ジュストとは、以下のキャラクターである。
- 「悪魔城ドラキュラ」シリーズの登場人物、ジュスト・ベルモンド。「白夜の協奏曲」の主人公。
- 「キャプテン翼」シリーズの登場人物。テクモ版の「キャプテン翼3」のシャンゼリゼのゴールキーパー。シャンゼリゼの森崎。
- 「キャプテン翼」シリーズの登場人物。テクモ版の「キャプテン翼5」のサンパウロの控え選手。
ゴールキーパーでは無く、おそらく2の人物とは別人である。GK失格の烙印を押されてコンバートした可能性もあるが。 - 「キャプテン翼」シリーズの登場人物、ジュスト・イダルゴ。「たたかえドリームチーム」に登場するフランス人のフォワード。
概要
原作終了後、フランスに渡っていた岬太郎が所属するチームのゴールキーパー。
シャンゼリゼには、かつて日本を苦しめたストライカー、ルイ・ナポレオンが所属しており、攻撃力は十分。
そのためのバランス調整の結果なのか、ゴールキーパーであるジュストの性能は異様に低く設定されている。
フランス代表のゴールキーパーと言えば、あの伝説のザルキーパー、「フランスの森崎」ことドミニク・アモロ。
そのアモロが代表チームのGKを務めていると言う事は、他のGKはアモロより酷い奴しかいないと言う事である。
つまり、このジュスト君こそはアモロや森崎よりも酷い、シリーズ最低の味方GKなのだ。
人呼んで「シャンゼリゼの森崎」。それは「フランスの森崎」にすらなれないと言う意味も含まれている。
かくして、こいつに守りを託さねばならない岬とナポレオンは、敵のザコのシュートすら止めてもらえない理不尽な戦いに挑む事になる。
対戦相手のモルマントルにはドイツからシェスターが研修に来ているが、そもそもシェスターは前線でシュートを放って点を取るタイプの選手では無く、新必殺技もディフェンスに関する「スパイラルパスカット」である。その他のメンバーは適当なザコ選手ばかり。はっきり言って、攻撃力不足は明らかな敵軍なのだ。それにも拘わらず、ジュスト君は敵のシュートを全く止めることができない。
海外修行編はおおむね味方ザコの弱さに苦労する試合が続くが、その中でもゲーム2試合目で現れる森崎より酷いザルキーパーの存在は強くファンの恨み印象に残った。
余談1
「フランスのキーパーはアモロより酷いザル」と言う事は、当然、シェスターが所属するモルマントルのGKティボー君も同様に酷い。
こちらにはナポレオンがついているので必殺キャノンシュートでの得点が可能。
シェスターはここに研修に来て「シャンペンサッカーと呼ばれるフランスの個人技を学んだ」そうだが、その内容はエル・シド・ピエールが見せていたような、「基本的にDFが全く役に立たない翼世界で、どんなにGKが頼りなくても自分が守りに駆けつけて失点を防ぐMF」では無いだろうか。そのために極限までGKが役に立たない環境(=フランス)が必要だったのだ。
それは翼が目指す「試合を組み立てながら、自らも点を取るMF」とは対称的な、「試合を組み立てつつ、相手に点を与えないMF」の姿。それを身につけたシェスターは、日本との決勝戦でスパイラルパスカットを駆使して、翼や日向の超必殺技ネオサイクロンやライトニングタイガーさえも防いでしまうのである。それ本当に「パスカット」なんだろうな……。
余談2
この試合に続いて、海外修行編はメキシコでの日向&若島津vsカペロマン、イギリスでの松山vsカルツ、ドイツでの若林vsシュナイダーと続く。若島津や若林がいる試合はまだしも、松山はやはりザルキーパー、「ヨークシャーの森崎」ことトーマス君の守備に苦しむ事になる。(また、若林の場合はカルツが抜けたことでザコしかいなくなった味方攻撃陣の頼りなさに苦しむ)
この経験が嫌になったか、松山は後にヨークシャーからマンチェスターに移籍。レーネ、シューマッハと言った優秀なGKと巡り会う。
そのマンチェスターは、実はキャプテン翼3での対戦相手なのである。仮に松山の移籍の理由が「ザルキーパーに嫌気が差して敵に寝返った」だとすれば、見事にプレイヤーの恨みを晴らしてくれた英断と言えるだろう。
関連動画
関連項目
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