ニコニコ大百科

軍事的な観点でいえば、国土が狭く山河だらけでほぼ急峻な土地しかない日本は、
当たり前だけどその国土にあった戦術と戦略を構築するでしょう

そういう戦術や戦略が、国土が広大な唐に使えるかというと使えない気がします
あるいは戦場で勝利は収められても、戦略的には勝てないこともあるでしょう

それに日本の戦国時代はルールなしで戦っていたわけではなく、日本独特の取り決めはあったかと思います
そういう取り決めは当然ながら唐には通じないので、カルチャーギャップに苦しめられると想定されます

>>450
> 明治政府が30年で清国を追い抜きましたとかいう神話を信じるのは無理でしょ
> ……
> だから「中国は日本よりあらゆる技術水準が上だから日本には軍事的に勝ち目がない」という主張は疑問

思い込みが強すぎて全く的外れな発言になってる
それ自分で架空の仮説を立てて自分で否定してるだけ
もちっと落ち着いて周りの意見を理解してから発言するようにした方が良いかと…

>>451
戦場が戦国時代の国内と全く違う事、それは確かにその通りだろうね

>>450
造船技術や輸送能力、大砲の性能や騎兵隊の運用能力等を見たら軍事的に勝ち目は
薄いという主張もあながち間違いではないと思うけどな。

というか、日本側はこれらが明側より劣っていた面があるから
最終的に朝鮮半島からたたき出されたと思うんだけど。

急遽話題を変えて申し訳ないけど、この時代の武士や農民兵は
合戦が無い時は現代の軍隊みたいに「年度訓練計画」「月間訓練計画」というように
計画表を作って訓練をやらせていたのかね？

流石に訓練を何もせず合戦に行くことはないと思うけど…

日本の火縄銃は同時代の欧州の銃より威力や制度が良かったって聞くけど本当？

既に上で述べたばかりだが、日本の火縄銃は東南アジアの狙撃銃由来なんで命中精度は高いよ。威力も西欧型よりは強いのが多い。

以下、ざっくりタイプごとの特徴。

西域型（トルコ、ペルシア、インド、中国など）
　大型の肩付け式緩発銃。大規模な集団戦を想定した銃。
　最も威力が強く、最も射程が長いが、命中精度は悪い。
　再装填が簡便化されていて連発性に優れる。
　なので、いちいち敵を狙って撃つような使い方はしない。とにかく大勢で敵がいる方に向かって遠くからバンバン撃つ。

西欧型
　軽量化された肩付け式緩発銃。密集隊形での弾幕運用を想定した銃。
　密集して使えるよう、火縄が自動で起き上がる、立ったまま使える工夫、暴発が少ない機構、など様々な改良がされている。
　少ない火薬で射程を延ばすため弾を軽くしていることが多く、射程は長いが威力は弱い。
　緩発式なので命中精度は悪いが、再装填が簡便化されていて連発性に優れる。
　よって使用法は西域型と概ね同じ。

東南アジア型（日本、朝鮮、東南アジアなど）
　頬付け式瞬発銃。少人数の銃手が各個に狙撃を行うための銃。
　小型で取り回しが良く、最も命中精度が高いが、最も射程が短く、威力は西域型より弱い。
　密集して使うと暴発する危険性があった。
　再装填に時間がかかり連発性には劣る。
　なので相手を引きつけてから狙って撃つような使い方がされたとされる。

あれ？上記では日本より中国の銃の方が威力が大きいんじゃなかったけ？

ああ、西域の方だった。勘違いしてスマン。

>>458
>>457できちんと威力高いって書かれているぞ

もっと足利家の日本が続いていたらとか考えたくなるね
まあこれは北条や徳川もそうだけど

よくネット上で「明側に勝機は完全に無かった。秀吉が死んだお陰で無事に戦乱が終息した」という
話を聞くけど実際はどうなんかね？

最終目標はどこなのか？どこで妥協するのか？にもよるが、仮に明全土を制圧する事が最終目的なら
半島で明の遠征軍・現地の抵抗勢力や補給面で足止め食らってる時点で、明を制圧出来るとは思えん

明に勝機がないどころか、そもそも現実問題として普通に明に押し切られてるわけだが…
日本は明相手には、せいぜい敗退中に何度か強烈な反撃をくらわせて足止めに成功したぐらい

というか、たまにボバイの乱、楊応龍の乱、朝鮮役で明軍が弱かったとか言う人がいるけど、すべて最終的には明が勝利した戦争だったってことを忘れてんのかね

戦国大名は各地の国人や土着の配下を完全に掌握しきってない所が実は多かったそうだけど
こういう事実見るとお互い集権化がロクに進んでいない大名家どうしの戦いってどれ位意味あったんだろ？
交渉で領地の取り分決めて、時間を稼ぎつつ集権化を進める事出来なかったのかな・・・

