名古屋市営地下鉄名港線とは、名古屋港駅~金山駅を結ぶ名古屋市交通局の地下鉄路線である。
使用車両は、2000形。ラインカラーは紫に、白地のストライプ 〓
概要
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1971年に「名城線」の一部として名古屋港駅~金山駅間の全線が開業。「名港線」という路線名は、2004年に名城線が全線開通したときに改名されたもので、それまでは「名城線」の一部であった。現在はリング状の部分を「名城線」、金山駅から伸びている支線部分を「名港線」と呼ぶ。
正式名称は名古屋市高速度鉄道第2号線。
なお、路線の英語表記が、"Meiko line"となっているので、Vocaloid「MEIKO」ファンの方は一度訪れてみるのもどうだろうか?
路線の大部分が、1959年の伊勢湾台風の時に長期間浸水したところを通るので、その教訓により、高潮などによる被害を防ぐため全線高架で建設される計画もあった。しかし、現在の六番町駅近くを東海道新幹線が横切ることになり建設が困難となったため、全線地下で建設された。その代わり、駅の出入り口に防潮扉が設置されるなどの浸水対策が取られている。
名港線を走る列車は原則、金山駅で名城線に直通し、名古屋港駅~大曽根駅間で区間運転している。ナゴヤドームで野球試合やイベント等が行われるときは、ナゴヤドーム前矢田駅まで臨時運行される。早朝と夜8時過ぎからは、金山駅で折り返し、線内のみで運行される。また朝・夕の時間帯は、金山方面の列車に名城線右回り列車(金山駅で名城線に直通後に右回り運転をする)が設定されている。
平日朝ラッシュ時は5~6分間隔、夕ラッシュ時は6~7分間隔、平日昼間・休日は10分間隔の運行だが、名古屋港駅周辺でイベント開催時(名古屋みなと祭りなど)には3分間隔の臨時ダイヤを実施することもある。
ただし、例年交通局からの臨時ダイヤの告知(お盆、年末年始のダイヤ変更を除く)は一切行われないので要注意。
接近メロディは、金山方面が「海」、名古屋港方面は「ハッピータイム」である。
また、平成28年度から平成32年度にかけて可動式ホーム柵(ホームドア)を設置する計画がある。
路線データ
駅一覧
※○は最寄りの周辺施設
駅番号 | 駅名 | 営業キロ | 乗り換え・備考 | 所在地 |
---|---|---|---|---|
E01 | 金山駅 |
0.0 |
【名古屋市営地下鉄】名城線(栄方面に直通列車あり) 【東海旅客鉄道】東海道本線・中央本線 【名古屋鉄道】名古屋本線 ○アスナル金山 ○日本特殊陶業市民会館 |
中区 |
E02 | 日比野駅 (中央卸売市場) |
1.5 | ○白鳥公園 ○名古屋国際会議場 ○名古屋市中央卸売市場 |
熱田区 |
E03 | 六番町駅 | 2.6 | ||
E04 | 東海通駅 | 3.8 | ○MEGAドン・キホーテ UNY東海通店 | 港区 |
E05 | 港区役所駅 | 4.6 | ○ららぽーと名古屋みなとアクルス ○邦和スポーツランド ○港文化小劇場 ○港区役所 |
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E06 | 築地口駅 | 5.4 | ||
E07 | 名古屋港駅 | 6.0 | ○名古屋港 ○名古屋市水族館 |
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関連項目
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