ご注文はうさぎですか?? 第1羽「笑顔とフラッシュがやかましいこれが私の自称姉です」とは、開拓地である。
概要
安住の地となったご注文はうさぎですか? 第1羽「ひと目で、尋常でないもふもふだと見抜いたよ」であったが、2015年秋、ついに新たな大地が発見された。それが、ご注文はうさぎですか?? 第1羽「笑顔とフラッシュがやかましいこれが私の自称姉です」であった。
あらすじ
喫茶店ラビットハウスに住み込みで働くココアは、実家に写真付きの手紙を出そうと言い出します。けれど喫茶店の一人娘・チノは恥ずかしがってカメラから逃げてしまいます。きちんと写真は撮れるのでしょうか……?
登場人物
- ココア(CV.佐倉綾音)
- チノ(CV.水瀬いのり)
- リゼ(CV.種田梨沙)
- 千夜(CV.佐藤聡美)
- シャロ(CV.内田真礼)
- マヤ(CV.徳井青空)
- メグ(CV.村川梨衣)
- 青山ブルーマウンテン(CV.早見沙織)
- ティッピー(CV.清川元夢)
- チノの父(CV.速水奨)
- マーケットの人(CV.八百屋杏)
- 防犯ブザー(CV.村川梨衣)
Walker No.6[今行きたい居心地のいいカフェ]
コーヒー・スイーツ・パンケーキetc…
【特集1】
あなたはもう飲んだ?
違いのわかる大人のコーヒー
【特集2】
パンケーキ戦国時代
勝ち抜きランキングトップ10
人気店の「ふわふわ勝利宣言」とは
【ここが天国か】Haiiiganstaim patissier
メインストリートから1本逸れた通りにひっそりと佇む知る人ぞ知るカフェ「Haiiiganstaim patissier」。観光客にはあまり知られておらず、お昼時でも静かに過ごすことができる。ケーキとチョコレートがメインで、主張しすぎない色や形のケーキは家でのティータイムにテイクアウトする地元の人も多い。ここでは常連客が店員と長話をすることもしばしば。実際筆者が取材で初めて行ったあと、プライベートで2度立ち寄ったのだが、3度とも接客してくれた兄ちゃんと意気投合し、先日はコーヒー一杯で3時間居座りどうしようもない人生相談を繰り広げてしまった。ぶっちゃけ取材後2度も立ち寄ったのは、最初の取材時に店内で別のテーブルを接客していた美人のお姉さんが忘れられなかったのだが…。この雑誌が発売になるころには筆者はきっと4度目…いや5度目の来店を果たしているかもしれない。その際は今度こそ、美人のお姉さんに接客してもらえていることを願っていてほしい。名前くらいは…いや、あわよくば、連絡先くらい…。
▲人気No.1のホワイトチョコのハートケーキ(右)と弊誌イチオシ新作ホイップモカケーキ
【シンプルイズベスト】CAFE Neagal
▼一番人気の朝食セット。わ!小麦!って感じの味のパン。3枚。目玉焼きはその時々によって堅焼きだったりほぼ生だったり。
清々しいほどシンプルな朝食といえばCAFE Neagalの食パン3枚&ダブル目玉焼きセット。何故か人気が絶えないこの店は、開店直後から列が切れず、狭い店内はいつも賑わっている、食パンは3枚なのに目玉焼きは2つ。一体このセットを考えた人はどういう意図でこの配分にしたのであろうか…謎は多い。ちなみにジャムは地元のスーパーでよく特売されているアレ。家で食べれるのに、週4で通ってしまう筆者に、誰か毎朝具の違う味噌汁を作ってほしい。
【看板娘の前衛的なセンスに脱帽】甘味処 甘兎庵
木組みの家と石畳の街に店を構える甘味処「甘兎庵」。店内に足を踏み入れると、和服に身を包んだ看板娘と黒い看板兎が出迎えてくれる。大和撫子を思わせるおしとやかな印象の彼女であるが、独自のセンスがメニューの名前に現れている。「海に映る月と星々」、「花の都三つ子の宝石」、「黒曜を抱く桜華」など、一見するとよくわからないが、それぞれ白玉栗善財、お団子付きの餡蜜、桜餅のことであるという。どの品も綺麗で目を引くものとなっており、舌だけでなく目で見ても楽しめるものとなっている。そんな中でも弊誌のオススメは「黄金の鯱スペシャル」。抹茶パフェの上にたい焼きを乗せた大胆なフォルムと重量感は感服の一言に尽きる。「将来は甘兎庵をチェーン展開していきたい」と語る彼女が働くこの店を一度訪れて、その眼、その舌で堪能してみていただきたい。
