ニコニコ大百科

王制都市国家の住民は、市民なのか国民なのか臣民なのか考えただけで夜も眠れませぬ

市民というと左翼的な風潮があるが在特会も｢市民の会｣だしな。市町村的な市民はともかくイデオロギー関係で市民と名乗るやつはだいたいクサい。

現代政治でのcitizenship（市民権）ってのはイデオロギーじゃなく権利の問題だがな
地方自治では主権者たる市民、国政では主権なき国民（つまり臣民）って専制国家もあるだろうが
民主主義国日本では首相のクビぐらい有権者に決めさせろという話

市民、あなたは幸福ですか？

公民、だとまたニュアンスが違うのかな

>>30
そこでマイナンバー制が導入される訳だよ。
元々この制度は各地方自治体にあるデータベースを整理して使いやすくする
ための制度。このデータベースは国民が出生届けが出されると同時に自動
登録され我々が死ぬまでデータに登録され続ける。
主に主学歴、預貯金状態、健康等全てを管理している。
もちろん扱いが難しいため統合させるためのシステムという訳です

構えて市民を使いたがる人は所属を誤魔化したい人。
国民等を使う人は所属を明らかにしたい人、で良いよね。

一人の個人を国民と呼ぶかか市民と呼ぶかってのはナンセンスだな
英語に直せば、国民も市民もcitizenと書く
国民に一番近い英単語はnationだけど、これは国の民全員を指す言葉

国民って言葉自体、戦後憲法を作った時に「市民」は嫌だけど「臣民」じゃGHQに怒られるってんで
少しでも明治憲法を残したい連中によって急きょ作られた造語なんじゃね？

市民はcitizen本来の意味に近づけたくて使ってる感じだよね。
国民だと国家の所有物感が語感から出ててちょっとアレ。

>>34
はい！私は幸福です！ 幸福は市民全員に平等に与えられるものです！

>>39
じゃあ市民は市の所有物だな

>>41
ほら、CityはNationより個々人が合議体の構成員感がある……あるくない？
Cityは人々が集まって生まれるものだけど、Nationは政府によって統治されることで生まれるというか。

元々、日本語の「市」ってのは、民が集まって取引を行う場所を指す。そもそも所有者なんていません
卑弥呼が大和国三輪の大市に葬られ、これを大市墓＝箸墓古墳と呼んで以来の伝統だ
中世では「市」は公家の領主権から相対的に独立したアジール、無縁の地であり、
一揆によって支配されたまさにCityとなった
その意味では「市民」はcitizenの訳としては結構いいと思う

市井の民であって市区町村の民ではないだよなぁ

両方の意味があるでしょ。
市井の民：市民権、市民革命、市民連合 etc
市の住民：大阪市民、市民税、市民会館 etc

市民、あなたは幸福ですか？

>>46やら左巻きやらそういうゲームやらのせいで
「市民」大好きな連中は独裁とかディストピアとか大好きなイメージがして、好んで使いたがるやつはとんでもなく胡散臭いよね

国の要素は「主権」「領土」「国民」だから「政府」は必ずしも必要でないのか？ぶっちゃけ>>42は間接民主制でも「投票権のある人間」が「意思決定に関わってる」 ということを失念してるだけでないの？

「市民」が胡散臭いのはイメージだけの問題じゃなくて実際にごまかしがあるからでしょ
広義の市民と市民権者の混同を意図的に狙ってる
「市民運動」「市民団体」と言う時の市民は参政権を有する市民権者（＝国民）であるはずなのに、字面が同じことを利用して外国人を混ぜ込むのは詐欺に近い
外国人が参加するのは「市民運動」ではない

「国民」ではなくあえて「市民」と呼ぶ風潮ってこんな時期からあったのな
なーにが尾木ママだよ気持ち悪い。


>>sm14499305

>>47
政策ネットワーク論で論じられるところであるけれど、日本は強靭な、主体的に人々が参加する社会が国家に影響を与えるリベラリズムの類型ではなく、逆に国家の規範が社会に浸透するステイティズムの典型じゃないか。
そういう意味で、国民っていうのは（日本において）国家・政府の規範に対する従属が前に出ているから、citizenの訳語として、社会を構成する「市民」って国民より妥当じゃない？って思ったのよ。

古代ギリシャなら確かに、市民ってのは国家の国籍保持者、それ以外はバルバロイだったけどな
だけど近現代だともうそれは通じない
奄美諸島の人々は、占領期の不況で仕事が多い沖縄本島に多く移住したけど、
奄美が日本に返還されたら、沖縄では外国人扱いされて酷い目に遭っている
ユーゴスラビアでは両親がセルビア人とクロアチア人という家族も珍しくなかったけど、
各民族が国家を作ったら、住む場所も失ってしまった

現代では民主主義国である限り世界中どこに行っても市民は市民だ
海外であろうと居住すれば当然行政サービスを受けるし、それに応じた納税義務が発生し、納税するなら選挙権も必要になる
レイシズムの抵抗勢力は、そんな当たり前のことから目を逸らしているだけだ

納税と選挙権は必ずしも一致しない
納税と選挙権を関連付けるのであれば、納税できない人間から選挙権を奪うことも成り立つが
少なくとも普通選挙制をとってる国では、それは成り立たない
飽くまで、その団体の構成員と見なされるかどうかが問題
そして、構成員と見なすかどうかはその団体の広い裁量による

アメリカの諸市民は、「代表なくして課税なし」と叫んで紅茶と>>52をボストン港に投げ込み、
またその諸市民の右翼は、広い裁量を持った団体の意志として黒人を構成員から外して奇妙な果実にした
全体主義ってのはつまりそういう結末しかもたらせないのである

例えば、子供が一人いる片親世帯の場合、前年の合計所得が125万円以下なら、所得税は免除される。
暮らすにもギリギリなのだから所得税が取れるわけもない。それでも消費税は払うのだから、「納税できない人間」ではない
本気で、一人で子供を育てて苦労しているお父さんお母さんから、選挙権を奪いたいのかい？

片親の貧乏人なんかまともな構成員とは看做さねえよ？って意見普通にありそう
特に政治的な理由も無く選挙行かない奴からは選挙権取り上げろなんて言ってる奴すらいるくらいだし
良い悪いは別として、「義務を果たした者だけが権利を主張しなさい」がこの社会の常識じゃん？

消費税を払って、勤労の義務も果たして国民経済を支え、次世代を担う子供まで育てているのに
「おまえ義務果たしていない」なんて奇妙な主張を始めるのはプロ右翼だけかと

ぼくちんの気に入らない奴は選挙権取り上げるだけじゃ足らない！殺してしまえ！

って奴らが好む言葉の一つが市民だしな
わざわざ好んで使う奴は胡散臭くて当然だよ

今やろくでなしの代名詞

>>58
中露とその信奉者の社会ではな
彼らの社会が求めるのは市民革命で自由を勝ち取ってきた個人の意思で動く市民ではなく、
独裁者の気まぐれが命ずるまま嫌でも死ぬ都合のいい愛国者だからな

市民社会ならともかく独裁社会が宇宙時代の未来まで持続できるかはだいぶ怪しいが、
プーチンが天寿を遂げるぐらい迄なら西側市民社会と争う東側独裁社会を維持できるかもしれん

中年にもなって短絡的なネトウヨ言説をネットで発信する地元の人間らは故郷で事業を興し、誰もやりたがらない第一次産業に従事し、ほかの投稿でも地元の産業や祭りを支え、小さい子供の面倒も必死に見ている、立派な人達だ。
果たしてズレてて社会の厄介者はどっちだ