ブロリーが暇つぶしに世界を救うようですとは、ネコニャーン氏による自作RPGである。
概要
ブロリーをはじめとしたドラゴンボールの登場人物達とニコニコオールスターズによるパラレルワールドの物語。2017年5月に第一話が投稿、週一~隔週ペースで続きが投稿され、一旦の休載を挟んだ後2018年11月に最終回が投稿され、完結。ネコニャーン氏としては二度目の作品完結である。
ニコニコオールスターとの共演の他、ドラゴンボールの設定をうまく利用した作風が人気を博し多くの支持者を得た。
基本戦闘システムはRPGツクールの戦闘システムの他、ポケモンシリーズの技を流用している。その関係で敵味方双方にタイプが設定されており、相性によるダメージ変動が発生する。また、シリーズの途中からポケモンシリーズの特性システムも導入された。タイプやとくせいは基本的にそのキャラのイメージに沿ったものが選択されている。
あらすじ
不思議生物・バケモンが住む南国の地・ブローラに住む超サイヤ人・ブロリー。
そんなブローラで退屈な日々を過ごしていたブロリーは暇つぶしが無いかどうか父・パラガスに相談する。
するとパラガスが持ち掛けたのは修行の旅の話であった。
ブロリーは様々な仲間を連れて「島巡り」の旅に出るが、パラガスが一人の女サイヤ人クロナ・ダークにドラゴンボールを奪われてしまう。
ブロリーとその仲間たちは島巡りの為、そしてドラゴンボール奪還のために旅をすることになったのだった。
登場人物
ドラゴンボールの登場人物
- ブロリー(声:島田敏)
タイプ:あく・かくとう
とくせい:がんじょう
本作の主人公である伝説の超サイヤ人。
本作ではグラフィックの都合で常に伝説の超サイヤ人形態で移動する。
毎日退屈な生活を送っていたところパラガスに島巡りの話を聞き、以後島巡りを開始する。
殺りくを楽しみとする原作と違い過激だが気のいい兄ちゃんとなっている…というより周りにボケキャラが多い為かなし崩しに彼がツッコミ担当になっている。
可愛い女の子にめっぽう弱く、発見する度に「カワイイ!」と声を上げる。
ベジータと違い神の気を持っていなかったが、第一部終盤にて死の淵から生還し神の気を分け合えてもらった結果ブロリーゴッドへの変身を果たす。 - パラガス(声:故・家弓家正)
ブロリーの親父ィ…
ブロリーに島巡りの話をしたのは彼。
戦闘には参加しないが行く先々でブロリーを情報面や人脈で助ける。
演者が生前ナナカマド博士をやっていた声優ネタで学校の先生を担当している。 - ベジータ(声:堀川りょう)
タイプ:かくとう・ひこう
とくせい:まけんき
誇り高きサイヤ人の王子。
今回ブロリーの修行の旅に誘われ最初にパーティメンバーとなる。
加入前はブロリーが強くなることに対してヘタレるシーンがあったが、物語の途中で超サイヤ人ブルーまでの覚醒が可能であることが判明した。
その為何故ブロリーよりも実力が上の筈の彼がブロリーの修行に恐怖をしていたか不明となっている。
言動から既にブルマと結婚しているらしく、ブルマのことを心の底から愛している等原作の愛妻家の部分が強調されている。 - 孫悟空/カカロット(声:野沢雅子)
タイプ:かくとう・ドラゴン
とくせい:マイペース
原作における主人公であり、本作では主人公パーティのライバルキャラ。
本作ではMADおなじみクズロットな性格ではなく、原作における少し常人とヅレてはいるが基本気のいい奴と言う部分が強調されている。
1週目では一時的にパーティ入りするがNPCであり操作をすることはできない。
クリア後はクリア特典としてブロリー達にパーティ入りする。
彼もまた超サイヤ人ブルーに変身することができる。
ウルトラビースト編にて戦いの末窮地に陥り、その結果身勝手の極意に覚醒した。 - ピッコロ(声:古川登志夫)
かつてピッコロ大魔王と恐れられた魔王の息子にして生まれ変わりのナメック星人。
この世界においては仙豆を栽培して商売する「仙豆農場」なるカリン様がマジギレしそうな商売を行っている。
