ガレリウス(ユニコーンオーバーロード)とは、ゲーム『ユニコーンオーバーロード』の登場人物である。CV:玄田哲章
概要
新生ゼノイラ帝国皇帝。元はコルニアの将軍でヴァルモアと名乗る優れた武将だったが、突如反乱を起こす。コルニアを廃し、新生ゼノイラ帝国を興す。(公式サイトより引用)
「かつての領土を我が手に取り戻す それだけのことだ」
物語の黒幕的存在。代々家に受け継がれてきた古代ゼノイラ文明の遺産たる黒い鎧を纏い、その巨体で身の丈以上の大斧を振り回す武人。かつてはコルニア王家にヴァルモアという名で仕えた将軍であり、15年前に起きたコルニアとドラケンガルド王国との小競り合いでは仲裁を担当するなど、武勇だけでなく知略にも優れた有能な人物として描かれていた。
ところが本編開始前の10年前、聖歴895年に突如として古代ゼノイラ皇帝の末裔を自称して反乱を起こし、手勢を率いて雷雨の中グランコリヌ城を急襲。念入りに根回しをしていたのか王家と懇意にしていた領主が一斉にヴァルモア側へと寝返り、また王家中枢からの反乱だったため、あっと言う間に女王イレニアの所まで進軍する。チュートリアルステージでは一人息子アレインを逃がすために自ら時間稼ぎを行うイレニアとヴァルモアの戦いが描かれている。この時に分かるヴァルモアのレベルは49(イレニア隊のどの人物よりも高い)、HPは257とダントツに高く、加えてクラスチェンジ済みとかなり強大な存在である。
突撃してきたイレニア隊を討ち取ったヴァルモアは王位を簒奪。コルニアを乗っ取ってゼノイラ帝国に国号を変えると皇帝ガレリウスを名乗り、元コルニア軍の兵力を使ってフェブリス大陸全土への侵攻を開始した。その勢いは凄まじく、コルニアの内乱を好機と捉えていた東の国ドラケンガルド王国は呆気なくゼノイラ軍に大敗、父王が戦死するとともに第一王子ルートヴィヒが行方不明になった。それでも屈強なドラケンガルド軍に5ヵ月間も粘られた事はあったが、毒薬を大量に流し込んで死病を流行らせるという反則技で撃破。首都ソルドラーガを制圧する。エルヘイムへの侵攻の際はコルニアから寝返った魔女アルチーナの先導で本来通り抜けられない迷いの森を突破。首都ラウルハムを失陥した事で巫女エルトリンデは降伏を申し入れた。北国バストリアスには王家や統一政権が存在せず、勇猛な獅子族が降伏勧告に応じずに抵抗したものの全滅し、全土が支配下に置かれた。西国アルビオン教国もまたゼノイラ軍の侵攻を受けて降伏。ゼノイラのもとで存続が許されたが、実態は傀儡政権に過ぎなかった。全ての国がゼノイラ帝国の軍門に下ると、ガレリウスは新生ゼノイラ帝国によるフェブリス大陸統一を宣言。未だ抵抗勢力が各地に散在していたが帝国の支配を揺るがすには程遠かった。
一方、ガレリウスには治世への関心が全く無く、占領下の町を雇った傭兵や将に好き勝手統治させた結果、住民が塗炭の苦しみに喘ぐほど荒廃してしまっている。したがって帝国の支配に反感を持つ住民は多かった。その後、ガレリウスはパレヴィア正教の教皇を伴って大陸中にある聖所の破壊に専念。ところが最後の1ヵ所を破壊する前に教皇が死亡したため、直系の娘であるスカーレットを探す羽目になり、聖所の破壊は長らく足踏みを強いられる事となった。
反乱から10年後、港町ウーヴリールに降り立ったアレイン率いる解放軍を支配の術で手駒にした騎士ルノーに襲撃させ、その中にいたスカーレットを城塞都市イークイッドに拉致。コルニア編のメインクエスト「司祭の行方」にて体験版ではラスボス、製品版では序盤の大ボスを務める。一度はアレインに敗れるものの、バルトロの援護で最後の聖所の破壊には成功し、力を取り戻したガレリウスはアレインを一蹴。「待ちわびたぞ、この時を ようやくだ…!」「ようやく皇帝としての責務を果たせる…!」「囚われたゼノイラの民を救うことができるのだ」と意味深な言葉を残して王都に帰還するのだった。
そして最終クエスト「一角獣の覇王」にて雌雄を決する事になる。
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- エルトリンデ(ユニコーンオーバーロード)
- ニーナ(ユニコーンオーバーロード)
- ギャメル(ユニコーンオーバーロード)
- リディエル(ユニコーンオーバーロード)
- メリザンド(ユニコーンオーバーロード)
- オーシュ(ユニコーンオーバーロード)
- セルヴィ(ユニコーンオーバーロード)
- スカーレット(ユニコーンオーバーロード)
- セレスト(ユニコーンオーバーロード)
- イスタニア砦解放戦
- フラウ(ユニコーンオーバーロード)
- プリム(ユニコーンオーバーロード)
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