ニコニコ大百科

やっと記事が作成されたのか、長かったなあ…

太平記だけだとまさに噛ませ犬な描かれ方になっているけど
後の徳川氏が箔付けに新田氏末裔を唱えたりしているのを見るとやっぱり押しも押されぬ名門の一族なんだよな
あくまで武士層を基盤にしたか朝廷（建武政権）に組み入れられたかで足利家とこうまで明暗が分かれるとは

干潮時進軍兄貴

要するに倒幕までの人だったと

名門というか名門（笑）というか・・・後醍醐には対足利のカウンターとして使われただけだし、家康の方も一応清和源氏の末裔でありつつ系図がどうとでもできる便利な血筋として利用されただけなので、実態はなんもないんだよなぁ。ずっと官位持ちの一族だった足利とは、ほとんど初期から勝負になってない。

新田義貞が尊氏に勝ってたのは精神の強さだけだろう。
と言うか足利尊氏はメンタルが弱すぎる。

個人的に尊氏にとって楠木正成は好敵手（とも）って感じだけど
新田義貞はライバル（笑）って印象

手越河原で直義を寡兵でフルボッコにしているのを見ると戦下手ではないんだよな
そこから尊氏が出陣したらあっという間に負けるあたりが凄まじいかませ感漂う原因なんだろうけどｗ

>>4
最近の研究だと鎌倉攻めに参加したのは単なる足利傘下の部将としてと言われるぐらいだしなあ……
なまじ家柄が良かったのと鎌倉で活躍してしまったせいで足利から独立して対抗馬と祭り上げられてしまった感じ

スタートラインは尊氏と比較してあんまりいいとは言えないし
頑張った方なのかな

>>7直義はどっちかというと内政や調略型で
戦闘はうまくないんだよなぁ・・・。

そして足利尊氏や赤松円心、斯波高経といった
武将クラスだと義貞はフルボッコにされるという・・・。

ここ最近になって南北朝武将の記事が次々と出来てきているが
その殆どがレス無しかあっても１～２件程度。
そんな中三か月余りですでに10件書き込みがあるのはさすがというべきかな
でも、あまり良く言っている書き込みが無いなぁ…
大きな功績も上げてるのに、他の失敗や敗北等がイメージを塗りつぶしてしまってるのか
あと、楠木の足を引っ張ったような印象もあるのも（真偽はともかく）

失敗がどうのという以前に、行動に戦略的な視点が全く感じられないので基本二流と言わざるを得んのよ。
義貞で典型的なのが逃げる時に橋を落とすか落とさないかとなり、俺は橋を落とすなんてセコい真似はしないといってそのままにした話。これは宮方の価値観ではアホだと酷評され、逆に足利方の価値観では東国武士らしく潔くてよいと褒められてるんだが、要は行動が最後まで田舎者の一兵卒なんだよね。
とてもじゃないけど大将の器じゃない。なのに立場は宮方の総司令官みたいな扱いなんで、どうしても情けない武将という印象になってしまう。

>>11
やっぱり知名度は高いからねえ
南北朝（鎌倉倒幕）で活躍した武将といえば、足利尊氏、楠木正成、そして新田義貞とまずこの三人が挙がるし
何時の時代も評価が高い楠木正成、毀誉褒貶が激しい足利尊氏、そして知れば知るほどボロが出る新田義貞みたいな扱いになっちゃってるけど

家としての扱いが低いこともあって、そもそもは表舞台で華々しく振舞える器じゃないんだよね...
正直、後醍醐天皇の理想のために持ち上げられ、振り回された末に使い潰されたようにしか見えんわ
どれだけ落ちぶれようとも帝とその皇子を奉じ続けて殉じたわけだし、ヨイショだろうと正一位を貰えてようやく報われて良かったなと思う

>>12
新田義貞って南朝の総大将扱いだけど、実際に北畠家は新田ごときの下につけるかと反抗的だし
楠木正成も新田には同情的だけど、この人は田舎武士でセンスないわ…足利のほうがよっぽど都会的なセンスあるわと思っているふしあるし
後醍醐帝には親王と一緒に捨て石扱いされて北陸に飛ばされてるし
変に軍事センスがあって鎌倉落としたのが間違いだったと思うわ

