ワンダーアキュート単語

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ワンダーアキュート
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ワンダーアキュート(Wonder Acute)とは、2006年生まれの日本のの競走馬種牡馬である。鹿毛

現役時代は東:佐藤正雄厩舎所属。騎手和田竜二武豊トレードマーク地にのストライプ柄のカラフル面子

名意味は「冠名(ワンダー)+鋭い」。

な勝ち
2009年:シリウスステークス(GIII)、武蔵野ステークス(GIII)
2011年:東海ステークス(GII)
2012年:JBCクラシック(JpnI)
2013年:日本テレビ盃(JpnII)
2014年:帝王賞(JpnI)
2015年:かしわ記念(JpnI)

曖昧さ回避 この記事では実在競走馬について記述しています。
このを元にした『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するウマ娘については
ワンダーアキュート(ウマ娘)」を参照して下さい。

概要

:*カリズマティック :*ワンダーヘリテージ :Pleasant Tap 半ワンダースピード(:*キンググローリアス)

:*カリズマティック種牡馬としての成績は今ひとつながら、現役時代は米国クラシック2冠を獲得しエクリプス賞を受賞した名レース中に骨折したものの、応急措置として下した騎手が折れた脚を支え続け一命を取り留めたエピソードが有名。

:*ワンダーヘリテージはJRAデビューしたものの2戦0勝。半には東海ステークス名古屋グランプリ2勝など重賞5勝を挙げたワンダースピードがいる。

2006年3月14日に、フクダファームにて生まれた。ワンダースピード牧場時代からずっとやんちゃだったが、アキュートは牧場時代はおとなしい性格であったそうである。

競走馬として

2009年(3歳)

デビュー2009年1月24日京都競馬場3歳新馬戦(ダート1800m、上:小林弥)。7番人気人気薄だったが先行からの逃げ切りが上手く決まり初出走初勝利

その後、4戦500万下を差し切り2勝を挙げ、青葉賞(GII)に登録し重賞初挑戦。しかし入れ込んでいたためを発揮できず10着に敗れる。以降のレースはすべてダートレースであり、これがキャリア一の芝のレースとなった。

次走のあおぎりS(1000万下上:和田竜二)を競り勝ち3勝を挙げ、ジャパンダートダービー(JpnI)に出走、結果は5着。続くレパードステークス5着、オークランドRCT勝利の後シリウスステークス(GIII)へ。先行策から上手く抜け出し2着に3身差の快勝で重賞勝利。続く武蔵野ステークス(GIII)は一転してスタートから逃げ、最後の直線もりきり勝ち、重賞2連勝

この勢いが評価され続くジャパンカップダート(GI)は3番人気に推されたが6着。

2010年(4歳)

この年初戦はアンタレスステークス標としていたものの、脚部の状態が思わしくなく出走回避。その後の検の結果骨折が判明し休養に。

復帰戦は11月みやこステークス、結果は6着。次走は賞加算を的にベテルギウスS(OP)に出走し1着。年末の東京大賞典(GI)にも出走したが5着に終わった。

2011年(5歳)

この年は2戦の仁S(OP)を勝利すると、5戦東海ステークス(GII)では、不良馬場を物ともせず3/4身差で勝利重賞3勝みやこステークス4着、ジャパンカップダート2着と好走した後、東京大賞典へ。

ダート重賞7連勝と絶好調のスマートファルコンが単勝1.0倍という圧倒的な支持を受け、この他、シビルウォー、テスタマッタ、ヤマニンキングリーらが人気を集める中、3番人気に推された。迎えたレースでは、ハナするスマートファルコンについていく形でレースを進行、最後の直線では逃げスマートファルコンにじわじわと追い上げ並んだところでゴールイン写真判定の末ハナ差、わずか3.5センチの差で2着に敗れた。

2012年(6歳)

