高尾紳路(たかお しんじ)とは、日本の囲碁棋士である。
日本棋院所属。九段。師匠はアマの田岡敬一さんと故・藤沢秀行9段。 現在タイトル十段を保持。
概要
藤沢秀行名誉棋聖門下。秀行一門の中で最もその教えを受け継いだ人物。
平成四天王の1人。
競馬・競輪・麻雀・酒・その他ギャンブルだいたい幅広くやっている。おk、後は女性スキャンダルだけだな。特に競馬は好きなようで、一口馬主にも手を出している。
秀行からもかわいがられており、本因坊タイトルを獲得した際には号を秀行につけてもらった。
ただ、褒めてもらった事は(やはり)少ないとか。
ブログをマメに更新してくれたり、その中でその日の対局を軽く解説してくれたりとサービス旺盛で、ファンも多い。
ただ、ブログを見てると「いつ碁の研究してるんだ?」と突っ込みたくなる。
タイトル歴
入段してから毎年順調に昇段を重ねる。
初タイトルは1996年の新人王。
2005年には本因坊タイトルを獲得し、師・秀行から号を与えられる。
翌年、張栩から名人タイトルも奪う。これにより実力制になってから6人目の名人本因坊となった。
ファンからはこの時期を「強い頃の高尾さん」と言われている。
この後また張栩に名人位を取り返され、2008年には十段タイトル獲得するも本因坊タイトルも羽根直樹に奪われる。
後に十段も張栩に奪われ、無冠となり、現在に至る。
とはいえ、まだまだトップリーグの常連として、第一戦で活躍している
2012年の棋聖戦リーグでは同率井山とのプレーオフを戦ったし、2013年(51期)の十段戦だってトーナメント準優勝だったし、
大和証券杯だって準優勝。
ええいタイトルはまだか!
しかしようやく2014年十段位を獲得。つづいて井山裕太との直接対決で天元も獲得。
井山一強時代に穴を開ける快挙を成す。
棋風
手厚い棋風。
と、一言でいうのは容易いが、若干違う点がある。
厚みだけではなく、地に関しても手厚い。
羽根直樹9段からは「厚みを爆発させない棋風」と表現される。
自身の棋風は?とインタビューされた時、
「良く言えば「手厚い碁」、一歩間違えれば「ぬるい碁」ということでしょうか」と語る。
その他のマメ知識
- 薄いのは前頭部だけである。
- 2012年9月10日の週刊碁の写真はヤバイ。印刷の関係で前髪が消えてヤバイ
- 師匠・藤沢秀行名誉棋聖のネタをよく披露する。さすが一番弟子。
- 秀行は酒が抜けてると手について非常に為になる事を話すが、
酒を飲むと同じ説教を永遠と正座で聴かされていたとか。 - また、師匠からは書道をやれといわれ、書の展示会にいくつか作品を出したりしている。
- 秀行先生と打ったのは数局のみ。
ただし、囲碁の師弟同士は通常は入門の時と独立の時の2度くらいしか打たないので、
これが普通なのである。 - 地元の影響か、千葉ロッテファン。
本因坊戦で終局したあと、即効で嫁に電話をかけて試合を実況してもらったという話がある。 - ネットでは「さん」づけで呼ばれる。
高尾山だと文字検索で出やすいからである。 - マメにブログを更新してくれる。簡単な対局の感想と、お馬さんの話題が中心で、囲碁ファンから人気。
謙虚ながら独特のフレーズが特徴で、ファンから「高尾日記メーカー」なるものもでてしまった。 - ニコニコ超会議2囲碁ブースにゲストとして出演。
戸島花ちゃんがコンピュータに3子でボコられてるところ、SAIのごとく代打ち。
追いつかなかったもののファンを熱くさせた。 - 2014年、天元を獲得。
翌日のブログの内容は有馬記念についてで、「軍資金はあるので、精一杯頑張ります!」
誰か止めろおおおおおおおおおおおおおおお !!!!!
関連生放送
関連項目
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