ベジータ曰く原作同様保護者担当らしい。 - トランクス(未来)(声:草尾毅)
タイプ:でんき・ひこう
とくせい:ひらいしん
未来からやってきたベジータの息子。
原作では正統派のイケメンキャラなのだが本作ではウザンクス及びトランクスルーの扱いを受けており、
ブロリー達が通ってきた場所に遅れて参上しウザい発言をしてスルーされる憂い目に遭っている。
その後ベジータ達と合流した際には未来トランクス編基準の正統派イケメンの性格になっていたが何故か顔グラフィックはウザンクス顔(ならずものが誤情報でベジータを騙す直前にトランクスが驚く表情をする直前の表情)になっている。 - ならずもの(声:神奈延年)
原作においてトトカマ星に超サイヤ人が現れたという嘘でベジータを騙した戦闘員。
本作では何かしらの報告担当になっている。
ちなみに原作におけるアンゴルとは別人の筈だが本作では同一人物ということになっている。 - 科学者(声:不明(龍田直樹説が濃厚))
ブロリーの制御装置を開発したタコのような宇宙人。
本作ではタコ・デスジャという名前を与えられており、ブロリー達の旅をアイテム面でサポートする。 - ザマス(声:三木眞一郎)
タイプ:あく・フェアリー
とくせい:さいせいりょく
第十宇宙の界王神見習いである歪んだ正義を持った界王様。
本作の原作同様にゴクウブラックと共に人間0計画を遂行すべくトランクスの島を襲う。
声優ネタにより「アニメで分かる心療内科」の主人公・心内療のように心理士の技術を会得している。 - ゴクウブラック(声:野沢雅子)
タイプ:あく・ドラゴン
とくせい:じきゅうりょく
悟空の体を超ドラゴンボールの力で乗っ取った別世界のザマス。
本作では催眠術により悟空が洗脳されこの状態になっており、ザマスと共に人間0計画を遂行する。
ちなみに原作に置いてゴクウブラックという名前は未来世界のブルマが命名し、トランクスや悟空達はそれを略して「ブラック」と呼んでいたが、アニメ・漫画双方でブラック本人がゴクウブラックを自称したことは一度も無い。しかし本作では自らゴクウブラックを名乗っている。 - 破壊神ビルス(声:山寺宏一)
第七宇宙の破壊神。
直接の出番は無いがベジータの会話に登場している為存在はしているらしい。 - ブルマ(声:故・鶴ひろみ)
ドラゴンボールシリーズのヒロインでありベジータの美人妻である天才科学者。
本作での登場は今のところ無いがトランクスの存在、またベジータの発言から一応存在しているらしい。 - フリーザ(声:中尾隆聖)
タイプ:はがね・エスパー
とくせい:ふしぎなまもり
ドラゴンボールの敵と言えばコイツ、というぐらい有名な惑星ベジータを滅ぼした宇宙の帝王。
本作でも原作同様の最期を迎えたようだが、兄クウラ同様にビッグゲテスターの科学力によってゴールデンメタルフリーザとして蘇りサイヤ人達に復讐を誓う。 - 人造人間17号/ラピス(声:中原茂)
人造人間18号/ラズリの双子の弟であるイケメン人造人間。
未来でトランクスの世界を破壊しつくした人造人間とは別の未来を辿っており、現在は妻子持ちで無人島の怪獣や動物たちを守る自然保護観察官をしている。
フリーザの一件の後、彼が守るジャパリパークに謎の怪物「ウルトラビースト」が襲来したらしくブロリー達に援護を求めてやってきた。 - フロスト(声:中尾隆聖)
タイプ:あく・どく
とくせい:(未検証)
第六宇宙におけるフリーザと同列の存在。
一見するといい人だが実は極悪人でありだまし討ちや闇討ちを得意とする。
本作でも原作同様不意打ちでブロリーを倒そうとするも、1度騙されキレたブロリーのギガンティックミーティアによって木っ端みじんにデデーンされてしまった。 - パラガス:ゼノ(声:宝亀克寿)
タイプ:エスパー・かくとう
とくせい:がんじょう
「ドラゴンボールゼノバース」の世界におけるパラガス。
家弓氏の没年後に生まれた派生形態なので声が違う。
何故か恩的であるはずのベジータ王と結託し悪事を働く。
