プロミネンス 単語

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プロミネンス

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プロミネンスとは、太陽ガスが吹き上げる現である。

概要

皆既日食の時にによって隠された太陽の縁からい炎が立ち昇っているように見える事から、日本では紅炎と呼ばれている。

プロミネンスがく見えるのは、にHα線(エッチアルファせん)を放射しているためである。
通常時は分望遠鏡を使わなければ見ることができないが、皆既日食の時には望遠鏡で見ることができる。
また、望遠鏡にHα線を選択的に通す特殊なフィルターを用いることで、通常時でも観測することが可となる。

プロミネンスとは何か

球(太陽の表面)の上には、層と呼ばれる大気の層が太陽の下層にある。
この層の濃いガスが磁線に沿って吹きあがり、上層にある希薄な大気であるコロナの中まで伸びていく。
この磁線に支えられて立ち上る約1万℃の炎状の水素ガスプロミネンスである。
形や大きさはさまざまで、寿命は数分から数かに及ぶものまである。

ダークフィラメント

太陽の中央付近にあるプロミネンスを観測すると、球よりも暗い筋状に見える。
これは、ダークフィラメント暗条(あんじょう)と呼ばれている。
球上にあるかないかでこのように見え方が違うのは、プロミネンスの物質が球からのを吸収してしまうために、暗く見えるからである。

黒点を繋ぐ磁線に伴う筋状のプロミネンスはフィラメントと呼ばずにフィブリと呼ぶことが多い。

プロミネンスの種類

プロミネンスには、活動領域(黒点斑部)以外の部分に現れて数ヶに渡って安定に存在する静穏紅炎と、黒点などの活動域に現れてしく形を変える活動紅炎の2種類がある。

静穏紅炎は高さは1.5 ~10万km・長さ6 ~50万km・幅7000kmにもなる巨大なものだが、活動紅炎はその数分の1程度しかない。
ただし活動は活発で、プロミネンスの中の磁場の強さは静穏よりも強い。

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最終更新:2024/06/02(日) 11:00

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