年が明けての初戦フェブラリーステークスは3着、続くダイオライト記念4着。連覇を狙った東海ステークスでは10着と大敗し休養に入る。

明け初戦はJBCクラシック(JpnI)に挑戦。前戦の大敗や休養明け、相手関係もトランセンド、シビルウォー、テスタマッタ、ソリタリーキングと好メンバーい、体重は二桁減の-21kgということもあり5番人気となっていた。

そんな不安を打ち消すように、ハナを切ったトランセンドについていくと最後の直線では一気の加速でトランセンド、シビルウォーを置き去りにし、5身差の圧勝、初のGI勝利となった。また、上の和田竜二テイエムオペラオー天皇賞(春)勝利して以来11年ぶりのGI勝利調教師佐藤正雄にとっても初のGI級制覇であった。レース後、上の和田は「11年ぶりにGIを勝てて、忘れていた味を思い出すことが出来て、震えています。やはりGIを勝つのは良いものですね」と、佐藤師は「GI標に頑って来ましたから、今日は本当に良かったです。」とコメントを残した。

続くジャパンカップダートではニホンピロアワーズ酒井学のコンビの前に敗れ2着、次走の東京大賞典では3着となった。

2013年(7歳)

年明け初戦の川崎記念は単勝1.3倍の1番人気に推されたものの2着。2戦フェブラリーステークスは3着に終わる。このレースではワンダーアキュートが外側に斜行したとして上の和田が2日間の騎乗停止処分。

この騎乗で和田に対するオーナーの信頼が低下したか、続く帝王賞以降しばらくの間、オーナーの意向で上が武豊に変更された。その帝王賞ではホッコータルマエに直線でかわされ3着に終わる。次走の日本テレビ盃(JpnII)はクビ差で競り勝ち1着、重賞5勝

以降は、JBCクラシックジャパンカップダート東京大賞典と3戦連続で2着でこのシーズンを終えた。ちなみにこの年、同一GI3年連続2着というしい記録も達成している。

年齢的に引退を考慮するも上がったが、まだまだ衰えていないと現役続行。

2014年(8歳)

始動戦となったフェブラリーステークスでは16番人気コパノリッキー勝利する大波乱、上がり最速タイム記録するも6着に終わる。続くかしわ記念でもコパノリッキーに敗れ3着。だが次走の帝王賞(JpnI)では意地を見せ1着、コパノリッキーリベンジを果たす。

だが続くJBCクラシックではコパノリッキーに敗れ3着、この年から名称が変更され中京競馬場開催となったチャンピオンズカップ、更に東京大賞典ではともにホッコータルマエの前に5着、7着と敗れた。

2015年(9歳)

年明けに現役続行が発表された。初戦はフェブラリーステークス上は短期免許で来日中だったF.ベリーに変更となったが9着と大敗。

次走はかしわ記念(JpnI)上は2年ぶりに和田竜二が騎乗することとなった。人気ベストウォーリアサンビスタクリソライトに次ぐ4番人気であった。レースは中団でレースを進めながら徐々に位置を押し上げていき4コーナー出口ベストウォーリアハッピースプリントに並びかけるとゴール番前で競り勝ち、1身差で勝利9歳によるGI勝利は初の快挙であったレース和田は「レースは半信半疑でしたが、状態は良かったですし期待をしていました。とはいえ、正直びっくりしています。今日久々にこのらしいレースが出来て幸せでした。」とった。

その後は帝王賞8着、マイルCS南部杯3着、チャンピオンズカップ6着。チャンピオンズカップ後、東京大賞典に出走登録、そしてこれがラストランになることが明かされた。

ライバルホッコータルマエ、前年のフェブラリーS覚醒し、ダート界の王者となったコパノリッキー、勢いに乗る5歳サウンドトゥルーらに人気が集まり6番人気レースコパノリッキー逃げホッコータルマエとワンダーアキュートがついていく縦長の展開。最後の直線で抜けたホッコータルマエゴール直前でサウンドトゥルーが差し切り1着、ワンダーアキュートは2着ホッコータルマエに6身差をつけられたもののコパノリッキーらに競り勝ち3着を確保。レース後、上の和田は「ラストラン事で良かったです。偉いです」とコメントし、相棒の健闘を讃えた。通算成績48戦13勝[13-10-8-17]。

