中華帝国(ちゅうかていこく、正体字: 中華帝國、簡体字: 中华帝国、拼音: Zhōnghuá Dìguó、英語:Empire of China、チャイナ帝国)とは、1915年12月12日から1916年3月22日まで中国に存在した帝政国家である。
概要
共和制をとる中華民国の首脳である袁世凱(えん せいがい)が共和制を改め帝政とし、中華帝国の建国を宣す。袁世凱は自ら即位し中華帝国の初代皇帝となる。暦も共和制である中華民国時代の「民国」を改め帝政に沿うように「洪憲」とする。洪憲元年は西暦1916年である。しかし袁世凱の指導力は弱く、内外からの反対に合う。袁世凱は3月17日に梁士詒(りょう しい)と方向性を審議し、1916年3月22日に退位、帝政の廃止、中華帝国の崩壊を声明した。帝政の中華帝国の崩壊により共和制の中華民国が復活したが、復活した中華民国政府は権威がなく、軍閥の運動に悩まされることになる。
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