ニコニコ大百科

フィクションだと共和国＝民主政治で帝国＝恐怖政治なイメージで描かれることがほとんどだけど
現実だとフランス共和国みたいに共和国と名のつく国のほうが恐怖政治だったり独裁的だったりするんだよな

北朝鮮や中国への悪口はやめるんだ！！

>>180
アイヌみたいに国家と言う概念すら無い民族を入れるのはＮＧ

>>176
フランスが単一民族というのは当のフランス政府側による発想で、元々はいくらかの文化圏と言語に分かれていたよ　特に南北の差が大きかったらしい
南もイタリア寄りとスペイン寄りでまた微妙に異なるとか
ビザンツ帝国は臣民皆ローマ人という名目だが個々人は例えばアルメニア系、テュルク系、ノルマン系、といった風に種々様々な民族が自他共に認識され合ってた（皇帝が全世界を束ねるというイデオロギー的に、むしろ多民族なのは好まれた）

>>178
ローマ帝国って何だったのかていうと結局「第二トロイ」だったんじゃない？
アエネイスもローマ人はトロイ人の末裔という話になってるし
で、エトルリア人なんかも先祖はリディア人が植民してきたという言い伝えがあるし、とにかくローマにはアナトリアとの深い繋がりがあってローマ人達もそれを強く意識していた節がある
トロイ人の末裔を名乗る事で本家ギリシャ文化に対抗していた、という風にも考えられるけどね、ローマ神話がギリシア神話の丸コピみたいな所あるし
ローマ人のアナトリア政策も妙に巧くいってた感じだし、アナトリア諸国側もローマ人の扱いを心得てたような、そんな気配さえある
アッタロスの遺言みたいな世界史上稀にみる出来事も起きているしね

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大帝国があった所は各国の料理が集まるのと、宮廷向けに多彩な料理が発達する傾向がある。
ローマ帝国のあったイタリア、オスマン帝国のあったトルコ、18世紀以降のフランス、清のあった中国、ムガル帝国のあったインドなどなど。
例外なのは大英帝国とモンゴルくらい？

イギリスにも美食の文化はあったんだよ…
産業革命でことごとく滅ぼされた結果が今のメシマズ国家なだけで

❊国(オリエント以来)

そういえば帝国の首都って多民族・多文化のイメージが強いけど
近代以前の単一度合いが強いの帝国首都と言えばどこら辺になるんだろうな？
自分がそれっぽいと思ったのは洛陽、開封、ローマ位かな？

>>190
他称による帝国になるがスペインのマドリードあたりはどうよ
多文化ではあったけど、ラテン・カトリック・イベリア文化という点では中々の統一性では

というか1年以上前に>>176でも似た話していて草

ほぼ単一民族しか支配してなくても、国王より偉いのだという自己主張があれば皇帝を自称する事になる

色々歴史的経緯から帝国を名乗るわけだが、本気で国王より偉いと主張すると外交ではただのイタイ奴になってしまう
それで実質では、皇帝も国王も大統領も国家主席も外交上は元首として対等ということになってる

戦前日本で、諸外国の来日王族のうち皇帝を国王より儀礼的に格上扱いにしようとした事があった
当然ながら格下扱いされた諸王国から猛抗議があり、
それに懲りて国王を全て皇帝と読み替えたりしていた

まあ、マケドニア帝国はアレクサンドロス3世は生涯国王だし、一度たりとも帝国を自称せずに王国のままだったしな
ティムール帝国やその後継国のムガル帝国の君主はあくまで後継の歴史家が「帝国」「皇帝」と言っているだけで当の君主はあくまでも「アミール(総督」としか自称してなかったし
カルタゴ帝国に至っては建国から滅亡まで共和政だし

ゾット帝国がないやん！

>>193
アメリカ帝国の頂点にいるのは大統領だしグーグル帝国の頂点にいるのはCEOだぞ
逆にペンギンなんてとてつもない数の皇帝なのに帝国なんて一つたりとも存在しない、そんなもんだよ

削除しました

雑草踏み散らす感覚で辺境の村落を荒らし回っていたら、生き残りに帝都まで攻め込まれる事がまれによくある

カイザーライヒを(2)の用法とするのは流石に違和感がある。例えば、近代における典型的な(2)帝国である大英帝国（因みにこれは自称でもある）を例に取れば、このドイツ語における呼称はBritisches Weltreichであってカイザーライヒではない。少なくとも調べた限りカイザーライヒを(2)帝国の用法で使っている例は見られない（もしあったら教えて）

