グレイとは、ロマンシングサガで最初に選択できる8人の主人公の一人である。
→その他の同名のキャラについては、「グレイ」を参照のこと。
概要
24歳。冒険者。かつてはバファル帝国軍にいたこともあったようだが、現在は財宝探しの旅を自由気ままに続けている。
金銭や権力、世間体等に縛られない独自の価値観を持ち、興味さえあれば時として手段を選ばぬ行動を取る。
ローザリアの聖戦士ガラハド、エスタミルの魔術士ミリアムと共にリガウ島に財宝探しに訪れた所から彼のストーリーは始まる。
グレイという名前は彼のポニーテールの髪や瞳の色から来ているといわれるが定かではない。どこか飄々としているがいざという時は勇ましく剣を振るう、そんな頼もしき剣士というイメージが彼をロマサガの中でも人気キャラに高めているといえようか。
仲間に加える時の台詞「かっこいい男!ぜひなかまにせねば」はクローディアを仲間に加える時の「おおー びじんじゃん ぜひなかまにせねば」と同じくよくネタにされる。
概要(ミンサガ)
26歳。髪型がもっさりしていて歌舞伎役者みたいになっている。
千葉氏の演技とBGM「絶対自由 -Gray-」が、一見無口でクールに見える彼のキャラクター性をより一層引き上げている。
リガウ島の「刀の声」イベント等の見せ場が増えており、また重要シーンでは彼らしい名台詞を聞くことができる。SFC版と同じく、サガらしい冒険を楽しむに相応しいキャラといえようか。
成長率は全てのパラメーターで平均という何ともなキャラ。育て方も絶対自由ということか。
地図のためだけに彼を仲間にしてポイしてはいけません。
ガラハドとの関係
ガラハドとは冒険仲間であるはずだが、ねんがんのアイスソードを殺してでもうばいとる役割はなぜかグレイというイメージを抱いている方は多いかもしれない。
SFCではアイスソードが非常に使える武器であること、ガラハドを殺して冥府行きを確定させた後、デスに頼んでガラハドを生き返らせて凍った城へのルートを聞くというシナリオアイテムみたいな感じで旧親友に接するプレイヤーが多いためもあるだろう。
ミンサガでもアイスソードがかなりクセのある武器になった事と予備知識ゼロでガラハドに返り討ちにされがちになった事を考慮しても、グレイ=ガラハド殺しというイメージは変わらない。
『ロマンシング サ・ガ 大事典』のマンガ「とびだせオブシ団」やミンサガアルティマニアの小説「吟遊詩人は歌う」でもガラハドからアイスソードを殺してでも奪っているのはもはやお約束化している。
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