ヘルディガンナーとは、『ZOIDS』シリーズに登場するイグアナ型水陸両用戦闘ゾイドである。
当初は名称の途中で「・」を挟んでいたが、1999年以降発売のものからは省略された。
機体解説
ヘルディガンナー HEL DIGUNNER |
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基本情報 | |
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型式 | DHI-011 EZ-011 GRZ-003 |
所属 | ガイロス帝国 |
モチーフ | イグアナ型 |
スペック | |
全長 | 24.5m |
全高 | 5.8m |
全幅 | 6.5m |
重量 | 48.0t |
最高速度 | 130km/h 180km/h(GRZ) |
武装(旧) | |
武装(新) | |
ゾイドテンプレート |
DPZ-9デッド・ボーダーと並ぶ同帝国最初期のゾイドで、体内に特殊鉱物“ディオハリコン”を組み込む事で今までのゾイド以上の出力を発揮しており、高い俊敏性とこのクラスのゾイドとしては想像もつかない攻撃力を実現しているのが特徴。
最大の武器はそのディオハリコンのエネルギーを利用する収光ビーム砲をはじめとする各種砲塔で、他にも顎下のパラライザーで敵機の動きを止めた後、一方的に格闘攻撃をしかける奇襲戦も得意としている。
当初はガイロス帝国軍機甲部隊に所属し、暗黒大陸に進撃する新共和国軍を迎え撃っていたが、惑星Zi大異変以降もその変動した環境に対応するための改修とアイスメタルの技術を応用した装甲材質の強化などのマイナーチェンジが施されながら使用され続けた。
しかし、それからさらに時代が下るとディオハリコンも枯渇したのか、ディオハリコンは搭載されなくなり、それによって機体の著しい弱体化が余儀なくされたが、西方大陸を舞台とした第二次大陸間戦争においては装備の一新と能力の調整が行われた後、重砲撃部隊や戦術潜行隊に配備されて戦線に投入された。
荒涼としていて入り組んだ大地の多い西方大陸では最もその地形に適した性能と水陸両用機ならでは多用途性で緒戦では活躍したが、次第に旧式化が露呈し始めたのか陸戦でも海戦でも共和国軍に圧されるようになり、暗黒大陸戦争以降の出番はほとんどなくなった。
劇中での活躍
バトルストーリー
ロールアウト年は不明。ニカイドス島に立て篭もるゼネバス帝国軍を救出するという名目でデッド・ボーダーと共に派遣され、同島に上陸したが、ガイロス軍はヘリック軍だけでなくゼネバス軍も攻撃し最終的にゼネバス軍を暗黒大陸に連れ去ってしまった。それ以降は暗黒大陸戦争での具体的な活躍の場面はなかったが、惑星Zi大異変直後では即座にそれに合わせた改修がされ、ガイロス軍の軍備再編に一役買った。
第二次大陸間戦争ではディオハリコン無しでも活動できるよう調整されて戦線に復帰、陸上戦力としてだけでなく海上戦力としても部隊に組み込まれていたが、戦況の悪化と戦場の変遷に伴って第一線を離れていったのか、それ以降の戦いにおける配備状況は不明となっている。
アニメ
『ゾイド -ZOIDS-』から『ゾイドフューザーズ』まで登場。
『ゾイド -ZOIDS-』ではガイロス帝国軍のゾイドとして登場。
ガイロス軍正規仕様機だけでなく野盗などの悪党が使用する例も多く、基本的には敵役扱いがほとんどである。
他にも砂漠戦に特化したデザートタイプなども登場している。
チーム・チャンプの所属機であり、試合によって登用され、ハリーのサポートロボ、セバスチャンが搭乗してハリーの戦闘支援を担う。
チーム・マッハストームのバックアップメンバーであるダンがシティ近くにある古代遺跡の調査のため使用していた。
主な機体バリエーション
ヘルディガンナー・デザートタイプ
ヘルディガンナーの砂漠戦特化仕様に改装した機体。
機体のカラーリングをデザートパターン風に塗り替え、さらに尾部にブレードを追加装備している。
砂の中に潜り込んでの奇襲攻撃を得意としている。
お絵カキコ
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関連項目
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