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| 東根市（2011年3月1日時点） | |
|---|---|
| 面積 | 207.17km2 |
| 人口 | 4万6582人（推計） |
| 市の花 | サクランボ |
| 市の木 | ケヤキ |
| 隣接 市町村 |
山形県 山形市、天童市、尾花沢市、 村山市、西村山郡河北町 宮城県 仙台市（青葉区、太白区） |
東根市とは、山形県にあるさくらんぼを必要以上にアピールする市である。
概要
山形盆地の北側にある、さくらんぼの生産量が日本一であることで有名な市である。
主要駅はさくらんぼ東根駅でこの周辺地域がかなり発展している。
また、山形空港があるのもこの市である。
かつて村山盆地の中央に「藻が湖（もがうみ）」という湖があり、その東の奥羽山脈のふもとの拓けた土地を「東根」と呼んだことが地名の由来という。1352年の足利尊氏の文書で「東根」の地名が確認でき、1356年に寄進された普光寺の梵鐘の銘にも「東根」の文字が残されている。
山形市や仙台市のベッドタウン化しており、人口も増加傾向にある。
しかし、文化施設は駅に設置されている簡易図書館を除いて、全く無い（文化施設を建設するための予算が無いため）。
冒頭で述べた通り、さくらんぼで有名であることをアピールするのに必死なようで、駅名やマラソン大会に「さくらんぼ」とか入れたり、挙げ句の果てに、小学校までにも「さくらんぼ」を入れようとしたが、大人の事情で諦めた。
尚、「果樹王国ひがしね」とか表記しているが、これは決して誇張でもなく、東根のスペックはさくらんぼだけに留まらない。りんご、桃も収穫量県内1位であり、洋梨やぶどうの生産上位となっているなど、間違いなく果樹王国山形のエース的存在といえるだろう（そして、この東根は南の果樹王国和歌山県紀の川市や西の果樹王国岡山市と毎年フルーツを使ったデザート対決をしている）。また、これらの果樹が春から秋にかけて入れ替わるように旬が続くので「いつ訪れても楽しめる『果樹王国ひがしね』」とPRしている。このように果樹栽培が盛んな理由は東根が乱川扇状地に位置するためで近代以降に果樹地帯が発達した。
また、蔵王高原ブランドのゼリーで有名な和歌山産業株式会社がある。これは元々和歌山缶詰という和歌山県の缶詰会社が山形産のサクランボを缶詰加工して売るため山形工場を設け、その後山形工場が独立したため（決してあっち系の人が、産地の名前に肖って適当な名前を付けたわけではない）。
日本一の欅の大木があることでも知られ、「東根の大ケヤキ」は国の特別天然記念物となっている、樹齢1500年以上の巨木。天然記念物のケヤキは全国にいくつかあるが、特別天然記念物なのはここだけで、日本一の呼び声に恥じない樹勢を誇る。かつての東根城にあたる東根小学校の校庭にあり、来訪者が絶えない。
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関連項目
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