大戦後記とは、MikuMikuDanceモデル(艦これMMD)を使用した、
艦これMMDドラマシリーズである。作者は加野氏。
概要
深海棲艦の出現とその襲撃により多国籍軍は瓦解し疲弊した世界…
艦娘という反撃手段を手に入れ反攻に転じていた各国だったが日本 関西・近畿でのとある一件以降、
深海棲艦の襲撃が沈静化、釈然としないながらも深海棲艦との戦いは一段落を迎えていた…
神通を伴い周囲の偵察に出た前島鎮守府を預かる男 加野は偵察先で新しい砲撃痕を確認する。
人類同士の争いによってできた砲撃痕を…
深海棲艦の脅威がひとまず沈静化した状況で日本は地方に分かれて
人類同士の戦いが行われだしていた…
前々から自分達の地域にまで別勢力同士の衝突が拡大している事を感じていた加野は
兼ねてから準備していた隠岐諸島への退避を決断する…
深海棲艦の襲撃が一応は沈静化した中で人間同士の戦いが行われている世界の一幕が描かれる。
(深海棲艦自体は現在その活動が精力的ではないだけで依然その存在は確認されている)
艦娘に関しては素質を持った女性に適合した艤装が与えられた存在であるがその素質の条件が
"記憶障害"であることなどハードな存在であることが示唆されている。
基本的にはシリアスであるが提督とのラブコメやアイキャッチなどでの時津風・天津風らの無邪気な姿など
諸所に息抜きの出来る描写も取り入れられている。
主な登場人物
- 加野 宗次郎
前島鎮守府提督。本来は副官ポストであったが鎮守府本来の指揮官が別所に媚を売りに行き、
提督を押し付けられ提督となっている。階級は二等海尉。艦娘に対する認識は排他主義でも至上主義でもない中道。
一人で済むことは単独で済まして背負い込んでしまうきらいがある。頭は回るが色恋沙汰には鈍感。 - 神通
本作のヒロイン。前島鎮守府旗艦 兼 秘書艦。
初期に日本近海で深海棲艦を迎撃を担当していた5人の艦娘の一人。 - 陽炎
神通に憧れている。加野に対しては恋敵としてライバル視しており冷遇や理不尽な対応を取ることが多い。 - 能代
艦隊一のしっかり者。 - 時津風
ちょっとアホの子気味のマスコットポジ。 - 天津風
ちょっと天然気味のマスコットポジ。 - 曙
提督のことが気になっている。時津風のボケや天津風の天然、さらに陽炎には加野への当て馬としての期待など
鎮守府所属の陽炎型姉妹には色々振り回されている。 - 漣、潮、雪風
前島鎮守府所属の駆逐艦娘達。 - 隼鷹、飛鷹
艦娘だが現在は除隊し海運業を経営している。隠岐諸島までの退避の船を手配し
前島鎮守府の退避に同道する。除隊しているため艦娘としての能力には制限がかけられており
艦娘として戦闘に参加できない。 - 斎藤、大鯨
退避に参加した医者と助手の艦娘。斎藤医師の声が小さいため、大鯨は通訳も兼ねる。 - 榊 清太郎
元舞鶴鎮守府 工廠長。現在は隠岐諸島にて町長をしている。前島鎮守府の艦娘に身内がいる?
関連事項
- 艦娘について
小児性記憶障害 通称IMDと称される記憶障害が進行した患者向けに艤装を作成し同期させた存在。
IMDはステージ深度で段階分けされており、ステージ1:物忘れの頻発化→ステージ2:艦記憶の発露と記憶の混濁
→ステージ3:主人格記憶の消滅、と症状が進行していき患者の"妖精"保有数も増加していく。
生来の記憶が失われたステージ3に達した段階で艤装を作成・同期させ、艦娘として『建造』することが可能になるが
現在はこの建造が何らかの原因で"ほぼ"成功しない状態にある。
非人道な派閥ではこの可能性の薄い建造のため艦娘の元となるIMD患者狩りや、
狩った後に艤装の同期にて適合せず艦娘となれなかった患者への外道な扱い
などの問題行為も見られている。
IMDが進行することで艤装強化である"改二"と異なり艦娘自身の能力が向上することが示唆されているが
作中で神通が至った更なるステージの場合、その到達時の描写を見る限り…
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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