本作ではウルトラZ団のボスとして君臨しており、ブロリーダークの力を使って全世界の支配を目論む。 - ブロリーダーク(声:島田敏)
タイプ:あく・かくとう
とくせい:ブラックホール(フェアリー技引き寄せ&無効にしてとくこう一段階アップ)
パラガス:ゼノの息子である異世界のブロリー。
ダークドラゴンボールの力によってパラガスに支配され、超サイヤ人4となり強大な力を得た。
その力はブロリーをも凌ぐほどだが、この世界のブロリー同様父を大切にしている。
他の作品のキャラクター
パーティキャラ及び仲間達
- 東風谷早苗
タイプ:エスパー・ひこう
とくせい:かぜのうわさ(ピンチ時ひこう技強化)
「東方project」の登場人物の巫女。
パラガスの紹介によりブロリー達のパーティに加入する。
ツッコミ担当。
とおもいきや蓋を開けてみるとなかなかのボケキャラであった。 - 泉研
タイプ:でんき・ノーマル
とくせい:せいぎのこころ
「チャージマン研!」の主人公である鬼畜小学生ヒーロー。
自ら懇願しブロリー達の仲間になった。
本作ではアニメ版における非常識人っぷりはナリを潜めている。しかし敵への容赦のなさは健在だった。 - ケンシロウ(声:神谷明)
タイプ:かくとう・ひこう
とくせい:クリアボディ
「北斗の拳」の主人公である北斗神拳伝承者。秘孔タイプ
トランクスとは同郷の出身であり共にザマスに立ち向かう正義の味方。
ちなみにケンシロウを演じた神谷明氏はドラゴンボールでガーリックJrを、後任である小西克幸氏はドラゴンボール改にてギニューを演じている。 - イーノック(声:三木眞一郎)
タイプ:フェアリー
とくせい:くだけるよろい
「エルシャダイ」の主人公である正義の神。
本作では中の人は同じだが思想や立ち位置が真逆なザマスを成敗すべく参上した。
非戦闘員
島キング/島クイーン、キャプテン
- 松岡修造(声:松岡修造)
タイプ:ほのお
とくせい:(未検証)
実在する超熱血テニスプレイヤー。島キングでもある。
炎タイプのキャプテンとしてブロリー達に試練を与える。 - 博麗霊夢
タイプ:エスパー・フェアリー
とくせい:(未検証)
「東方project」の登場人物であり島クイーン。
パラガスとは昔からの顔見知りらしい。 - 海馬瀬人(声:津田健次郎)
「遊戯王」の初代ライバルキャラである海馬コーポレーション社長。
本作のグラフィックでは井上作画の鉛筆の如く鋭利な顎のグラフィックとなっているが台詞はシリアス。 - エックス(声:櫻井孝宏)
タイプ:いわ・はがね
とくせい:てきおうりょく
「ロックマンX」の主人公であるイレギュラーハンター。
本来はシグマが島キングだったがとある理由で彼に継承されて島キングとなる。
フレンズ
- サーバル(声:尾崎由香)
タイプ:くさ・ひこう
とくせい:かたいツメ
サーバルキャットのフレンズであり、アニメ版「けものフレンズ」のメインヒロイン。
ザマス戦に唐突に現れブロリー達に戦う準備の猶予を与えた。
クリア後のUB編においても登場。UBから他のフレンズを守るためにブロリー達の仲間になった。
彼女はラーニングによって他のフレンズの特技も使用可能になる…言わば「ヒーロー戦記」におけるモロボシ・ダン/ウルトラセブンのような立ち位置。 - トキ(声:金田朋子)
トキのフレンズ。
登場した際にはケンシロウに(北斗の拳の)トキが来たと誤認させた。
ちなみに演じる金田朋子氏は妊娠中に彼女を演じていた。
ウルトラZ団
突如ウルトラホールをくぐって現れた謎の悪党集団。
数多くの平行世界の悪党達を集めてジャパリタワーを占拠した。
- デデデ大王(声:緒方賢一)
タイプ:いわ・ひこう
とくせい:あついしぼう
「星のカービィ」シリーズのボスキャラ。
本作のデデデ大王はアニメ版基準の暴君。
その容姿からペンギンのフレンズと間違えられてしまう。 - Z会のCMの学生
文字通りCMに出ていた学生。
勉強したくなさにウルトラホールをくぐった結果この世界にたどり着いたらしい。 - 獏良了/盗賊王バクラ(声:カシワクラツトム(東映版)故・井上瑶(DM王国編)松本梨香(バトルシティ編以降))
