ヘイト主義とは、憎悪による攻撃、貶すことありきの考えた方。あるいは攻撃できて楽しい、嬉しいという姿勢のことである。
概要
人や物、作品や集団などを攻撃することは、何も全てが真っ当な正義感や義憤に駆られて行われるなんてことはなく、当然ながら攻撃自体を目的としたり、嗜好したりする姿勢も少なくない。
また、当初は何らかの不満や反発をきっかけとしていたとしても、そのような攻撃行動を繰り返すにつれて次第に思考が先鋭化し、行動は過激になり手段と目的も逆転してしまうようなことがあるし、もっと単純にそれが楽しいからというだけの理由で行われている場合も多い。
そうしてあまりにも特定の何かを憎みたいあまり、または不特定多数の何かを叩くことを好むあまりに陥ることになる思考である。
行動の類型として見ればアンチの一種とも、娯楽や趣味としての意味で見れば消費の一形態とも言え、大抵それぞれ標的以外に趣味嗜好を確保していることもあってか問題の少ない愛好家や批判者とも混ざり合って区別がつきにくく、当の主義者自身も当たり前だが普通を装い堂々と「叩ければ良いのだ」とか言うようなことはほとんどないため、不特定多数同士が叩き合いを繰り返すことでお互いの恨みによって連鎖的に増殖し、その結果最終的にはその集団や分野全体が荒廃するという問題が発生することになる。
主な特徴の例
- 基本的にまず貶すことありきで物事を考えて発言などを行う。
- 自分の嫌いなもの、または感心のないものについて「どう叩いて楽しむか」など考えるようになる。
- 好きなものができたら安全圏に置きつつ、標的を叩くため利用する。
- 空気に敏感で、炎上騒ぎを攻撃の好機として、人気沸騰の状況には利用価値としてそれぞれ群がる。
- コピペブログなどの記事を好んで引用・紹介・RTなどを行う。
- 批判の名を借りた非難や中傷のない状況に対して不信や不満を感じるようになる。
- ヘイト創作や非難動画などを「まともな批判」として好み、技術次第では自ら投稿を行い拡散する。
- 自分の思考に対しては自覚がない。
- 無意識に清廉を装うためにまともな批判者であるような主張をしきりに見せたりする。
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関連項目
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