【人気不動の老舗】Patisserie C:Meyer
◆今季新作苺とベリーのムース
▼人気定番レモンとオレンジのムースタルト(左)とオペラ(右)
この街を代表する老舗パティスリーといえば「Patisserie C:Meyer」。大通りにある店舗は気軽に立ち寄ることができ、観光客にも人気。決して愛想のいい店とは言えないが人気の理由はやはりその味。100年の歴史を誇る老舗は、流行りのチェーン店には負けない伝統の味で勝負を続ける。既にいくつものメディアに取り上げられているオペラ、レモンとオレンジのムースタルトはまさに'殿堂入り'の味。お昼時は満席でない日を見たことがないので、ガッツリゆっくり食べたい人には12時までの朝食セットがおすすめ。筆者のイチオシは、今季の新作の苺とベリーのムース。厳選木苺を惜しみなく使用したムースは濃厚かつ後味さっぱりで何度でも口にしたくなる。食後のデザートに頂きたいものだが、おやつの時間には売り切れていることが多いので絶対に食べたい人は昼食前に足を運んでみよう。
【うさぎ達が迎える花の館 厳選されたハーブティーを楽しむ】フルール・ド・ラパン
ハーブティー専門店。「心も体も癒します」と怪げなチラシにあるが、いかがわしい店ではない。
多くのうさぎが生息するこの街で、我々を出迎えたのはいつもと違ううさぎ達であった。喫茶店「フルール・ド・ラパン(以下フルール)」。そこはロップイヤー付きヘッドドレスを着用した女性スタッフ達が癒しのひと時を提供してくれる。他では見ないヘッドドレスにスカート丈の短いメイド風の衣装は店長の趣味であるという。そんな衣装であってもこの店で働く女性スタッフはどこか気品のよさを感じられた。フルールでは様々なハーブティーを提供してくれる。メニューには「ローズマリー」「コモンセージ」「レモングラス」「ジャスミン」など様々なハーブティーがある。このメニューを見ても初心者にはどのハーブティーにどのような効果があるのか、よくわからないだろう。しかしフルールではフロアスタッフが丁寧にハーブティーを紹介してくれるので、初心者でも安心して訪れることができる。取材陣はそれぞれ「リンデンフラワー」「ローズマリー」「ラベンダー」を勧めてくれた。「千の用途を持つ木といわれるリンデンの木から採取されるリンデンフラワーにはリラックス効果があり、精神的なストレスを緩和してくれる。」「ローズマリーには血行を良くする効果があり、肩凝りにも効く。」「カモミールは甘い香りで飲みやすく、消化器官を整えてくれる。」「ラベンダーは神経を安定させる効果があり、就寝前に飲むとよく眠れるようになる。」といった風に、それぞれの効能を丁寧に説明してくれた。バイトでありながらこれだけの知識を有し、店を訪れる客のことをよく観察し、その人に会ったハーブ
ティーを提供してくれることからも、スタッフのレベルの高さが窺えた。見て楽しい、飲食して楽しい、スタッフのサービスも素晴らしいフルールで、優雅なひと時を堪能していただきたい。
【大きすぎる皿と小さな小エビが話題】A/B-Shrimp-
エビ専門店。大きすぎる皿と小さなエビがテレビで紹介され一気に話題に。
テレビで話題の新店、予約一か月待ちという大変な人気の中ついに本誌も取材に潜入成功。さすが話題店というべきか、キャンセル待ちの客の列がラストオーダー直前まで途切れず、フロアスタッフは汗を飛ばしながらの対応。人気に火をつけた話題のメニュー「ボイルエビ3点盛り」を早速注文してみたが、噂通りツッコミどころが満載。社内一の大きさを誇る筆者の顔よりも遥かに大きい皿に、よく見る冷凍ボイルのもの程のエビが3つ。テレビで見るよりはるかに小さく、皿はでかい。味付けは塩のみ。注文から品が出てくるまで30分かかったのだが、いったい何をそんなに準備していたのだろう。
▼テレビで紹介され話題のエビ3点盛り。店主自ら市場に出向き選び抜いたエビのみをひとつひとつボイルし、大きすぎる皿に乗せた逸品。
【連載189回 大好評につき拡大版でお届けします♥】
青山ブルーマウンテンの青山はらぺこグルメマウンテン
▲青山ブルーマウンテン
(あおやま・ぶるーまうんてん) 小説家。代表作「うさぎになったバリスタ」は映画化もされた。
- 青山ブルーマウンテン、話題のブルーハーブ専門店についに潜入成功です!