一応尊氏を一時九州まで追い落としたりはしているし（勾当内侍関連の伝説はあくまで創作だと信じたい）
鎌倉陥落も含めて上手く場を与えれば相当な武功は上げられるだけの人物だとは思うんだが…

いかんせん使う側が革新的に見えて武士の扱いは旧態依然そのものの後醍醐帝なのがまた不運
せめて芯まで公家だけど一面リアリストな北畠親房あたりが当時の首脳にいれば多少は違ったんだろうか

義貞って基本劣勢側で負け続けでもおかしくないのに、割りと勝ちを拾うという戦術レベルではすごい有能さだよね
戦略レベルになると能力なのか家臣団なのか人脈なのか田舎武者の悲哀さが炸裂するけど

北畠親房は息子のサポートせず無駄死にさせたからなあ

親房「奥州の兵力があればもう一度尊氏を追い落とせるはず」
顕家「多賀城落とされててそれどころじゃないぞ」
太平記作者「顕家が義貞と合流してれば勝てたのに、手柄を奪われることを恐れて結果負けるとは」
義貞・顕家「足利方と戦いながら美濃・越前の山道越えて合流とか無理だぞ」

クソほど連携取れてない南朝方狂おしいほどすき

グンマーの英雄

「新田義貞は有能だ」＜違和感がある
「新田義貞は無能だ」＜違和感がある

ふしぎ

一戦場指揮官とすれば優秀で、一方面とか日本全体のことを考えると追っつかないだけだぞ。

義重流の惣領とはいえ一御家人で無位無官だった義貞と
義国流の嫡流と見なされ、北条一門に準ずる家格で、全国に所領や一門庶流を抱える大族の次期当主として育ち、元服時から貴族とされる従五位に叙せられて、当主就任以後は上総守護にもなっていただろう尊氏との差があるだけだぞ。

ラノベ風に言うと「途中でコケた場合のヤン・ウェンリー」

いや、さすがにそこまで優秀じゃないだろw
勝てる勝負なら不可なく指揮できるってだけで、本人に特別優れた戦術性とかはないよ。どう贔屓目に見ても正成、顕家、師直、道誉の次に来るか来ないかぐらい。多分宇都宮とかあの辺のほうが上だと思う。

>>22
ほんと立場が違いすぎるなあ
尊氏に対抗できる求心力となると後醍醐帝の皇子たちと北畠顕家くらいか
ここまで違うと創作によくある尊氏にライバル心燃やしてヘマする義貞は無理があるな
純粋に一人の武将、一人の臣下として職務と忠誠を貫いただけなのかも

>>24
道誉様は戦はそこまで上手くないぞ
コミュ力と根回しが頭抜けていて、いつの時代も出世するならそれが必要という現実を体現した御仁
師直は彼自身はまさに勝てる勝負なら不可なく指揮できる将で、むしろ調整役として優秀だった人

道誉については四條畷の戦いなんかを見るかぎり、純粋に戦術家としても馬鹿にできないと思う。天才ではないけど要点を抑えてて手慣れてる感じ。
師直は分捕切捨の法で機動力重視したという一点だけで評価しても足りるんじゃないかな。個人的にはこれも戦術評価の内だと思ってるので。
少なくともどちらも戦術面で新田が勝ってるという印象はまったくないなあ。総合的な戦闘力はまたちょっと違うかもしれないけど。

尊氏はもとより、正成とも得宗の御内人・兵衛尉の官位持ち・大金持ちの都会人でスタートが違いすぎるし
無位無官の無骨な田舎侍が左近衛中将になって死後は贈正一位に列せられるのは
すごいサクセスストーリーで、そういう視点からだと面白い人物だと思う。

尊氏は最初から三河一国を始め全国各地に所領を分有する一族郎等がいてその組織力で戦っているけど
義貞は新田庄という村規模の土地の地侍だけが部下で、
他は一族といえど部下ではなく下知にも応じない窮状から
武勇のみで上り詰めた新星

>>4
そういや足利に正一位っていないね
てか室町時代に正一位自体公家も叙されてないのか
その後世良田ファミリーが代々正一位というのが何だかアレだけど
やっぱ足利は日本国王(笑)が余程お気に入りだったんですかねえ

朝廷の側が幕府と一体化して権威を維持しようと躍起になってたわけだし、足利氏の側から無理に高い官位要求する意味なかったのでは