ザ・バーザーカーとは、
- バーサーカー(Berserker)の誤植、もしくは同名称を基にした造語。
- WWEなどで活躍したアメリカ合衆国の元プロレスラー「ジョン・ノード」のリングネームのひとつ。表記は「The Berzerker」。
- 漫画『キン肉マン』に登場するキャラクター。名前は2.に由来すると思われる。
ここでは3.について解説する。
概要
超人の神の一人“自制の神”。
数億年前に超人たちが暴虐を働いていた時代に超人たちを抹殺する案に同意し、現代に至って派閥のリーダー“調和の神”らと共に地上に下天した「超神」の一人。
口癖は「ドフドフ」。初登場の回では超神名を告げず、一緒にいたザ・ナチュラルと同様のパターンであった。
一人称は「我」「私」、相手のことは「お前」と呼ぶ普通の口調の超神。
名とは裏腹に「自制の精神」を旨とし、どんな状況でも心は実に穏やかに振る舞う。の割にはいきなりリングを落下させてザ・ナチュラルから「強引な奴よ」と言われたりもしている。神の特性と超神名が合っていない事はアシュラマンからも突っ込まれた。
正義のヒーロー然とした雄偉な姿をしており、手には大剣を携えているが、これはストロング・ザ・武道の竹刀のように試合では使われなかった。
ザ・ナチュラルを「盾」、自らを「剣」と評する攻撃的なスタイルであるが、ギミックに頼らない正統派かつ理詰めなファイトスタイルの持ち主。作中での圧倒的な強さもあって、ザ・ナチュラルからアシュラマンの好敵手というポジションを奪い取る形となった。
ザ・ワンからは自らの考えに同調する同士の一人として信頼されている。
作中の活躍
バベルの塔の4階に現れ、ザ・ナチュラルが待機するリングの上空にもう一つリングを浮遊させて超人を待ち受ける。そこにアシュラマンとサンシャインが姿を見せ、アシュラマンがサムソン・ティーチャーの敵討ちのためザ・ナチュラル打倒に名乗りを上げると、タッグマッチを提案して自身の立つリングを下にザ・ナチュラルがいるのに 落下させ、リングを一つにしてしまう。超神としての名乗りを上げると、大剣をリング外に投げ捨て、タッグチーム名「モデスティーズ」を決定。モデスティーは「謙遜」の意味である。
試合はザ・ナチュラルとアシュラマンの激突で始まった。ザ・ナチュラルが優勢に試合を運ぶが、サンシャインが好カットを見せてアシュラマンを立ち直らせて反撃に出る。ここでザ・ナチュラルと交代してリングに飛び込み、アシュラマンにドロップキックを決める。
地獄の砂団子を浴びせられてドラゴンスープレックスに捉えられるがブレーンバスターで切り返し、阿修羅稲綱落とし∞パワーを受けてザ・ナチュラルにぶつけられるがナチュラルレイヤークッションでカバーされ、ハイキックを当てて優勢になるがサンシャイン・マグナムで反撃され、と一進一退の攻防を繰り広げる。
ザ・ナチュラルがキャノンボールで押されるとカットに入り、ツープラトン「ベルセルクの剣」を決める。ザ・ナチュラルが呪いのローラーに巻き込まれてしまい大ダメージを受けると、反撃の「モディスティーズグリードボンバー」を決めて一気に試合を動かす。ナチュラルボーンクラッシュを防ごうとしたアシュラマンを制止し、技の成功をアシストした。
ザ・ナチュラルが倒されると、その遺体を物凄い勢いで壁に叩き付ける。
死んでいったサンシャインの砂を踏みにじり、彼を「便利な道具」呼ばわりしてアシュラマンの怒りを買う。アシュラマンの猛攻を受けるがそれを物ともせずに反撃し、必殺技「バーザーカーブレード」「超人殲滅落とし」を叩き付け、「バーザーカーエクスカリバー」でアシュラマンの腕を折る。これで優勢に立ったかと思ったが、アシュラマンはサンシャインの砂や友情パワーによって腕を悪魔六騎士のものに替えて強烈な反撃を開始する。それでも6本の腕に対して2本の腕で互角に渡り合い、1人で六騎士全員を相手にすることにも動じることなく「サクリファイス・ロック」に極めて優位に立ち、「超人殲滅落とし」でトドメをしようとするが、魔界のクソ力によって逆転され、阿修羅バスターの体勢に捉えられる。首のフックの弱点をすぐに見抜き逃れようとするものの、頭をサンシャインの手に掴まれ、胸にジャンクマンの針を突き立てられて動きを封じられ、阿修羅バスターの直撃を受けて倒された。アシュラマンが見せた力に、さらに成長して行くであろう超人達の将来性を感じ取り大きな期待を抱く。サンシャインへの無礼を詫びると、アシュラマンを最上階へと送り届けた。
必殺技
- バーザーカーブレード
- 頭の髪飾り「ベルセルクビーク」を大型化させ、相手の喉元に垂直落下頭突きの状態で叩き付ける。地獄の断頭台の頭突き版のような技。
先に見せておいたタッグ技「ベルセルクの剣」と名前の意味は同じだが、全くの別物。 - バーザーカーエクスカリバー
- 相手の両足を脇に入れ、両腕を掴んで固めて落下しつつ、途中で向きを横に変えてコーナーポストにぶつける。
相手の捉え方はキン肉マンビッグボディのメイプルリーフクラッチに似ているが、左足は相手の右腕を挟みつつ、足首で相手の顎を捉えて、より威力を増している。 - サクリファイス・ロック
- 相手の両腕を交差させる形で固め、ブリッジする形で締め上げる関節技。
この状態から上昇して「超人殲滅落とし」の態勢に移行できる。 - 超人殲滅落とし
- 相手の両腕を交差させる形で固め、両足も固めて背中から落とす。
ザ・マンの完璧・零式奥義「千兵殲滅落とし」と良く似た名前だが、全くの別物。
タッグ技
- ベルセルクの剣
- ザ・ナチュラルとのツープラトン。ザ・ナチュラルのナチュラルチョークスラムの上から、相手をエルボースタンプで落として叩き付ける。
- モディスティーズグリードボンバー
- ザ・ナチュラルが腕に絡みつき、体の前面に集めたナチュラルフェイスシールドを相手に叩き付けるラリアート。
関連静画
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- ランペイジマン
- バイコーン(キン肉マン)
- ザ・ナチュラル
- コーカサスマン
- イデアマン
- ザ・ノトーリアス
- ジ・エクスキューショナー
- リヴァイアサン(キン肉マン)
- オニキスマン
- マグニフィセント
- ザ・ワン
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