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五男親季の家系からは徳川家康が出て
四男宗親の末裔からはあの新田恵海が出た

偉人揃いの一族やね

鶏口牛後って言うし足利家の庶流として侍大将で終わるより南朝方の一総大将として生きる方がカッコいいんじゃないの
おかげで足利と並び立つ源氏の名門扱いしてくれた訳だし

>>61
新田氏にしろ足利氏にしろ「本当に河内源氏？」と定期的に疑われるレベルで家系ロンダリングの可能性が高かったりする。
家康が新田の血筋を名乗ったからこそ新田の源氏としての権威が補強された面がある。

つまり、家康によって家系ロンダリングに使われたおかげで新田義貞も御曹司ポジションになれたという逆説が成り立ったりする。

>>59
義貞自身は朝廷から冷遇されて最期には捨て駒にされた人生だったけど
明治以降の天皇崇拝教育の一環で君臣として取って付けられた賛美ストーリーもあるから
大河にする場合どっちで行くの?って問題がある
全ては敢えて言わんけど、わかるでしょこの背景にある面倒臭さ
ぶっちゃけサブキャラとしては良いけどメインにはしたくないわけよ

新田義貞さんの評価が難しいのって鎌倉陥落させちゃったことだと思うんだよね

当時の新田本家は実質足利家傘下という解釈も出てきていて
もしかしたら尊氏の反逆も新田には内々で連絡行っていたかもしれない

でも、実際の義貞の武装蜂起は尊氏の六波羅探題攻撃と示し合わせた感が読み取れなくて
結果として武装蜂起しちゃった感がするんだよね

尊氏が六波羅落として鎌倉へ進撃してるというのが伝わると同時に義貞蜂起とかだったら
足利家傘下の新田本家が鎌倉陥落させたという自他による評価になっていった可能性が高まるので
室町幕府の有力一族の新田家として家名残せたんじゃないかなと思わんでもない

室町序盤って基本的に足利本流に近いほど室町幕府内で権力持ってるんで
細川よりもさらに遠い新田が幕府内で存在感を残せたかというとどうなんでしょう

元弘3年4月22日付けで、尊氏から新田庶流の岩松氏への討幕協力依頼状は残っている
恐らく義貞の討幕は尊氏と連絡を取り合っていたという説が有力だね

同じく新田庶流の山名氏は四職に数えられる有力守護になったから、義貞もずっと鎌倉にあって義詮を奉じていたら有力守護にはなれたかもしれない