量産型武蔵丸とは、日本相撲協会が極秘に開発した力士型アンドロイド「MUSASHIMARU」のうち、1999年以降に量産されたものの総称。
概要
1971年に日本相撲協会ハワイ総合研究所にて開発、製造された相撲用アンドロイドの試作型(コードネーム:FIAMALU、後の大相撲横綱・武蔵丸光洋)の成功を受けて、1995年に本格的に量産されることとなった。試作型の四股名を取って、当アンドロイドシリーズは「MUSASHIMARU」と名づけられた。
1995年から製造が始まり、2002年に製造中止となるまでに約88体が製造されたと言われている。その中でも群馬工場で製造された初期ロット(通称「シリーズDAICHAN」と呼ばれる)と、ドイツ工場で製造された白人型力士シリーズ「EDOMOND」の出来はかなり秀逸であり、1999年公開のドイツ映画「SUMO BRUNO」の撮影にも使用されたという逸話が残っている。
しかし2000年ごろから安価でより強力なモンゴル製力士型アンドロイドが日本でも普及し始めたため、その波に押される形で2002年に製造を中止、7年の歴史に幕を閉じた。
2007年より解体が進められ、現在では試作型を含めて世界で22台ほどしか残っていないとされる。
量産型武蔵丸の製造中止から11年の2013年に日本相撲協会ハワイ総合研究所は相撲用アンドロイドの試作型「FIAMALU」の2世である新型後継機「MUSASHIKUNI」(コードネーム:FIAMALU-P)を研究及び開発をしていると発表した。また、当機の出来が優秀ならば量産計画もあり得るという。
主な仕様・特徴
- 優秀な言語プロセッサを搭載しており、非常に流暢な日本語を話す事ができる
- 群馬工場製の初期ロットの一部は、言語機能の異常により自分の出身地をいきなり語るというエラーが起こる
- 会話設定のバランスに難があり、「氏ね!」などの暴言を吐くエラーが稀に起こる
- 対戦相手を気遣う新機能「AreYou生存!?」を搭載
- 画期的な癒し機能を搭載しており、いやらしい目付きで「オレのマラ・・・CHU!」と誘ってくれる
- 歯の付き方が悪く、頻繁に歯が抜ける
- 人工知能の設定に難があり、「痛い・・・!「止めて!」と叫んだりするなど、かなりヘタレな性格になっている
- シリーズ全体の特徴として、重量が200kgを超える大型サイズが多い
その他
(※当然ながらフィクションです。日本相撲協会及び武蔵丸光洋氏には一切関係ありません。彼は人間です。
おそら く大ちゃんが武蔵丸氏に似てるから誰かが勝手に名付けたものと思われる。)
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関連項目
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