- プロ野球選手一覧 > カーティス・グランダーソン
カーティス・グランダーソン(Curtis Granderson、1981年3月16日-)とは、アメリカ合衆国出身の元メジャーリーガー(外野手)である。
概要
OB | |
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カーティス・グランダーソン Curtis Granderson |
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基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | イノリイ州 |
生年月日 | 1981年3月16日 |
身長 体重 |
185.4cm 83.9kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 外野手 |
プロ入り | 2002年 |
引退 | 2020年 |
経歴 | |
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国際大会 | |
代表チーム | アメリカ合衆国 |
WBC | 2009年 |
メジャーリーガーテンプレート |
イリノイ州シカゴ郊外で誕生。両親ともに教師という厳しい環境で育つ。
イリノイ大学シカゴ校へ進学し野球部に入部。打率.483を記録し、スカウトの注目の的となる。2002年の全米ドラフトで3巡目(全体80位)。
タイガース時代
2004年にAA級で活躍後、9月にメジャーへ初昇格。9月13日のミネソタ・ツインズ戦でメジャーデビュー。9試合に出場してシーズンを終える。
2005年は開幕をAAA級トレドで迎え、7月22日にメジャー昇格。6試合で打率.318を記録したが、チーム事情で再びマイナーへ降格となった。8月に再昇格し、9月15日にランニング本塁打、18日に5打数5安打、26日にはサヨナラ本塁打など、強烈な印象を残した。
2006年は開幕MLB。1番・中堅でレギュラーに定着。159試合、19本塁打、31二塁打。しかしア・リーグ最多の174三振を喫し、打率も.260で盗塁は8個と1番打者としての仕事をしたとは言いづらかった。
2007年には自身初の.300を記録。二塁打・三塁打・本塁打の全てで2桁に達する「トリプル・ダブル」をオールスター前に達成。9月9日に「20盗塁・20二塁打・20三塁打・20本塁打」を記録。メジャー史上3人目の快挙である(同年9月30日にはジミー・ロリンズも達成)。またこの年のシーズン三塁打数23本は58年ぶりの記録となった。
2008年2月4日、5年総額3025万ドルでデトロイト・タイガースと契約延長。しかし、シーズン開幕前のオープン戦で死球を受け、右手中指を骨折。故障者リスト入りし、開幕から21試合の欠場を余儀なくされた。シーズン初出場は4月23日、それ以降は141試合に出場。シーズン通算で13三塁打で2年連続リーグ1位。また打率は.280と前年を下回るが、出塁率は.365と前年を上回った。ただ、チームの打線は長距離打者が並んでいたものの、その打線が不発だったときに機動力を使う攻撃ができず、その点ではグランダーソンの12盗塁は期待外れな成績となった。この年のオフには、グランダーソンの人柄と野球に対する情熱を見込んだバド・セリグコミッショナーからMLBの国際親善大使に任命され、中国・南アフリカ・イタリアを訪問している。
2009年には第2回ワールドベースボールクラシックにアメリカ合衆国代表の一員として参加している。シーズンでは終始低打率に苦しみ、最終的にレギュラー定着後では最低の打率.249に終わった。一方で本塁打は自己最多の30本を放ち、2年ぶりの20盗塁も達成した。オフの12月9日、アリゾナ・ダイヤモンドバックスを交えた三角トレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍した。
ヤンキース時代
2011年には2番打者ながら119打点と活躍し、打点王を獲得。40本塁打、10三塁打、25盗塁を同時に達成したのはグランダーソンが初めてである。
2013年は故障でわずか61試合の出場に終わった。オフにFAとなり、ニューヨーク・メッツと4年契約を結んだ。
メッツ時代
2014年は155試合に出場したが、20本塁打66打点に留まった。
2015年は打率が259に上がったぐらいで、2014年とあまり変わらなかった。
2016年は序盤は1番か2番で出場していたが、終盤は4番に固定。150試合に出場し、2012年ぶりに30本塁打に到達したが、チャンスであまり打てず打点は59に留まった。
ドジャース時代
2017年8月にロサンゼルス・ドジャースにトレード移籍した。背番号は6。ロジャースでは打率.161、7本塁打、12打点に留まった。11月にFAとなった。
ブルージェイズ時代
2018年1月にトロント・ブルージェイズと1年契約を結んだ。背番号は18。104試合に出場したが、11本塁打、35打点に留まった。
ブルワーズ時代
2018年8月31日にトレードでミルウォーキー・ブルワーズに移籍した。背番号は28。しかしブルワーズでは19試合の出場に留まり、オフにFAとなった。
マーリンズ傘下時代
2019年2月にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結び、開幕後にマーリンズに昇格した。138試合の出場で打率.183、12本塁打、34打点だった。オフにFAとなり、2020年1月に現役を引退した。
成績
通算打撃成績
通 算 |
試 合 G |
打 席 PA |
打 数 AB |
得 点 R |
安 打 H |
二 塁 打 2B |
三 塁 打 3B |
本 塁 打 HR |
打 点 RBI |
盗 塁 SB |
犠 打 SH |
犠 飛 SF |
四 球 BB |
死 球 HBP |
三 振 SO |
併 殺 打 GDP |
打 率 AVG |
出 塁 率 OBP |
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MLB:16年 | 2057 | 8306 | 7236 | 1217 | 1800 | 346 | 95 | 344 | 937 | 153 | 30 | 49 | 924 | 67 | 1916 | 64 | .249 | .337 |
通算守備成績
機構 | 位置 POS |
試合 G |
刺殺 PO |
補殺 A |
失策 E |
併殺 DP |
守備率 FPCT |
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MLB | 中堅手(CF) | 1252 | 2985 | 47 | 20 | 11 | .993 |
左翼手(LF) | 214 | 288 | 9 | 3 | 2 | .990 | |
右翼手(RF) | 504 | 906 | 24 | 8 | 1 | .991 |
タイトル・表彰・その他
タイトル | ||
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打点王 | 1回 | 2011年 |
表彰 | ||
プレイヤー・オブ・ザ・マンス | 1回 | 2011年8月 |
シルバースラッガー賞 | 1回 | 2011年 |
ロベルト・クレメンテ賞 | 1回 | 2016年 |
その他 | ||
オールスターゲーム出場 | 3回 | 2008年、2011年、2012年 |
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関連項目
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