「いらっしゃいませ!草でも食ってろ!が話題のブルーハーブ専門店。植木鉢からむしってハーブを食べました!体力が回復した気がしました♡ - CAFE WFのとっても固いブラウニー
固い!おいしい!固い!固くて涙がでました - Kitchen KINEMAのやわらかパンケーキとチョコケーキ
固さが売りのブラウニーのWFのおとなり、こっちはやわらかすぎるカフェキッチンキネマ。寝ながら飲めそうなやわらかさ!店内はおじいちゃんで溢れていました! - 次回もお楽しみに!
StreetSnap
出張版TAKE OUT BAKERY
【他の追随を許さない至高のパン作り】ベーカリー保登
▼定番人気のバターロールと食パン。焼きたてはもちろん、冷めてもやわらかく美味しい。
焼きたてのパンと花の香りが出迎えてくれる、赤い屋根が目印のベーカリー保登(ほと)。晴れの日はテラススペースも開放している。
【仕えよう―――汗を流しながら貴方の為に】筋肉執事喫茶
裏表紙
Walker No.?
【祖父から受け継いだ店 三姉妹の微笑ましさに思わず笑顔】
喫茶店RABBIT-HOUSE(ラビットハウス)
【昼はキュートな喫茶店 夜はダンディーなバー】
▲喫茶店ラビットハウスの看板。
▼自然に寄り添う姿から、三姉妹の仲の良さが窺える。チノさんの頭に乗るのはアンゴラうさぎのティッピー。尋常でないもふもふ。
珈琲通なら一度は耳にした事があるのではないだろうか、コーヒーの飲み残しでその日の運勢を占う"カフェ・ド・マンシー"。少し前まで、その結果が当たりすぎて怖いと有名なマスターがいたと噂の店がここ「喫茶店ラビットハウス」だ。何を隠そうこの店、本誌掲載「青山はらぺこマウンテン」も大人気、青山ブルーマウンテンの代表作「うさぎになったバリスタ」のモデルの喫茶店。青山の学生時代から馴染みの店であり、小説家になったきっかけも先述のマスターからの勧めがあったからだと言う。そんなラビットハウスで出迎えてくれたのは、現在店を継いでいる3姉妹。幼少の頃から祖父の仕事を見て育った影響か、末っ子さんはまだ中学2年生という若さで、香りだけで産地や銘柄を当てられるほどコーヒーに精通している。カフェ・ド・マンシーはまだカプチーノしか当たらない、とこぼしていたが、将来は家業を継いで立派なバリスタになるのが夢だそう。ラビットハウスのこれからが楽しみだ。それにしてもこの3姉妹、全然似てないなあ。
▲カウンター席からはコーヒー豆・ティーカップの他に、夜のバーテンタイム用の酒も並んでいるのが見える。
◆ラビットハウス外観。
▼店内の小物にもうさぎがいっぱい。
ラビットハウスのバータイムのマスターは3姉妹の父である香風タカヒロさん。昼間はキュートな喫茶店が、夜には一転して大人の雰囲気なバーに。ダンディーな容姿と渋い声で、経営難だったラビットハウスを得意のジャズで盛り上げ救ったこともあるそう。気の利くマスターとゆっくりお酒を楽しみたい方は、夜に足を運んでみて。
▼先代のマスター
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関連項目
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