スイートハート(OMORI)単語

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スイートハート

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オ～ホッホッホッホッホ～！

スイートハートとは、ゲーム『OMORI』の登場人物である。

当記事ではOMORIのストーリーの核心部には触れていないが、プロローグの次の章までの内容が含まれるので、ゲーム内容を一切知らずにプレイしたい人は注意。

概要

ヒバナ森の奥にあるスイートハート城の主。全身をピンク色の服に包んでおり、城のデザインも赤・ピンク・紫系統で統一している。

一言でいうと「魔法少女風高飛車褐色肌お嬢様」。「魔法少女風」と書いたように、一見すると魔法少女の格好をしているが、魔法を使う描写はほとんど無い。手に持っているステッキのようなものは、ハート型のトゲ付き鉄球があるモーニングスターである。

お嬢様のような言動も多く、笑い方は「オ～ホッホッホッホッホ～！」「オ～ホホホホホホホホホ～！」「オホッオホホッオホホホ～！」の3段階がある。原語では「OHOHOHOHOHOHOHO」で、英語での一部の笑い声は字が大きすぎてウィンドウの右端からはみ出ている。

なお、公式日本語訳では語尾が「のだわ」になることがある。

お手本のような高飛車お嬢様キャラに加えてナルシストであり、他人に対して傲慢な態度をとることも多い。城内は彼女の欲望にまみれており、至る所に彼女の像や肖像画が飾られている。

容姿は整っており、ファンも多い。特に苗モグラたちからは熱狂的に支持されており、城内の警備やメイド、料理係、音楽隊などは全て彼らが担っている。

特に熱狂的な苗モグラのファンとしてローザがいるほか、苗モグラ以外のファンとしては、常にスイートハートのコスプレをしているペッシーという男の子がいる。

ストーリーでの関わり

序盤（プロローグ）では名前のみ登場。スイートハートのファンであるペッシーの部屋を見ることができるほか、彼女と付き合っていたスペースボーイ船長（スペース彼氏）からは「あまあまジャム入りドーナツちゃん」（jelly-filled donut）と呼ばれていた。

「あと３日……」から本格的に登場し、作中では伴侶探しをするため42シーズンにわたってショーを行っていた。すると、その場で出演者にさせられたヒロにスイートハートが惚れてしまう。しかしヒロは結婚を断ってしまい、激怒したスイートハートはヒロたち４人をスイートダンジョン（牢屋）送りにしてしまう。

牢屋から脱出し、再びショーの会場に戻ると、スイートハートは伴侶探しをやめて、自分と結婚しようとしていた。そこに現れたヒロに再び魅惑され、「もう一度チャンスを与えようかしら」としてヒロとの結婚を申し込むが、再び断られてしまったため、永遠にダンジョン送りにしようと襲ってくる。

スイートハート戦は、これまでの戦闘の中でもかなり苦戦する部類に入る。スイートハートは「にこにこ」系の感情を高めていくため、味方側は相性で有利な「しょんぼり」系の感情になると楽に進められる。しかし、途中でスイートハートの笑い声を聞かされ、相性が不利な「いらいら」系の感情に変化させられてしまうため、一筋縄ではいかない。回復アイテムに加え、能力ダウンや感情変化の技・アイテムをうまく活用する必要がある。

専用戦闘曲「World's End Valentine」は名曲とする評価が多い。緩急があり、特に激しい部分は音ゲー楽曲を彷彿とさせるという声もある。

以降の記述は、ゲームをクリアした後に閲覧することを推奨します。

その後主人公たち４人に追い詰められたところで、スペースボーイ船長が突然城内に乱入して結婚を申し込む。その姿を見たスイートハートは情熱的に感じ、結婚を了承した。

…と思いきや、後に破局したことが判明した。その後、婿探しはやめて「婿づくり」を始めると宣言、「海の魔女の三姉妹」のところへ向かうと言い、水中高速道路の先へと向かっていくが…。

過去・裏話

かつてはオレンジオアシスに住んでおり、彼女の祖母も登場する。祖母は人型ではなく、ドーナツの形をしたキャラクターである。プロローグの終わり間際でオレンジオアシス行きの列車が出る駅に行くと、変装したスイートハートの姿を見ることもできる。

また、「ドーナツ」と呼ばれていたように、水着・下着姿の写真・映像を見るとへその部分に大きな穴が開いている。

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 https://twitter.com/_omocat/status/1493276525084381184

オレンジオアシスのころから、「ロココ」という紫肌のエルフの男性と過ごしてきた。彼との仲は良く、婚約もしていたが、次第にスイートハートが多くのファンを得るようになってからは疎遠となり、ロココはいつしか城の地下に幽閉されるようになった。スイートハート戦後に、舞台地下の部屋の左側でロココに会うことができる。