ギュンター(ファイアーエムブレム)単語

ギュンター

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ギュンター(ファイアーエムブレム)とは、ニンテンドー3DSのゲーム『ファイアーエムブレムif』に登場するキャラクターである。

概要

主人公に仕える、暗夜王国の老騎士。

平民出身だが実力で王城騎士となった、壮年の男性。主人公の世話役を努めており、ジョーカー達の師匠にもあたる。

CVの納谷六朗氏はこのゲームが発売される約半年前に亡くなったため、この作品が最後の出演作となる。彼の死後、まさかまた氏の声を聴けるとは思わなかった人にとっては、まさに噛み締めて聞き入ることとなった。

生き急いだな！

今作のジェイガン枠で初期兵種はグレートナイト。シリーズ恒例のジェイガン枠ではあるが、実は高齢ジェイガン枠はマーカス(封印)以来。フレデリクやティアマトなど最近のジェイガン枠は比較的若くて育つキャラが多かったが、ギュンターの場合は従来のジェイガン枠同様老齢故に成長率は低く、速さに至っては0%(=兵種成長率依存)という始末だが、特例で最大レベルが30になっている。

ルート分岐前に登場し、わずか3章で離脱。白夜編では以降登場しなくなるが、暗夜編では中盤に、透魔編では白夜、暗夜両方と決別した直後に再加入する。どちらも総ユニット数がとても少ないなかでの加入となるので、使わざるを得ない。盾として扱われることが多いというか主な使い方となる。

固有スキルは主人公の後衛時、主人公の命中+15、与ダメージ+3する「絶対進攻」。基本的に後衛になることの多い彼にとっては重要となる。他の資質はマーシナリー・ドラゴンナイト。そもそも低成長なのでよほどのことがない限り育てることはないだろう。

透魔編では支援会話がないため、支援会話を集めるには暗夜編をプレイするしかない。なぜ透魔編では支援会話がないのかは後述。

透魔編での彼について

ネタバレにつき折りたたみ

透魔編では、26章で敵として登場する。透魔竜ハイドラによって彼の器となっており、透魔兵のように透明な姿とボスのスキルを持っている。
その章で器となっていたのではなく、加入時点ですでに器となっていた。恐らくではあるが、暗夜王国編では器となりえなかったのは、アクアと器にされる前に出会っていたことによってそれが防がれていたのではないかと思われる(そんな時間がなかったと思うかもしれないが、ルート分岐した場所から無限渓谷まで行くのには時間がかかっていたはずであり、暗夜編においてアクアは「透魔王国に行っていた」という台詞があるため、主人公が暗夜王国にいたときに救い出せていたのではないかと思われる)。
そのせいか、ストーリーには関わるが支援会話は一切なく、仲間たちを不安にさせるような行動を取るようになり、崩壊させようとしていた。が、最後の最後で意志を取り戻し、自分を刺すことで呪縛から解き放たれた。その後はエリーゼとサクラによって回復され、仲間となる。が、支援会話はない。なお、透魔竜ハイドラの声も、ギュンターと同じく納谷六朗氏が担当している。

ファイアーエムブレムヒーローズ

リリース初期から登場。兵種は斧騎兵。

攻撃・守備に優れるが速さ・魔防が低いアーマータイプのステータスで、ジェイガン同様ステータス合計値が他より若干低い低いため、数字上はフレデリクの下位互換になる。
が、手持ちスキル「騎刃の鼓舞」がターン開始時、隣接する騎馬ユニットの攻撃・速さ+6と非常に強力。また、補助スキル「一喝」は味方にかかったデバフをバフに反転する効果を持つため、総じてサポートに向いた構成。
ただし「一喝」はデバフだけばら撒いてくる相手には有効だが、「インバースの暗闇」等デバフ+パニック(バフをデバフに変換する状態異常)をばら撒いてくる場合は逆効果となるため注意。

それまで得物は特殊効果のない「銀の斧」であったが、後に専用武器「老騎士の古斧」が実装。
HPが半分以上あればターン開始時に最も遅い敵の攻撃と守備を下げる効果を発揮し、特殊効果付与の錬成で周囲2マス以内の歩行・騎馬ユニット及び自分の攻撃・守備を強化できるようになった。

現在ではスキル継承ができてしまうため「騎刃の鼓舞」は唯一無二の個性とはならないが、最序盤で確実に☆1、☆2が手に入ること、召喚でも☆3から入手可能と入手は非常に容易。戦力や騎馬ユニットの枚数が揃わない内は入れておくとジェイガン共々中々役に立つ。

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