妖精帝國はどこに入れればよいのかな？

どうでもいいかもだけど帝国が悪役として登場するのが多い理由って元凶がはっきりするからだと思う。共和国が悪役の場合って国や国民自体が腐ってて帝国の皇帝や連邦の宗主国みたいな倒せば解決する存在がないから滅ぼすしかない。罪のない人まで巻き込んで滅ぶという後味の悪い結末になりそう。なお味方の場合の共和国は基本クソザコか無能のどちらかの模様。(帝国の場合内輪揉めか四面楚歌だが)

>>200
帝国を倒す為なら何やっても許される系のド畜生共和国も間々ある。議会や投票で意思決定されるので、人の道を外れた兵器や戦法でも「俺は悪くない」思想で逃げるクズ官僚も群像劇主体の作品で見られる

ガンダム、コードギアス 亡国のアキト、銀英伝、スターウォーズ
独裁の帝国と敵対する共和国ってのは基本的に足の引っ張り合い、無能、衆愚政治の権化として描かれるからな

ゾイドバトルストーリーはヘリック共和国も建国者一族による大統領位の世襲が行われて敵対するゼネバス帝国と対して変わらないやんけ！みたいな設定だった

アドラステア帝国は久しぶりに自勢力に成れる帝国だが
時に仲間を踏み越えて進む覇道は辛い
皇帝が覚悟極り系少女なのが救いか

Skyrimでもグローバル帝国と民族解放戦線のどちらに味方するかを選べるよ
どっちに味方しても、良い事ばかりではないけどな！

架空の帝国に、宇宙戦艦ヤマトの敵国、
ガミラス帝国　白色彗星帝国　暗黒星団帝国
あたりを追加してほしいかな。

ガミラス帝国や白色彗星帝国は百科事典記事もあるし。

>>199
亀レスだけど、作品名などに使われる帝国で良いんじゃない。

>>200
共和制といえばRomeですけどあの国家は共和国として滅びたのではなく帝政に移行したじゃないですか。だから共和制て危機に陥ると独裁に傾くようになってるというかそうなるような制度も構えてる訳でして…
要するにAristotleのしてた話みたいなものですけど、共和制が腐敗の時ってそれ大体実質寡頭制・貴族制なってる時みたいな感じの描写多いですよ？
だから共和国が滅びるというのはそもそも国家の構成員に共和制を維持運営する力量ないとか、結局寡頭制や僭主政治になっててそれどうしようもないですねみたいな流れじゃないですかね。帝政でも似たような事起きるんで結局歴史上帝政や王政の国の方が沢山あるんでEmpireなりKingdom描くんじゃないですか？

現代社会において帝政国家、帝国主義は残らず滅びてるのもフィクションの悪役によく使われる国家像として便利
満場一致でリアルの人類史によって否定的結論が出て決着してると言えるから
ナチスのようなファシズム、ソ連のような全体主義国家もそうだけど、現に滅亡してるってことは国家モデルとして明白に失敗だった、って結論なわけで

民主主義とか自由主義、現代型の社会はまだ結論が出てないから、一概に悪としては描けない（環境破壊とか格差社会とか差別とかの問題点は指摘できても）
しかし帝国と帝国主義に関しては人類自身が現実に放棄してるし、再評価したり顧みることはまずないし、再興が起こり得ない
だから満場一致の悪として描ける
今更人類がなんらかの帝国を再興し、再評価するなんて、武家社会の幕府や大英帝国が復活して、身分制貴族主義や階級社会、封建制度が再評価される、ってくらいあり得ないからな

ハーツオブアイアンでついつい帝国主義を選択して全世界を混沌に巻き込んでしまうロールプレイ

>>208
現時点で明言するなら、失敗したというより時勢に適さなくなったというのがより正確だと思う
本当に欠陥ある体制は何百年も持たんだろうし
それこそ産業革命とか現代に続く近代国家の基礎は帝国主義の発展から生まれた物も多いし、植民地を影響圏で置き換えた覇権国家体制も一種の帝国主義と言ってもいいなら滅亡したとも言えんだろうし