフルコンは国内では体育連盟への加盟も実現できていないし、寸止めのような世界的組織も存在しないから、そもそもそんなに拮抗した関係では無い