ダート戦線で息長く活躍し、キャリア48戦中27戦がGIでの戦いでありながら5割近い連対率を残すなど、強ひしめくダート戦線の中でも世代を代表する一頭と言って差し支えないであろう。GI級競走通算27戦はコスモバルクと並ぶ最多記録タイである。

引退後

引退後はアロースタッドにて種牡馬として繋養。種付料は初年度は50万、2022年は30万。

しかし、種付け数は現役時代にぎを削ったスマートファルコンホッコータルマエエスポワールシチーらほど集まらず2022年末時点で産駒数は53頭、産駒JRA勝利数は8勝と思わしくないが、少ない産駒の中から2023年にはアキュートガール地方重賞の新賞を勝利するなど意地を見せている。

重なカリズマティック産駒の活躍だけに、少ない産駒の中からスターホースが生まれ、血が次の世代に繋がることを祈るばかりである。

エピソード

血統表

*カリズマティック
1996 栗毛
Summer Squall
1987 鹿毛
Storm Bird Northern Dancer
South Ocean
Weekend Surprise Secretariat
Lassie Dear
Bali Babe
1980 栗毛
Drone Sir Gaylord
Cap and Bells
Polynesian Charm What a Pleasure
Grass Shack
*ワンダーヘリテージ
1995 黒鹿毛
FNo.1-a
Pleasant Tap
1987 鹿毛
Pleasant Colony His Majesty
Sun Colony
Never Knock Stage Door Johnny
Never Hula
Casa Petrone
1984 鹿毛
Petrone Prince Taj
Wild Miss
Grand Tania Grand Central
Good Hart
競走馬の4代血統表

クロスSomethingroyal 5×5(6.25%)、Bold Ruler 5×5(6.25%)

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ワンダーアキュート

34 ななしのよっしん
2022/07/28(木) 00:43:36 ID: 9NMEOGLbPq
ほんといいだなあと思う
負けちゃったけどスマートファルコンとの叩き合いはれる
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35 ななしのよっしん
2022/07/28(木) 03:10:22 ID: ltdVzknU3R
リュージがjpn1取らせてもらったとして記憶してたが強いなんだよなホント
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36 ななしのよっしん
2022/07/31(日) 13:14:14 ID: y7lDNnHA/s
この時期のダートレジェンドクラスの強多くて魔通り越して地獄だろ。
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37 ななしのよっしん
2022/08/08(月) 00:47:51 ID: zo56WZabpi
あの時のスマファルあそこまで迫れたのはこいつだけだからなぁ
もう少し評価してほしいな
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38 ななしのよっしん
2022/08/31(水) 08:29:43 ID: nXyQRdBVU5
たまにワンダーアキュートワンデーアキュビューの違いがわからなくなる
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39 ななしのよっしん
2022/11/23(水) 18:44:29 ID: COguH+s9tf
引退してもおかしくない年齢でも、めげずに走り続けて重賞や大きなレースを取ったと言うのがすごい
クラシックやシニアG1レースを制する歴史的な名素晴らしいけど、10歳で吾妻小富士賞とったハヤブサオーカンとか、重賞とれなかったけど90戦以上を現役で走り続けたミスターウジンとか、長く現役つづけてこういうイブきを見せてくれるも良いなあ。
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40 ななしのよっしん
2022/12/17(土) 17:43:32 ID: 5Et67SzCNd
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41 ななしのよっしん
2023/01/03(火) 20:03:44 ID: 7qdgG76/1V
祝・産駒アキュートガールちゃんは園田で新賞で優勝し、お待ちかね産駒重賞制覇をプレゼント
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42 ななしのよっしん
2023/02/02(木) 23:52:42 ID: U+hur99M03
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43 ななしのよっしん
2024/02/28(水) 14:51:35 ID: lUnLFGnoT0
今もアロースタッドにいるの?
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