概要
セルフ受肉勢vtuberとは、Vtuber活動で必要なLive2Dモデルまたは3Dモデルなど自身で制作し活動するVtuberである。
Vtuberは通常パパ・ママと呼ばれるクリエイターに依頼を行ってアバターを用意することが多い。ママはアバターのイラストやデザインを制作した者、パパはアバターのモデリング(動き)を担当した者、それぞれを総称する言葉としてパパ、ママという呼び名が存在する。要は他者が作った肉体に自身が魂として入るパターンが多いのだ。
セルフ受肉勢Vtuberはそれら両方、またはその一部を自前で行い、自分で作った肉体に自分自身が魂として入る。
セルフ受肉のメリット
- ほとんど初期費用ゼロでデビューできる
- Vtuberのアバターを用意するには多額の資金と時間が必要になる。そこそこ完成度の高いアバターを用意するには少なくとも30万~60万の初期費用が必要になる。また人気の絵師には依頼も殺到するため半年~1年待ちというのが現状。パパの方はどうかというと高い技術を持ったモデラーはやっぱり需要が高い。そのためある程度、絵の心得がある人は自分でデザインとモデリングしてしまえば初期費用をほとんどかけずに好きなタイミングでデビューできるというメリットがある。
- 絵の依頼をかけたくても法人依頼しか受け付けてもらえない
- 絵師に依頼をかけて一年待ったとしても依頼を受けてくれるかという問題も発生する。個人依頼と言うのはある程度のリスクがあるため好きな絵師がいたとしても法人経由でしか依頼を行うことができないということもある。
- 自分の理想のキャラクターを作り出せる
- 言わずもがな。
- キャラクターの権利がすべて自分
- 基本的にはデザインは全て自分で行うためVtuberでこじれがちな権利問題に悩まされることがない。グッズ化も自由に行うことができる。また、Vtuberの内面に関しても、ママが存在する場合は絵師の看板を背負っているため言葉選びや口癖などもある程度慎重にならないといけない。セルフ受肉の場合はそれらすべてが自由であり自己責任。
- 手作り感や素人感を楽しめる
- 今や大手企業に所属していた大物Vtuberも個人として活動する時代。アバターも動画もクオリティが高く高品質な物ばかり。そんな中でセルフVtuberは個人制作さながらの素人っぽさや手作り感を楽しめるのが特徴。
- 自分の技術を制作実績として公開や記録ができる
- ある程度絵が描ける人や技術がある人はVtuberの活動そのものが制作実績の一つになる。とくにYoutubeなどはチャンネルそのものがVtuberの進化の軌跡となり自分自身の技術を周知する場所として活用することができる。
- 物作りが勉強になる
- Vtuberをひとつ完成させるには絵の知識とモデリングの知識両方が必要になるため、それ自体が経験と知識になる。将来的に依頼をするとしても
セルフ受肉勢のデメリット
- ある程度の知識と技術の勉強が必要
- 当然ながらある程度の勉強は必要。昨今ではプロのクリエイターが作り方講座を出しているのでそれを見れば器用な人なら3日~1週間で理解できる。
- ママの看板や後ろ盾がない場合、視聴者ゼロはザラ
- Vtuberは基本的に準備中から宣伝を行い初配信で来場者を呼び込む。その際にママに宣伝してもらったりとにかく認知度を上げていく必要があるが、セルフでそれらを行う場合、初配信から視聴者ゼロなどは当たり前。
- リスナーが付かない間の活動は相当な精神力がないと続かない
- 冷静に考えてみればわかるが、誰も見ていないところでひたすら独り言を言い続けるというのは結構な苦行。最初はまだしもそれを半年以上続けるというのは結構な精神力が無ければ続かない。
それでもコンテンツと言うものは生き物なので継続的に活動をしていったり、定期的に動画を投稿すれば少しずつ人は増えていくのだがそこまでに至るには相当な胆力が必要でありよっぽどモノづくりが好きでないと大半は続かない。
アバター系
OBS
コメントビュアー
配信プラットフォーム
みんなもセルフ受肉Vtuberになろう!٩(ˊᗜˋ*)و
アバター制作ソフト
ソフト名 | 料金 | 形式 | 対応端末 | 備考 |
---|---|---|---|---|
Live2D Cubism | 一部無料 | Live2D | PC | Live2Dのモデリングを行うソフト。目や五十音にともなった口の動き、などもこれで設定できる。 |
