ディオスパーダ(Dio Spada)とは、漫画及びアニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の登場したイタリアのチーム「ロッソストラーダ」が使用したミニ四駆であり、フルカウルミニ四駆第18弾である。
概要
自由に向きを変えることのできるリアステアリング機能を搭載しているが、実はフロントにナイフで攻撃を行う「アディオ・ダンツァ」(アニメの名称、イタリア語で別離の踊りという意味)、リアタイヤからは衝撃波を放てるバトルマシンであり、ロッソストラーダと対戦したチームのマシンを次々と破壊していた。その威力はネオトライダガーZMCにもダメージを与えるくらいである。
原作
仕込みナイフを仕込み、相手を突き刺す死のダンスを使用する。また複数のディオスパーダで相手を囲って攻撃するフォーメーション(死のリング)もある。
アニメ
見えない衝撃波と仕込みナイフによる攻撃は双方ともアディオ・ダンツァと呼ばれる。最初に対戦した星馬豪の話を聞いて疑念を抱いた鷹羽リョウは沖田カイに話を聞きに行くが、大神博士が研究していたショックレゾネーターと同じ原理ではないかと推測している。
見えないところでマシンを破壊していたため、ミニ四ファイターと観客には気付かれず、ロッソストラーダと対戦する際に限ってマシントラブルが発生しているとされていた。
TRFビクトリーズと対戦した際も全員のマシンを破壊したが、ビクトリーズのメンバーが豪のサイクロンマグナムをベースに開発したサイクロン・トライ・コブラ・エボリューション・ハリケーン・マグナム(星馬豪が命名)に敗れる。さらにアニメ4回目の対戦ではルキノが鷹羽リョウのネオトライダガーZMCに攻撃を行ったが、ナイフがそのまま抜けなくなるトラブルが発生し、さらにカルロがレース終盤にビートマグナムにアディオダンツアを仕掛けてサスペンションを破壊したことでロッソストラーダは2ヶ月の出場停止処分を受けた。
第100話「勝者の条件」では、星馬烈のバスターソニック、ミハエルのベルクカイザーがデッドヒートを繰り広げる中でカルロ・セレーニのディオスパーダが怒涛の追い上げを見せ、不正をせずゴール目前でバスターソニックを抜いて1位を勝ち取った。このエピソードはベストエピソード第1位に選出されている。なお興奮のあまりヘリコプターから飛んでしまったミニ四ファイターは無事だった。
しかし最終レースではカルロがこのことに葛藤を抱き、ベルクカイザーとビートマグナムにアディオ・ダンツァを仕掛けたが失敗。優勝争いから離脱してしまうが、リタイアせずに完走した。ジュリオ・デイ・アンジェロとマウリーツィオ・ゾーラは生き残って上位を目指すべくプロトセイバーEVOを攻撃しようとしたが、TRFビクトリーズの団結力を前に手出しできず、優勝争いから脱落した。
使用者
関連動画
関連項目
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