「沖田畷の戦い」何て両家（龍造寺と島津）の内情を知れば
交渉で肥後を分割（境界線は熊本市の南の緑川辺り？）して両家の衝突を回避する事は可能な気がしたんだが

龍造寺の事は分からないけど当時の島津は家臣の統制が出来てなくて、当初の目標も三州統一（薩摩、大隅、日向）だったから
島津家が肥後全域を支配する気があったのか疑問

>>464
秀吉が亡くなるまで居座られてんのに
どこに押し切ってる要素があるんだよ

文禄・慶長の役の記事ってないんですかね？
ここまで議論が盛り上がるなら需要もあると思います。

>>lv334382196

>>466
内部対立は「やる夫が山形城に生まれたようです」ってやつで最上義守って武将の話が面白かった

たとえばだけど勢力内の対立で勝つために「外部勢力」と結びつくのもザラなんじゃないだろうか
また、大名家といいつつ誰がその実権を握っているのかも対立構造で不透明だったと思う（父子対立もある）
つまり大名家同士の交渉自体が不透明というか、実効性が怪しかったと思う
（なので潰れかけの幕府だろうと室町幕府を利用して調停とかするしかなかったんちゃうかな）

最上義守の話だと、強かった対立勢力が代替わりで勢いを失うとかあったみたいだしね
大名家が統一できてないというか、大名家と敵対する内部勢力も勢力を十分に統一できてないというか…
敵対勢力の中で代替わりを機に大名家につく家も出てきたり

国衆や国人らの存在もあるから、大名の勢力維持にも家格のランクアップ（家柄の向上詐称、官位や偏諱等）も必要な側面もあったし、大名同士の争いはそれこそ、境目の国衆がどこに帰属してるかで争うパターンも多かった。織田・武田でいうなら東美濃の遠山氏や徳川・武田でいう奥平氏とか
相良氏みたいに家格以上の官位や待遇を貰うと周辺大名（島津大友）を敵に回す展開になったり、撤回を中央に要求されるパターンもあったりした
大抵の大名は国人らありきの勢力だから裏切られたら一気にガタガタになるからな…（武田氏とかはまさにそれ）

>>466
惣村⊂国衆・家臣⊂大名レベルで常に境目争論が起こってて、どっか一ヶ所で問題が起こるとすぐ大名間の戦争になるからね
北条家が臣従することで話がまとまってたのに真田領になった名胡桃城を猪俣邦憲が奪い返したらそのまま北条攻めになったのがいい例
国衆は基本的にすぐ寝返るから縁組、人質、起請文、一度裏切った者を徹底的に潰す（荒木村重、松永久秀とか）、家臣化（名字与える、城下町集住、転封とか）でなんとか繋ぎ止めてる
交渉で境界確定させるのは中国大返しのときの秀吉ー毛利の交渉とかあるけど、普通に5~10年くらいかかってるし、結構難しいんじゃない？絶対どこかから不満が出るからどのみち戦争にはなるだろうし

戦国時代の日本と現代のメキシコと比較して、
どっちの方が治安が悪く悲惨かね？

武将じゃなくて農民という珍しいところ

日本の「戦国時代」を農民として生き抜き伝説を目指すサバイバルゲーム『Sengoku Dynasty』が発表。日本史の専門家の協力のもと、小石の描写から政治に至るまで忠実に再現
https://news.nicovideo.jp/watch/nw10269867?news_ref=watch_topiclist_nw10269343

戦国時代の日本の軍事力や経済は世界でどれくらい高いのかね？

明や欧州諸国と比べるとどんな感じ？

個人的に戦国時代のおわりは1615年だと思ってる
事実上の終わりは関ヶ原の1600年でもいいかとも思うけど、豊臣家という徳川家に比肩する大名家がいる限りは、盤石の基盤とは言えないと思うので。
いわば1600年から1615年は戦国から江戸の移行期といってもいい時代だと思う

テレビでも大坂の陣が戦国最後の戦いって定義されるケースが多いからね。

同時期に元和偃武も出たわけだし。

戦国時代の終わりは島原の乱まで含めても良い気がするんだよな

天草四郎が秀頼の落胤なんて伝承もあるしなw

個人的には伊達と豊臣の同盟が成立して徳川を潰したら、面白い近世が来たろうなと思う

大坂の陣はまだ分かるけど、島原の乱は領土拡大を目的としてないから違うんじゃないか。
というか、それよりも奥州仕置が完了してないのに小田原征伐で、戦国時代の終わりとするのはなんでだろうと思う。