Blender | 無料 | 3D | PC | フリーソフトとして配布されているCG制作ソフト。UIが複雑で初心者は何をどうすればいいのか一目ではわからない。 |
VRoidStduido | 無料 | 3D | PC/iPad | Blenderと違い初心者の敷居が低くパーツをカスタマイズして作る。 しかし腐っても3Dソフト、テクスチャの適用など細かい機能を有しており極めれば高クオリティな3Dモデルも制作できる。 |
トラッキングソフト
ソフト名 | 料金 | 形式 | スマホ | 備考 |
---|---|---|---|---|
VtubeStduio | 一部課金 | Live2D | 対応 | Live2D専用。UIが分かりやすくiPhoneのカメラを使ってのトラッキングも可能。人気のソフト。 |
Animaze by FaceRig | 一部課金 | Live2D 3D |
対応 | mocopiやVMCとの連動やultraleapと連動して手も動かしたりできる機能性が強み。 表情のトラッキングが高精度すぎるが故、日本人の平たい顔では一部おかしな動作をすることもあるとか。 |
VMagicMirror | 無料 | 3D | 対応 | パーフェクトシンクに対応している。ultraleapも対応していてこちらはAnimazeと比べると手の動きがしなやかで自然。 |
イラスト制作ソフト
ソフト名 | 料金 | 対応端末 | 備考 |
---|---|---|---|
ProCreate | 1,220円 | iPad専用 | UIがかなりiPad用に作られていてかなり書き心地が良い。レイヤーの最大数が決まっているためパーツ分けは一苦労。 |
CLIP STUDIO PAINT | 有料 ※公式サイト参照 |
PC/iPad対応 | 高機能で本格的に制作するならコレ!iPad用のアプリもあるのでかなり便利。 |
Photoshop | 月額課金 | PC専用 | 元々は写真加工したりフィルタしたりといった使い方をする。月額サービスで負担が重めだが動画編集ソフトのPremiumuProや音声編集ソフトのAuditionなど高機能がソフトが使い放題。 |
セルフ受肉勢Vtuberの一覧
以下の記事は情報が少ないです。 編集・情報提供にご協力ください。 |
Live2D 両方 |
Live2D デザイン |
Live2D モデリング |
3D VroidStudio |
3D フルスクラッチ |
3D 両方 |
Live2D [上へ▲] |
3D [上へ▲]セルフ卒業 [上へ▲] |
Vtuber名:名前(絵師の名義)
配信URL:大百科の記事がある場合は不要
セルフ箇所:デザイン、Live2Dモデリング、3D(VRoid)、3D(フルスクラッチ)
↑該当しないものを消してください。
情報の出典:例)ライブ配信やショート動画などのURL、またはパパの名前などがわかればそちらを。
- 掲載方針
並び順はあいうえお順
配信者=制作者であること(AIVtuberは非セルフ)
どこがセルフなのかわかりやすく明記されている(デザインのみか、モデリングのみか、その両方かなど)
配信メインの場合はコミュニケーションの取れる内容のある配信をしていること[1]
企業所属の場合はその制作ツールを使った制作過程のメイキング動画を確認してから追加
- 3Dの場合
どのツールを使ったのかわかりやすく明記されていること[2]
販売・配布されている標準モデルをカスタムしたものは非セルフ(規約によっては自作発言になってしまうため)
- Vtuberが自分の手で制作している
AIで自動生成したものは非セルフ
パーツ入れ替え系のツールは自分の手で制作していると言えないためセルフと見なさない
例)カスタムキャスト、REALITY、VRoidStduioの初期パーツのみなど
VRoidStduioで衣装などを一部使っている場合は規約を守っていること
関連項目
脚注
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- バ美肉
- V-Clan
- Vtuberが動画に付けるタグに困ったときに見る記事
- 個人勢vtuber
- 特化勢vtuber
- VTuber準備中
- VTuber公式生放送
- 動画勢VTuber
- ニコ生Vtuber
- Vtuber事務所(グループ)
▶もっと見る
- 17
- 0pt