タイプ:ゴースト
とくせい:プレッシャー
「遊戯王」のキャラクターであり、遊戯達の友・獏良了の体を乗っ取った千年リングに宿りし盗賊。
他の遊戯王キャラはこの世界にもいるが、彼はどうやら本家の世界から飛ばされて来たらしい。 - クズロット(声:野沢雅子)
タイプ:かくとう・ドラゴン
とくせい:マイペース
主にニコニコでメジャーな最低最悪な悟空。
ドラゴンボールをよく知らない奴が「悟空はクズ」とかいうのは原作後半の悟空の台詞及びこいつのせい。
本作では異世界の悟空として登場。この世界の悟空とは正反対のクズ野郎として描かれ、身勝手の極意を使用し戦う。
最もこいつのばあいは「身(体が)勝手(に動く)の極意」ではなく「(思想や行動が)身勝手の極意」だろうが。
サーヴァント
かつての英雄が英霊となって現れた存在。
セイバー以外は原作と違うサーヴァントである。
契約により魔王デフォグラーに従う。
- 志々雄真実(声:池田政典)
タイプ:ほのお・ゴースト
とくせい:れいたいか(ノーマル・格闘無効)
「るろうに剣心」のボスキャラの一人であるテロリスト。
一応契約によりデフォグラーに従っているが本心ではないらしく不服。 - ジョン・メイトリックス(吹き替え:玄田哲章/演:アーノルド・シュワルツネガー)
タイプ:はがね・かくとう
とくせい:れいたいか
「コマンドー」の主人公。
志々雄同様デフォグラーに不満を持っているが仕方なく従う。 - 佐倉杏子(声:野中藍)
タイプ:あく・エスパー
とくせい:れいたいか
「魔法少女まどか☆マギカ」の登場人物。
元ネタが仮面ライダーのキャラな為かカリスと共に行動する。 - 相川始/仮面ライダーカリス/ジョーカーアンデッド(演:森本亮治/スーツアクター:伊藤慎)
タイプ:むし・ひこう
とくせい:れいたいか
「仮面ライダー剣」のもう一人の主人公にしてラスボス。
元々人類を愛している彼は当然デフォグラーに従うのを快く思っておらず、
不本意ながら杏子と共にブロリー達と戦う。
何故不老不死生物であるはずの彼が死んで英霊になったかは不明。 - セイバー(声:川澄綾子)
タイプ:ドラゴン・フェアリー
とくせい:マジックガード
「Fate」シリーズのヒロインの一人。
賢者カフラのサーヴァントだったが契約によりクロナに従う。 - キャスター
タイプ:あく・ほのお
とくせい:ほろびのて(直接攻撃時確率で即死させる)
魔王デフォグラーのサーヴァント。
姿を現さずクロナの中にいた為どんな姿をしているか不明。
オリジナルキャラ
- クロナ・ダーク
タイプ:あく・ほのお
とくせい:かちき
かつてブローラを恐怖に陥れた魔王とその妻の女サイヤ人の間にできた娘であり、サイヤ人のハーフ。
遥か昔に封印されてしまった父を復活させるためにドラゴンボールをブロリー達と奪い合う。
ブロリー達のもう一人のライバルであり、サーヴァント・キャスターの力を使い超サイヤ人キャスターへと強化変身する。
ブロリーと和解後は彼に恋をしているらしいがブロリーが悟空レベルの朴念仁であるためその恋心は報われていない。 - 魔王デフォグラー・ダーク
タイプ:あく・じめん
とくせい:あまのじゃく
クロナの父でありかつてブローラで恐れられた魔王。
元々は賢者だったのだがとある理由で蔑まれるようになってしまい、魔王として君臨する。
母の意思を継ぎ争いを好まないクロナと違い支配欲や破壊衝動があるようだが、実際は島の守り神により精神支配を受けていただけであり本当は娘思い…もとい親バカの懐が厚い男。 - 賢者カフラ・ダーク
クロナの母でありデフォグラーの妻。
その昔殺害されてしまった為故人。 - カフラ
タイプ:はがね
とくせい:アナライズ
2525TVの超人気女子アナであり、賢者カフラの生まれ変わり。
初登場はバケモンリーグ四天王の一人としてブロリーの前に立ち塞がり、
クリア後は仲間としてブロリー達をサポートしている。
関連動画
関連項目
- 4
- 0pt