ブレインズとは、イギリスの特撮番組「サンダーバード」に登場するキャラクターである。
概要
国際救助隊のメカはすべて彼の設計であり、彼無しに国際救助隊はありえない。見るからに頭脳派であるが、助手として救助活動に参加する事もあり、時として彼が直接行動することもあるなど意外にアクティブである。性格は天才とはかくあるものぞと言う風な、何処か変人で、ひょうひょうとした雰囲気であり、ある回においては救助対象になろうロケットが太陽に一直線と言う危機的な状況においても自身の研究にいそしむような良くも悪くもマイペースな一面を持つ。
本名はホラチオ・ハッケンバッカーといい、ハリケーンで孤児となった時にジェフによる支援を受けて成長した。また、ハイラム・K・ハッケンバッカーと言う偽名で旅客機の設計に携わったり、映画「サンダーバード6号」は何故か偽名をミスターXとしてスカイシップ1の設計に携わっている。
発明品一覧
- サンダーバード1号
- サンダーバード2号
- サンダーバード3号
- サンダーバード4号
- サンダーバード5号
- ジェットモグラ・磁力けん引車・ジェットブルドーザーなどのサポート用の救助機材
- レースカー
彼の設計した新開発のエンジンを搭載する自動車で、レーサーであったアランが実験を兼ねてレースに参戦、優勝を果たしたがそれを妬んだライバルによって強奪される。最後はサンダーバード1号に追跡された後にがけ下へ転落した。 - ブレイマン
ブレインズが設計した人工知能を実装したロボット。劇中においてブレイマンそっくりのガードマン的なロボットが登場しており、おそらく市販のロボットを改造したものと思われる。研究を重ねて人間の行動パターンに近付けた。また、人間ならば2週間はかかる演算をやってのけ、サンダーバード3号のピンチを救った事もあり、最終的にはブレインズをチェスでまかせた。 - スカイトラスト号(ハイラム・K・ハッケンバッカー名義)
胴体着陸における火災対策等を施した最新鋭旅客機で非常時には燃料タンクを切りはなすことができる。これにより、胴体着陸時における火災の可能性を限りなく低くすることが可能となった。 - スカイシップ1(ミスターX名義)
ブレインズの製作した飛行船で、反重力を使う点が特徴である。操縦を含めて全て自動である。しかし、この提案をした際に超音速旅客機など高速の航空機を想像していた航空会社から失笑されるという憂き目にあう。
劇中のエピソードなど
- 日本語吹き替え版は怪優の名高い大泉滉であるが、英語版ではデビット・グラハムが担当している。なお、英語版の声優はブレインズ以外にもゴードンとパーカーの声優を担当しており、一人三役をこなしている。
- 頭が良すぎて、会話が追いつかないという設定のため、英語版においては吃音になっている。
- 彼が対外的な仕事の際に用いる偽名のハイラム・K・ハッケンバッカーについて、あまり正しく覚えられてないようで、航空大臣より「ハッテンハッケン博士」「ハッケンブリンク博士」と言われていた。
- 常に理論整然とした思考の彼ではあるが自身の製作したロボット「ブレイマン」の実験でチェスの勝負で負けた時、明らかに動揺をしており、かなり人間くさい部分も多く見られる。
- ある救助において時計に模した通信機を使用した際、挙動不審に見えてしまった事でこんなところから逃げ出した患者扱いをされてしまい、作戦終了後は本当にこんなところへ連れて行かれた。なお、ペネロープ曰く「いつも精神病と間違われる」姐さん、あんまりです。
関連人物
- ジェフ・トレーシー
孤児になったブレインズに学費などを援助し、2人の発明や特許によって国際救助隊設立につながる巨万の富を得る事となった。 - ミンミン(ティンティン)
ブレインズの助手で、同じくジェフの支援を受けた。ブレインズと共に行動する事もある。
関連動画
関連商品
関連項目
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