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後藤浩輝（ごとう ひろき）とは、残念なイケメンジョッキーである。
概要です…ベイベ
馬に乗ったりひよこに乗られたりする人である。ジョッキーでありそこそこ凄い人だったりする…が、インタビューではなぜか笑いを取ろうとして痛い事になっている。実際に下記のベイベーインタビュー等の他にも、バラク・オバマアメリカ大統領のマネをする、神風と書かれた鉢巻を巻いてインタビューに答える、当日のレースで落馬したため足が痛いので帰りたいと四六時中発言するなどいろいろネタを仕込むことで有名。ちなみに池添謙一騎手と同様、涙もろいことでも有名で、GⅠや思い入れのある馬で勝利した際は涙を浮かべながらインタビューに答えることもしばしば。
中学生の頃からおニャン子クラブに所属していた渡辺美奈代の親衛隊だった。 競馬学校に入る前にしばらく会えなくなるからということで渡辺にムチをプレゼントした。ちなみに渡辺は今でもそのムチは大事にしているらしく、今でも親交があるのだとか。休養期間中（後述）に出演したとあるバラエティ番組で自分の過去最高の年収が1億5千万円だったことをカミングアウトした。
ちなみに、騎手の世界では競馬関係者と血縁関係がある人物（武豊、横山典弘、福永祐一など）が多い中、後藤の場合、競馬に関わっている血縁関係者が一切いない珍しい騎手である。
生涯成績は、G1をJRA5勝・地方3勝の合計8勝しているが、そのうち5勝が1600mであげたものである。内訳はマイルチャンピオンシップ南部杯2勝（ゴールドティアラ、エスポワールシチー） 、安田記念2勝（アドマイヤコジーン、ショウワモダン）、朝日杯FS（マイネルレコルト） 。
1999年2月には「遥かなる君に」で歌手デビューもしており、この曲は「土曜競馬中継」のEDになっていたこともある。
騎手というアスリートながら、TV出演なども多いため芸能事務所にも所属している。
所属事務所はなんと上戸彩や米倉涼子らが所属しているオスカープロモーションだったりする。
奥様はタレントの湯原麻利絵。
まぁ、ちょっとまじめに書けば、1992年に騎手デビュー。意欲的に海外へ修行しに行き才能を開花。しかし、吉田豊騎手を木刀で殴る事件を起こしてしまい、1999年8月に4ヶ月ほど騎乗停止処分を受ける。翌2000年からは関東リーディングの上位を争うようになる。2000年のダイヤモンドステークスはユーセイトップランに騎乗して優勝、この2日前に火災事故で命を落とした同厩舎のエガオヲミセテの弔い合戦を果たした。そのユーセイトップランのラストランとなった、翌2001年の京都大賞典ではステイゴールドに騎乗するも斜行を止められず、ぶつかったナリタトップロードの鞍上渡辺薫彦騎手を落馬させてしまう。この一件で、落馬事故に巻き込まれそうになったテイエムオペラオーの馬主・竹園正繼オーナーは激怒し、検量室に乗り込んだという。2002年には安田記念でJRA･G1初制覇。2007年には関東のリーディングジョッキーに輝く。
しかし、2012年のNHKマイルカップで岩田康誠騎手による他馬の急激な斜行の影響を受けて落馬。頚椎骨折、頚髄不全損傷の重傷を負う。このレースで後藤が乗っていたシゲルスダチは、落馬した後藤をまるで気遣うようにその場で止まり寄り添う姿が競馬ファンの心を打った。4ヵ月後に復帰するも、復帰当日に今度は返し馬で脳天から地面に突き刺さるように落馬してしまい、頚椎骨折再発、頭蓋骨亀裂骨折という重傷を負ってしまい、頚椎の手術を受け、1年以上の戦線離脱を余儀なくされた。
休養期間中はリハビリと並行して競馬番組に出演してレース解説や騎手や馬の心理状態をわかりやすく説明するなど（JRA騎手は中央競馬の予想はしてはいけないので予想はしていない）精力的にメディア活動していた。2013年10月5日に復帰すると、翌日に復帰後初勝利。翌週の10月14日にマイルチャンピオンシップ南部杯でエスポワールシチーに騎乗。見事に復帰後、重賞及びG1を制覇。続くJBCスプリントも同馬で制覇した。
しかし、2014年4月にまたしても鞍上岩田康誠による他馬のタックルを受けて落馬、再度頚髄骨折の重傷を負う。リハビリに努めて同年11月に復帰するも、翌2015年2月27日未明、自宅で首を吊っているところを家族が発見。間もなく死亡が確認された。40歳没。3月第一週以降の騎乗予定も普通に入っており、また死亡数時間前には本人の画像入りでフェイスブックで更新が行われているなど、周囲にはこれまでと変わらぬ生活を送っていたと思われていただけに、その訃報は関係者のみならず多くの人に衝撃を与えた。先述のシゲルスダチがレース中の怪我で予後不良になってから、わずか3ヶ月後の出来事だった。
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